二次創作小説(紙ほか)

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カゲロウプロジェクト‐増える能力
日時: 2018/02/22 14:19
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

メカクシ団に新たな仲間が加わり、

最悪の終わりを変えるため一人ぼっちが

動き出す。

キャラ紹介 >>01

第一話 >>02-03
第二話 >>04-05
第三話

Re: カゲロウプロジェクト‐増える能力 ( No.1 )
日時: 2018/02/19 18:46
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

オリジナルキャラ

タツミ

本名は竜海 友華。
能力はどうやら目を創る能力らしい。
性格的には模範少女といった感じで差別などは絶対しない。
死因不明。イメージカラーは青紫。


ハヤテ

本名:李鍵 疾風

怪力で性格は無愛想。死因は姉・日菜子を庇い銃で撃たれた。
その後、大切な者がいれば自分も苦しむと考えてしまい
無愛想な性格になった。イメージカラーは灰色。


能力:目に映す
少しカノの能力にも似ている。一番特徴的なのは
相手の力、技能をも映すことで、キドの能力を映したり
とにかく見たモノを再現したりできる。


リュウト

本名:雪影 龍斗

死因は他人を庇い事故で死亡。いつも明るい性格で頭も良い。
剣道の腕は五段の腕前を持つ。イメージカラーは黄色。

能力:目を逸らす
視線を他に逸らしたり攻撃の的をずらしたりできる。


ルキヤ

本名:三藤ルキヤ

死因は両親に暴力を振るわれナイフで刺された。イメージカラーは
白。賢く全員の能力を全て把握している。

能力:目に浮かぶ
相手の記憶を呼び起こしトラウマを見せたりする。幻を見せて
相手を惑わせる。

Re: カゲロウプロジェクト‐増える能力 ( No.2 )
日時: 2018/02/20 18:35
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

第一話 today

今日の日付すら忘れた。
私はノートを閉じた。学校ではあまり馴染めないため親は優しく
接してくれて「学校に行かなくても構わない。自学するといい」そう
言われ高校ではやらないような心理学などにも触れ勉強を
していた。

「と、なんやかんや一時間勉強したしたまには出かけないと」
そう思い私は部屋を出た。

 ■

よしよし長い間、何かを買ったりはしてないためお金には
余裕がある。それに近くにはショッピングモールもあるし、
何か買っていこうかな。
その時にこれは私が悪いのだが、前を見ていなかった。

「おっとすまない」
「あ、ごめんなさい。気を付けますね」
「……」
その人は突然、消えた。まぁ気にはしていないこれだけの人混み、
混雑を見れば人を見失うこともある。

何だろう私はさっきの光景に見覚えがあるような気がする。
耳をつんざくような銃声が聞こえる。私は逃げ惑う人混みに押し
倒されそこに尻餅をつく。

「ッ、何事!?強盗的な奴!?」
さらに逆行する人物が数人見えた。さっき見た人物の他に
真っ白い長ーい髪の少女やあれは…モモってアイドルだよね?

「あれ?大丈夫なの君?早く逃げようよ」
「え、あ、でも…他にもここに残ってる人が…」
猫っ毛の青年がそう言ってくるも私は指をさす。
ちなみに私はくせっけだ。
もう片方の青年も指差した方ではなく私の顔を見ていた。

「…君ってさ瞳の色、何色?」
なぜそうなった?
「えっと黒、だけど…」
それを聞くと二人の青年は顔を見合わせ何かを話し始めた。
目の色がどうしたのだろうか?

ついにシャッターが全て降りた。

Re: カゲロウプロジェクト‐増える能力 ( No.3 )
日時: 2018/02/20 18:57
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

第一話 today No.3

彼女はポカンとしている。彼女自身が目の色は黒だと言ったのだ。
それを疑うわけがない。

「カノ、もしかして彼女には自覚がないんすかね?」
セトも同じことを考えていた。
なら自分で真実を見てもらおう。

「ねぇ名前、聞いても良いかな?」
「名前?竜海 友華(たつみ ともか)だけど…」
「じゃあ友華ちゃん、ちょっと僕達についてきて」
友華ちゃんはそこから立ち上がり僕達に付いてきてくれた。
今も彼女の目は赤い。
それに彼女には能力を使っているはずのキドの姿が見えた。

