二次創作小説(紙ほか)
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- 奪還
- 日時: 2017/12/29 21:35
- 名前: 白銀 (ID: zKniY0ST)
皆さんこんにちは。白銀です。
もう年末ですね。来年も夢小説を書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
さて今作は、銀さんを救うために土方さんたちが奮闘するところを描いていきたいと思います。今作は短くなってしまうと思います。ごめんなさい。
↓どうぞご覧ください。
「ああ、もう駄目だ!」
土方が持っていた書類を投げ捨てた。
「そういうなトシ。何とかしなきゃ万事屋を救うことができないんだからな。」
「だってよ近藤さん。どいつもこいつもあいつが白夜叉だということを示す書類ばかりじゃねぇか。これじゃいつまでたってもあいつを助けることなんか・・・」
「弱音を吐いている暇があるならニコチンまみれのその頭で考えるヨロシ。」
神楽が書類を見ながら言った。場所は万事屋。新八と神楽それに桂、そして真選組の三人が知恵を絞りだしている途中だった。するとそんなところにお妙がやってきた。
「お、お妙さん!まさかこんなところで会えるなんて、やっぱり僕たちはつながって・・・・ぶべらっ!!!」
近藤がお妙に飛びつく前にお妙が蹴り飛ばしたのである。
「どうしたんですか?こんなところにそんなものを持って難しい顔をして・・・」
「姉上、ちょうどよかった。姉上も手伝ってください。」
「何を手伝うの?それに、銀さんは?」
お妙には銀時がいないことを伝えていなかった。真選組の三人が事情を説明した。お妙はしばらく茫然としていたが、あることを真選組に質問してきた。
「で、今銀さんに事情を聞いている人たちはあなたたちになんて言ってきたんですか?」
「確か『坂田銀時が白夜叉だということがわかったから屯所に連れてこい』みたいなそのようなことを・・・言ってやしたぜ。」
沖田がそういうと、
「じゃあ、令状は下りていないのね?だったらそれは不当な取り調べじゃないのかしら?」
「「「「「「!!!!」」」」」」
全員そのようなことは考えていなかった。どうすれば救い出せるのかということだけを考えていたため、取り調べの動機が不十分だということに気付かなかったのだ。
「流石です姉上!これで銀さんを助けに行くことができる!」
「流石姉悟ネ!」
そういうや否や二人は万事屋を出ていこうとする。
「待て二人とも。」
それを土方が止める。
「確かに動機は不十分だ。確かにあいつはそういった。だがその言葉を証明するものがない。」
「そうですねぃ。これじゃ逆に俺たちが犯罪者になっちまう。」
また行き詰ってしまった。すると今度は桂が、
「誰か声帯模写をできるものはいないのか?」
ふと真選組の三人は見廻組の今井信女の存在を思い出した。
「あいつなら、将軍の声真似が出来たんだしいけるんじゃないのか?」
なぜか将軍の声真似をしたことがばれているのが不思議だがそんなことを言っている暇ではない。
桂以外の全員が信女の所へ向かった。
そのころの銀時は、薬の効果が効いたままの状態で鞭打ちの拷問を受けていた。服がところどころ裂け、服の隙間からは出血が見える。
「どうだ?薬の効果は?」
「絶大、だな・・・気ぃ、失っちまうぜ・・・・・・」
銀時はかすれた声で答えた。
「だろうな。だがこれだけもったやつは初めてだ。大体の奴は薬を飲ませてから拷問を始めて30分と持たなかった。記録更新だな。今の時間は薬を飲ませてから3時間だ。」
「嬉しく、ねぇな・・・いつ、切れるんだ・・・・・・」
「そうだな、まるまる2日ってところだな。」
銀時は心の中で絶望した。薬の効果が切れるころには流石の自分も死んでいるだろうなとそう思った。
「まだお前を死なせる気はねぇ。まぁせいぜい頑張ってくれよ。」
そう言い残すと早川は拷問部屋から姿を消した。
「はぁ、いつ、間で俺は・・・こんな所に、入れられてんだろうな・・・・・・」
ふと新八と神楽の顔が浮かんだ。
「会いてぇな・・・ちくしょう・・・・・・」
銀時はそうつぶやいた。
続く
あとがき
これ以上先が思いつきません。今日はこれで終わりです。またすぐに書けるように頑張ります。
コメント待ってます。
ではみなさんよいお年を!!!