二次創作小説(紙ほか)

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【おそ松さん】ちょっとした喧嘩
日時: 2018/02/24 01:37
名前: えりかな (ID: no72hslI)

トド松と十四松がちょっとした喧嘩をします。
それを兄たちが見計らって、仲直りまでサポートしていきます。
にわかファンなので、違和感を感じることがあるかもしれませんが、ご了承ください。

Re: 【おそ松さん】ちょっとした喧嘩 ( No.1 )
日時: 2018/02/24 02:01
名前: えりかな (ID: no72hslI)

トド松side

はあ…今日はバイトで怒られたり、電車に3秒差くらいで乗り遅れたり、本当に嫌な日だった。あーーー疲れたーー!もう薄暗い中、少し怖いな〜なんて思いながら、家に帰る。
トド松「ただいま…」
靴を見ると、兄さん達は全員いるみたいだった。でも、母さんは買い物で、父さんは仕事っぽい。
十四松「トッティ〜!!おかえり!!」
トド松「あ、うん。ただいま、十四松兄さん」
十四松「ねえねえねえ!トッティ!トランプしよ!」
今日は一段と疲れていて、遊ぶ気分にはなれなかったし、少し、イライラしていた。
トド松「ごめんね、十四松兄さん。今日、ちょっと疲れてるんだ。また今度しよう」
十四松「ええー!今しようよ!トッティ帰ってくるの待ってたんだよ!」
トド松「うん、ごめんね」
十四松「じゃあ、UNOしよ!楽しいよ!」
今日、相当暇だったのか、いつも以上にしつこく誘ってくる。
トド松「いや、そういう問題じゃないからね」
十四松「えー?!UNOもダメ?!じゃあ、人生ゲームは?遊ぼーよー」
トド松「…るさい」ボソッ
十四松「え?」
トド松「うるさい!」
十四松「トッティ…?」
トド松「なんなの!帰ってきたと思ったら、ねちねちねちねち誘ってきて!疲れてるって言ってるじゃん!しつこいよ!」
十四松「トッティ、あの」
トド松「だいたいさ、わがままなんだよ!いつもいつも!全然兄さんらしくないよね、他の兄さんと比べて!僕、十四松兄さんのこと、本当は、兄さんなんて思ってないんだから!!!!」ダッ
十四松「…」


十四松兄さんを玄関に残して、僕は誰もいない部屋に逃げた。
どうしよう、十四松兄さんに酷いことを言った。僕らの間で暴言なんて日常茶飯事だけど、今回のはちょっと違う。僕は、なんてことを言ったんだろう…。後悔ばかりが胸を締め付ける。


トド松「…うっ…っ」ポロポロ

おそ松「…」チラッ
トド松「っうっ…」ポロポロ
おそ松「…」スタスタ

トド松「…?」
今、足音がしたような?でも、誰もいないし、気のせい…?うう、なんか怖いし、もう夕飯の時間だし、仕方ない…いつもの兄弟の部屋に行こう。

Re: 【おそ松さん】ちょっとした喧嘩 ( No.2 )
日時: 2018/02/24 10:22
名前: えりかな (ID: no72hslI)

トド松「…」ガラッ
おそ松「おう!おかえり、トド松!」
カラ松「グッドタイミングだ、ブラザー!ちょうどご飯が」
チョロ松「ほら、早く座れよ。冷めちゃうから」
カラ松「えっ…」
トド松「うん…」チラッ
十四松「…」
十四松兄さんはいつもと違って凄く静かだ。僕と同じで、少し目が腫れている。…泣いたのかな。
兄さん達はいつも通り、接してくる。知ってか知らずか…。


5人「いただきまーす」
十四松「…」モグモグ
おそ松「わっ、うめー!やっぱ、ハンバーグは最高だな!」
カラ松「ふっ…確かに。なんだか美味しいものを食べると、歌いたくなるな…食後はカラ松のミニライブをしよ」
チョロ松「うまいなー、ほんと!」
カラ松「え…」
一松「ねえ…食べないの?」
トド松「!あ、あはは、食べる食べる!なんかボーッとしてたのかな」
十四松「…」モグモグ
おそ松「いや、しかし今日は大損だった!今日、パチンコ運最悪!」
一松「あ…約束通り、お金返して」
おそ松「えっ、ちょ、一松〜!今の話、聞いてたよね?」
一松「事情なんて関係ないよ、返して。帰ったらすぐ返すって言ったよね?」
おそ松「一松!『お兄ちゃん』に対して失礼だぞ!」
十四松「っ…」モグモグ
チョロ松「おい、そんな時だけ、長男の特権使うとかないだろー」
カラ松「まあまあ、ブラザー、安心するんだ。ふっ…今夜はカラ松ミニライブがあるから」
一松「まあいいや…」ヒュイッ
おそ松「え、ちょ、お前ふざけんなよ!それはないだろーー!!ハンバーグ丸ごと一個奪うとか!」
一松「金返さないんだから、それくらい当然だ」
おそ松「いいか、一松。俺からハンバーグを奪うというのは、お前から猫を奪うようなもんだ」
一松「モグモグ…え?なんか言った?」
おそ松「おいー!食べたのかよ!」
チョロ松「まあ、ハンバーグくらい、いいじゃん」
おそ松「よくねえよ!くそー!」
カラ松「まあまあブラザー、カラ松ソングを歌ってやるから落ち着」
十四松「…ごちそうさま」スタスタ
トド松「…僕も、ごちそうさま」スタスタ
兄4人「あ…」

僕らの部屋に行くと、十四松兄さんがいた。野球ボールを投げている。
僕を見ると一瞬、動きが止まったが、すぐにまた投げ始めた。
僕は少し距離をとって、スマホを見ることにした。



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