そして近くに立てかけてあった鏡の前に彼女を立たせた。
やっぱり自覚がないらしい。自分でもその赤い目に驚いている。

「これ…どういうこと?」
「やっぱり自覚がなかったんすね」
「自覚?この目のことだよね?」
「そうそう、さっき自分の目は黒だって言ってたでしょ?でも
 赤色だし僕達と同じなんだよね。僕達も能力持ちでさ…」
「あ、もしかしてカノさんは目を欺くって能力じゃないですか?
 なんか見えたんですよ!もしかしてそれが私の能力ですかね?
 さしずめ『目を見る』とか?」

確かにそれなら目を隠すを使っていたキドが見えたことも合点が
いく。
また銃声が聞こえる。

「まだ残っていたのか!?」
「相手は三人、楽勝だな」
仮面をつけた中年の男たちが銃口を向けていた。
だが、そのうち一人の男が「うっ」と呻き声を上げる。

「残念、三人じゃないよ」
「クソッ!」
他の男が同時に彼、リュウトくんに向けてくん銃を発砲するも
彼は人間業ではない、銃弾をスルスルと避け男たちに接近し
瞬く間に手に持っていた木刀で相手を気絶させた。

Re: カゲロウプロジェクト‐増える能力 ( No.4 )
日時: 2018/02/21 21:08
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

第二話 十色

私には兄がいる、兄の友希。
母も兄も私の能力について知っていた。

「え、知ってたの?」
「あぁ、俺も母さんも詳しいことは知らないがこれだけは言える。
 お前の能力は目を見る能力じゃない、俺も知らないけどな…」
「友希、私少し出かけるからね」
母はそう言って家を出た。
すると兄は私を呼び兄は自分の机の引き出しからノートを取り出した。

「…お前が知り合ったって奴は目に関する能力を持ってたんだろ?」
「う、うん。キドは隠す、カノは欺く、セトは盗む、マリーちゃんは
 合わせる、モモは奪う、リュウトは逸らす、コノハは冴える、
 エネは覚める」
兄は頁をめくっていく。

「そのキドって奴らはこっちにある10の能力の一つだな。で、
 ここから少し話を変えるんだが…」
兄は一つ息をついた。
何か暗い話でもする気だろうか?

「今度、俺もお前と一緒に行っていいか?」
「へ?」

 ■


「って、私の兄に言われて…」
「会ってみたいな私は…ってあれ?お兄ちゃん?」
シンタローは目を丸くする。

「お、オイさっき友希って言ったよな?」
「うん…言ったけど?あ、もしかして先輩だから?気にしないでよ
 お兄ちゃんも言ってたしあんまり先輩って言われるのは学校だけで
 勘弁してほしいって」

Re: カゲロウプロジェクト‐増える能力 ( No.5 )
日時: 2018/02/22 14:18
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

第二話 十色№5

タツミさんの後ろにはスラッとした美形の青年が立っていた。
バカ兄とは大違いの顔立ちだ。

「あ、貴方がタツミちゃんのお兄さん?」
マリーちゃんはセトさんの後ろに隠れながらも顔をひょっこりだし
友希さんの顔をジロジロと見ていた。

「あぁ妹が世話になっているな」
「こちらも仲良くさせてもらっている。で、なぜ俺たちの元へ?
 理由などないだろう?」
団長さんは友希さんにそう聞いた。
彼は一つ溜息をつき団長さんの顔を見た。
全員が言葉を失った。彼の目は真っ赤に染まっていたのだ。

「…これでいいか?生憎なんだが俺の能力は無意識に発動する。
『目を塞ぐ』能力だ」
「へぇ、ならその能力。いったいどんな能力なの?」
「自分にとって都合の悪いこと、嫌なことを認識しなくなる。
 俺もお前たちと同じようにこの能力が嫌いなんだよ」

バカ兄は何かを深く考えているようだった。
その数時間後、彼とタツミさんは帰っていった。

「…あのキド、聞きたいことがあるんすけど…」
「なんだセト?」
「お父さんの部屋にあったアレにはタツミの能力も友希さんの
 能力もリュウトの能力もハヤテやルキヤの能力もなかったような
 気がするんす」

確かに見るも逸らすも塞ぐも映すも浮かぶもなかった。
じゃあ彼らの能力は…?

「何考えてるの?」
「わぁっ!?ル、ルキヤくん?」
「難しい顔はよくない、それに似合わないし…」
「そ、そっかゴメンね」

考えるのをあきらめた。


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