二次創作小説(紙ほか)
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- 東方終末論
- 日時: 2018/01/29 03:12
- 名前: とある館の主 (ID: I2AL/1Kk)
あの日は館の中が血で染まった。外の景色だって、大量の屍があった。そんな中で……私は教育を受けていた。
・この小説は東方projectの二次創作
・作者の文才は乏しい
・常に誤字が発生している
あぁ……すまない。私は文を書くのが苦手でね。暇な時間に書くから、長い時間が経過してしまう。だが、此処に来てしまったんだから、見てくれると嬉しいかね。
- Re: 東方終末論 ( No.1 )
- 日時: 2018/01/29 04:50
- 名前: とある館の主 (ID: I2AL/1Kk)
真昼の人里で歩く猫は、のんびりと散歩を楽しんでいた。しかし、前から来る誰かに衝突してしまった。
「イタタタ……あれ?」
尻餅をついた猫は上を見上げると、陽射しから身を守る傘を持った少女が立っていた。その者は彼女に問う。
「お前が八雲 紫(やくも ゆかり)の使いだな。少しだけ聞きたい事がある。」
「……え?」
八雲 紫の使い……橙は口をポカーンと開けたままでいた。少女は溜め息を吐けば、此方に背中を向けた。
「団子でも食べるか?」
「……あ、ちょっと待ってよ!!」
橙は慌てるように追いかける。彼女を見て動けなかったのは橙だけじゃない。人里の人間達も驚いていた。
「それで……話って何?」
団子屋で寛ぐ橙は横に座る少女に聞く。少女は紅い瞳を輝かせて一言。
「八雲 紫に紅魔館へ来るようにと伝えてくれ。それが私の頼みだ。」
「ふーん、紫様は家に帰ってくるのも珍しい方だからねー。少しだけ時間がかかっちゃうかもしれないよ?」
「あぁ、構わない。」
「それにしても、紅魔館の主さんが人里に来るなんて珍しいね。レミリアさんだっけ?」
「レミリア・スカーレットだ。この際、お前に教えてやるか。」
呆れた顔を見せた少女はレミリア・スカーレット。紅魔館の吸血鬼だ。誰もが恐れるカリスマである。
「あぁ、その前に一つ。」
そう言えば、彼女は橙の顔に近づく。そして、人差し指を立てながら警告してきた。
「この話は八雲家だけの情報。それを約束出来るのなら……話すが?」
「う……うん。」
橙は冷や汗を掻きながら頷く。それを見たレミリアは静かな声で話した。
「幻想郷の多数の者が死ぬ運命が現れた。原因は月の連中らしいが、肝心な連中は殺されるようだ。」
「……!!」
橙は彼女の言葉を聞くと同時に、持っていた串団子を落とした。
「考えれること……それは、月の連中がナニかを制御しきれなかった事。それが、お前の主の行き来する場所を通じて、地上に来るのだろう。」
「そんなことは……うぅっ!?」
突然と口を手で押さえられる。
「あぁ、悪魔で仮定だ。別に貶したりしたいワケではない。」
レミリアは橙の口を押さえる手を退ければ、立ち上がり傘を差す。
「それが今の運命だ。」
レミリアは静かに歩いていった。橙は急いで団子屋を後にする。だが、肝心な事を言われてなかった。
ーそれが【いつ】の話なのか?ー
この時点で運命を変えたつもりであった。しかし、運命とは此方の動きを全て計算している。テーブルゲームをするなら、どの勝負でも考えを読む。レミリアは大きな運命に逆らうつもりでいた。それが……新たな運命を呼ぶであろうと信じて。
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