二次創作小説(紙ほか)
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 少女がいまいる寂しい世界
- 日時: 2017/12/29 17:27
- 名前: ねこましゅまろ☆ (ID: 3KWbYKzL)
- プロフ: https://www.youtube.com/watch?v=-s9w4dBIZCc
東方のフランドールの曲、『白夜の夢』からのイメージでつくったフィクションのお話ですので、実際にはありません。
ある少女はこんな夢をみた。真っ白でなにもない世界の夢を。真っ白はいやだった。そこに一羽の鳥が上から飛んでくる。少女は鳥をみた。鳥は動いていたが、生々しい血がたれていた。それをみて少女はおもった。「私は1人なの?だれもいないの?」そのとき、真っ白じゃなくて、赤くそめることにした。赤く染めるには…とおもって少女は自分を切り裂いて赤くそめよう…そうすれば…明るくなれる…。そして、少女は自分の目をさした。その後、全てが壊れたように、ても、指もすべてきりさいた。少女は吸血鬼だった…。吸血鬼にとってひとを殺す…それは最大の愛の表現だった。だから、元の家にすんでいた一緒の人たちも切り裂いた。罪悪感に満ちた少女だったが、もう遅いと確信し、やがて心までもが殺され、乗っ取られ…闇の深い深い奥へとしずんでいった。孤独に一人で生きることが恐怖、憎しみがうまれることも知ってたはずなのに、少女は泣く。目からでる、温かい赤色の水を少女は手の上へとのせた。
少女「みんな遊んで。遊んで…遊びたい…ねえ…せめてお話しましょ…口がないからはなせないの?ごめんね…大好きだったの。その笑顔が…もう…みれないんだね。私が見られなくしちゃったんだ…そう…泣いてくれるの…。美鈴…、咲夜…パチェ…、小悪魔…そして…お姉様…。もっと遊びたかったよ…。大好きだよ…みんな…お姉様…ありがとう…楽しい思い出…。くれたもの…もう十分だよ…待っててね…私、みんなのところへいくから」
少女はだれもいない血の海の中へ入っていった。鳥も両手にもち、目をつぶり、血だらけのまま、『ごめんね。ありがとう』そう思いながらしずんでいく。もう少女は目を開けなかった。死を覚悟して。恐れず、恐怖も消し去り、血の水を目から流しながら、鳥と…ー。
終 サイトのページが上のurlにのってますので、きいてみてください。よくわからない話でしたか…まあ短縮しましたので…え?ちゃんと全部かけって?あ、すみません…気をつけます。