二次創作小説(紙ほか)

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暗殺教室 出会いの時間
日時: 2018/01/29 17:35
名前: 白銀 (ID: zKniY0ST)

皆さんこんにちは。白銀です。
本当に冬は嫌です。指が冷え切ってパソコンのキーボードがうまく打てません。
私がこれまで作ってきた作品の閲覧数が順調に伸びてきております。
読んでくださっている方々、本当にありがとうございます。
さて、今作は前回の続きですね。
4月の最初の出会いのところから書いていこうかと思っております。
↓どうぞご覧ください。



キーンコーンカーンコーン
チャイムの音が聞こえる。今日からエンドのE組と呼ばれている三年E組で一年を過ごす。
憂鬱な気持ちを抱えながら、渚はボロボロの校舎の中へと入っていった。
そこにはいろいろな生徒がいた。本当は頭がよかったはずなのにそれがコンプレックスで悪に走り素行不良とみなされE組に入れられた人、家が貧乏で学校に内緒でアルバイトをしていたらそれが学校に見つかりE組に入れられた人、単純に成績の悪い人、など本当にいろいろな人がいる。
ホームルームの時間になり教室に入ってきたのはまだ若い男性だった。
後ろにはなんだか強面な人物が何人もいる。
「私は防衛省に勤務している烏間惟臣だ。」
防衛省。その言葉を聞き教室内がざわめいた。
「あの、どうして防衛省の人がこんなところに・・・?」
磯貝悠馬がおずおずと聞いてきた。
「ああ。単刀直入に言わせてもらう。君たちにこいつを殺してほしい。」
そういうと同時に何か黄色い物体が教室内を駆け巡った。
あまりの速さに教室内のいろいろな書類が舞う。黄色い物体は教卓の前で止まると生徒に挨拶をした。
「ごほん、皆さんおはようございます。私が月を破壊した超生物です。」
今まで見たことのない化け物が自分たちの前に現れ教室内は大パニックだ。
「落ち着いてください。私は君たちに危害を加えることはありません。」
「その通りだ。」
その言葉に生徒は少しだけ落ち着きを取り戻し、自分たちの席に戻った。
「こいつはこんな見てくれだが実際に月を破壊した。君たちにはこの一年でこいつを殺してほしい。安心してくれ。殺すのに必要なのはこのようなナイフではない。」
そういうと烏間は懐からナイフを取り出した。
「このナイフは我々にとってはとても危険な代物だがこいつには全く通用しない。だが、コレならばやつにも通じる。」
そういうと烏間は持っていたケースからふにゃふにゃのナイフを取り出した。
「これは我々人間にとっては全くの無害だ。だがこいつには抜群の効果を持っている。」
そういうと超生物はハンカチでそのナイフを持つと、自分の触手を切り落とした。
「まぁ、すぐに戻るんですけどね。」
そういうや否やあっという間に触手は元通りになった。
「僕たちに殺せるんですか?」
「俺は防衛省に努める人間だが教員免許は持っている。この一年、このクラスにいるときは副担任。表としては担任としてここに勤務することになった。君たちの体育を担当する。それ以外の教科はこいつが教える。」
「よろしくお願いします。」
超生物が礼をした。
そうして、三年E組の不思議な暗殺教室が出来上がったのだった。
「そして、俺以外にもう一人体育を担当するという名目で呼んだやつがいるんだが・・・」
「お待たせ〜。もう始まっちゃってた?」
のんびりとした口調で教室に入ってきたのは、生徒たちと同い年の子供だった。
「「こ、子供!?」」
全員が一斉に声をそろえていった。
「子供とは失礼だな。君たちと同い年なんだけど?それにここでは俺は先生。まぁ、本職は殺し屋だけどね♪」
「殺し屋・・・?本当に?」
「疑ってるねぇ。しょうがないか。じゃあ、殺し屋だっていう証拠見せてあげよっか?」
そういうと同い年の子供・・・詩織はケースから特殊なナイフを取り出し超生物に向かって駆け出した。
最初の突撃を難なくかわしたと思ったが触手が一本床に転がっていた。
「す、すごい・・・!」
渚はつい言葉にそう出してしまっていた。
「信じてくれたかな?君たちに体術やナイフ術を叩き込む。がんばってね。」
渚たちの不思議な暗殺教室が始まろうとしていた。



続く




あとがき
いかがでしたでしょうか?
次回はあまり間を開けずにかけそうなので頑張ります。
では次回またお会いしましょう。


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