二次創作小説(紙ほか)

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カゲロウデイズー新−
日時: 2018/01/27 08:03
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

私は空、今出かけていた。

1.メカクシシティ >>01-04
2.

Re: カゲロウデイズー新− ( No.1 )
日時: 2018/01/24 20:39
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


ところがどっこい私は災難なことに強盗にあってしまった。
最悪なことに人質と化した私に一人の青年はペラペラと話しまくる。

 ■
キドside

「えっと、仲間ってどういう意味?」
俺は携帯の写真を見せた。
とはいっても能力で隠れ写真を撮っただけだが。
「これ、お前だろう?能力を使う時、目が赤くなる」
俺自身も能力を使い、能力を使って見せた。
案の定、彼女は混乱している。

「…これで分かっただろう。時雨タクマ、俺たちの仲間に勧誘する」
「…」
タクマは赤っぽい黒髪を揺らし少し考えた後、すぐ俺の手を取った。
「分かったよ、よろしく。で、お前のことは何て呼べばいい」
「キド、俺はメカクシ団団長のキドだ」
「そうか、よろしく団長」

その後、俺たちのアジトへ案内した。

 ■
タクマside

そのアジトは近未来的だ。
アジトというよりホテルだな、それも一泊二万とかする高級な。
俺と団長が部屋に入ると他に三人の人物が見えた。

一人は真っ白い髪をした華奢な女子だ。
他の二人、片方はかなり高身長でもう片方はなんかヘラヘラしてんな、
殴りたくなる。

「改めてようこそメカクシ団へ、タクマ」

Re: カゲロウデイズー新− ( No.2 )
日時: 2018/01/24 20:53
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「やぁやぁタクマくん、僕はカノって言うんだ、よろしくね。
 いやぁキドがなんかしてたらごめんね〜ホント怖い人だからさ〜
 ちょっとからかっただけで怒るん グァッ!!」
脇腹に団長の肘打ちが決まり、小さな悲鳴が聞こえた。
まぁ予想はしてたけどな。

「ッテテ、じゃあ気を取り直してこっちの大きい人がセト」
「ちょ、ちょっとそういうカンジの紹介は良くないと思うっす」
まぁ大きい人って説明は失礼極まりないな。
ぶっちゃけるとカノ、お前、俺のことも含めてそんな紹介してんのか?

「あっと、君も大きいよね!いやーごめんごめん、でこっちの白い
 ボンボンがマリー」
「もうボンボンじゃないもん!!それより私、お茶持ってくる」
「あぁマリー、だっけ?俺はいらないぞーって聞いてねえし…」
マリーってヤツ、相当天然だな…。

「そういえば仲間っつってったな。どういう意味だ?団長は姿が
 消えた。いや、存在が薄くなったみたいだしな」
三人がガタッとする。
俺、なんか言ったか?

「なんで俺の能力の効果が分かった?」
「い、いきなりなんだよ!?俺だって知らねえよ、俺の知り合いに
 いろいろ教えてもらったんだよ、その時に目に浮かぶ能力が
 あることも知った」
俺は左目を片手で覆いカノに向けて能力を使った。
案の定、カノは茫然とした顔で「海…?」とつぶやいた。

能力を解くと同時にカノは我に返った。
「俺の能力は簡単に言えば幻を見せる力、相手に幸せな気持ちにさせる
 こともできればトラウマを植え付けんのも簡単だ」

Re: カゲロウデイズー新− ( No.3 )
日時: 2018/01/24 21:04
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

俺たちはちょっと買い物しにショッピングモールへと
やって来た。

「にしても団長の能力は便利だな。ホントに透明人間になったみたいだ」
「まぁ人に触れられれば解けてしまうけどな」
俺はあちこちに目を向ける。
そこで一人の女に目を止めた。
男か女か見分けが付かないくらい短い黒髪、黒い瞳に
青と白のフードの無いパーカー、空だ。
団長と話しているみたいだな。
「…どうしたんすか?タクマ」
「…もしかしてか・の・じょ?グホッ!」
茶化すカノに手加減したが腹パンした。
「タダの知り合いだ。彼女じゃねえ」
セトとマリーは驚いてるみたいだな、次に出てくる言葉は容易に
想像できる。
「お、女だったの!?(だったんすか!?)」
「あぁ、女だ…ん?これは厄介だな…」
俺はすぐに目を向けた。
空は仮面をつけた男に捕まり、気を失っている。
すぐ駆けつけようとするもカノに手を掴まれた。
「彼女の方は僕がどうにかしとくよ」
それだけ言い残し階段を駆け上がっていく。

「心配いらない。アイツの能力に限って捕まることはないだろう。
 理解の早いお前なら分かるだろう?俺たちは別のルートを
 行くぞ」

Re: カゲロウデイズー新− ( No.4 )
日時: 2018/01/25 18:20
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)


「すごいな団長の能力は…」
イマイチ場所は掴めんが団長が言うに恐らく空が捕まっている場所の
近くらしい。
「本来なら捕まっていたかもしれないがな。ッ、それ」
携帯が宙を舞い俺の手の中に入る。
カノと空の写真か…無事が確認できたならいいか。

「団長さん、マリーちゃん」
「モモ、シンタロー!?よくここまでたどり着いたな」
「まぁ、苦労はしたけどな、そっちは新しい奴か」
「あぁ、こいつはタクマだ。紹介する、二人はシンタローとモモだ」

 ■

空side
「大丈夫もうすぐ助けが来るよ」
耳を疑う、よくも確証もなしにそんなことが言える。
それだけ確信する点があるのかな?

「…!!?」
突然、目の前に草原が見えた。
私たちがいたのはここではない、ということは。
タクマが近くにいるということか。

 ■

タクマside
俺の能力で全員に幻を見せ、強盗の奴ら以外の奴にマリーの力が
掛からないようにした。
モモとマリーが前に出てシンタローは団長と共にセキュリティを
操りシャッターを開いた。
マリーの能力で強盗は全員身動き一つしなくなった。

「…タクマ!?なんでここに…」
「たまたま通りかかってコイツらと会って助けに来た」
簡単な説明だが空は案の定、相槌を打った。

「それよりも、だ…俺たちのことを知られた以上お前には
 仲間になってもらわないと困る」
「といいますと?」
空も分かり切っているみたいだが…まぁいいか。
「確か空と言ったな、俺たちメカクシ団に勧誘する」


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