二次創作小説(紙ほか)
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- 東方終天録
- 日時: 2018/01/30 18:10
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
辰璃 奏(たつり かな)は外来人の少年、風鳴 天と出会う。
- Re: 東方終天録 ( No.1 )
- 日時: 2018/01/30 19:21
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
第一話 命名決闘法
「ス、スペル、カード…?」
幻想郷に来て間もない天にとっては聞き慣れない言葉であった。
「スペルカード、弾幕という奴だ。私も霊夢も響樹にいも勾時も
もちろん奏も使えるんだぜ」
「まぁ弾幕とかスペルカードって使用者の個性とかも出るし
自分の鏡みたいなものって考えてくれれば良いわ」
霊夢は魔理沙を小突いて魔理沙は意味を理解しイメージを沸かせるため
スペルカードを使う。
「魔理沙が使う魔法は主に光や熱、光って聞いて思いつくのは
星だと思うんだけど…だから魔理沙のスペルカードには星弾や
天体関係の名前とかが多いわ」
「じゃあ行くぜ。“魔符「ミルキーウェイ」”」
魔理沙は星弾を放ち辺りには弾幕の天の川が輝いていた。
■
しばらくして天もスペルカードを作り終える。
彼は五行の力を使うらしい。
もちろん霊夢も彼のスペルカードを見て、そういう力を使うと
すぐ確信した。
その後というものは霊夢や勾時によりスペルカードを使いこなすため
修行つけられた。
- Re: 東方終天録 ( No.2 )
- 日時: 2018/01/30 20:50
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
第二話 実戦、響樹vs天
「じゃあ最後の仕上げね。実戦と行きましょうか!」
霊夢は立ち上がり天の方を向きウィンクする。
「実戦って…霊夢が相手するのか?」
「私でも良いけど、手伝ってもらうのは響樹よ。魔理沙は
どんな奴でも全力だし、火力に集中してるし、アンタのスペルなら
響樹といい勝負になるんじゃないかなーって思って…」
「まぁそういうこった。さぁ、早くやろうぜ」
■
二人が向かい合ったことを確認し霊夢が合図を出した。
「じゃあ先攻はもらうぜ!“水星「マーキュリーサイクロン」”」
天の足元に大きな渦潮が起こった。
それを見た天は一瞬目を見開くもすぐに空を飛び渦潮を避けた。
「“風符「疾風鎌鼬」”」
片手を横に薙ぎ払うように振るうと風が吹き荒れる。
負けじと響樹も弾幕を放つ。
「無駄だ。この風は全てを薙ぎ払う、その気になれば…」
不敵に笑いさらに風を強くさせる。
「“火符「サンライトガン」”」
「ッ!?」
風により元々十分なスピードがある弾丸は火を纏い響樹の身体を
貫く。
「敵じゃないから急所は外した。死ぬことはな…
「マスタースパーク!」
背後からその一言が聞こえ上に逃げるも上空からレーザーが
放たれていた。
「っと、予想は大正解だったみたいだな…ッ!!?」
手や足には頑丈に鎖が絡め結ばれていた。
「これで動きは封じたな。詠唱なんかされたら一環の終わりだが…
まだ何かやれることはあるか?」
「…いや、ないな。俺の負けだ」
- Re: 東方終天録 ( No.3 )
- 日時: 2018/01/31 16:56
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
第三話 人里の事件
真夜中だ。
月が昇り星が微かに瞬くだけ。
それでももうすぐお祭りもあるということで準備を進める
人間も少なからずいた。
「なぁ聞いたか?昨晩も一人、斬られたんだとよ」
「またかぁ?まさかよ、妖怪か!?」
「馬鹿言うんじゃねえよ。慧音先生もいるし天騎さんも
ここにいてくれてんだ、すぐ解決するに決まってる」
二人の人間はそんな会話をしつつせっせと準備を進めていく。
ただの人間でも分かるぐらい恐ろしい何かが二人の背後に迫っていた。
光も手元を照らす分しかないため後ろの影も見えず警戒を解くことは
出来やしない。
ヒュッ!という風を切る音と共に何かが斬られる音がした。
二人ではなく二人以外の何者かが二人を守る形で立っていた。
「アンタ、天騎さん!俺たちを守って…早く手当てしねえと
死んじまうぞ!!」
「大丈夫だって。俺はこんな傷で死ぬほど柔じゃないからな。
…逃げたか、お前ら気を付けろよ?」
■
その事件は幻想郷中に広められ霊夢たちの耳にも届いた。
霊夢と天、奏は人里へ出向いた。
その三人の姿は犯人の目にも入った。
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