二次創作小説(紙ほか)
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- BLEACH〜霊能大旋風〜
- 日時: 2018/01/04 09:56
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
神堂千月は夜の空を翔けていた。
彼女が追う虚をまた別の青年が追っていた。
つまり、だ虚は今。
二人に追いかけられていた。
- Re: BLEACH〜霊能大旋風〜 ( No.1 )
- 日時: 2018/01/04 11:19
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
その青年を追い越し千月は神楽で虚を斬り捨てた。
彼は足を止めた。
「…あ、ゴメン!真横擦れ擦れだったけど、どこかケガとかない!?」
千月は神楽を納刀し青年に駆け寄る。
「ケガはない、それよりその姿…」
「あ、あ〜…その」
「死覇装だっけ?てことは死神?」
青年は暗い黄色の目を千月に向ける。
千月も黒い目で彼を見た。
長く黒い髪を後ろで束ねている。
「…うん、私は神堂千月。よろしく」
千月が名乗ると彼は目を見開き驚いた。
「神堂!?な、なら浦原さんとかも知ってるのか!?」
「え!?あ、うん何回か世話になったし…」
「な、ならさ明日、浦原商店に来いよ!で色々お前のこと教えてくれよ
待ってるからな!」
引き留めようとするも帰られてしまい千月も仕方なく家へ帰った。
■
翌朝の浦原商店。
「…なぁ浦原さん、神堂千月って…」
浦原は隣に座り込みご飯を食べた。
「あぁ神堂さんですか。彼女、スカートとかも好まないらしいし
髪も短くしたがるせいで時折、女の子には見えないときが
あるんですよね…」
そう言えば…と彼は昨晩のことを思い出す。
高いトーンの声ではなく中性的な高と低の間ぐらいの声だった。
- Re: BLEACH〜霊能大旋風〜 ( No.2 )
- 日時: 2018/01/04 12:00
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「こんにちはー!」
声のした玄関に彼が向かうとそこには黒髪のショートヘアに
黒いベストに黒いヒールの低いショートブーツを身に着けた中性的な
少女がいた。
その後ろには若い黒髪の男がいた。
「おや、神堂さんに飛永さんじゃないっすか。さぁさぁ、中に
入ってください二人とも」
浦原さんに言われ二人は中に入った。
■
「じゃあ私は向こうの部屋で飛永さんと話してますんで何かあったら
呼んでください」
二人は移動し千月たちだけが残された。
「あ、あの時。俺の自己紹介してなかったよな。俺は風霧 迅也だ、
よろしく千月」
「うんこちらこそ。そういえばあの大きな大剣?あれ迅也くんよりも
大きいよね?なのにすごいよね、普通に持っていられるなんて
私だったらすぐ落としちゃうかも」
「でも結構重いぜ?まぁ俺は扱えるけどな!」
明るい笑顔を見せられ少し親近感が湧いてきた。
こんな日が続くと思われたがそうもいかないらしい。
■
「…なるほどな、だがユーハバッハとかいう奴は死んだろ?」
「えぇですが何者かが連れ出したとかなら…」
「連れ出した?…まさか倒される前の次元から?」
「…まぁ推測ですけど」
飛永は胡坐を掻きながら天井を見上げる。
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