二次創作小説(紙ほか)
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- 暗殺教室3
- 日時: 2018/03/07 18:55
- 名前: 白銀 (ID: uJjLNBYk)
皆さんこんにちは。白銀です。
今日はいっぱい遊びました。疲れたけど楽しかったです!
戦闘の描写がうまく書けないので省略しているところもあります。すみません・・・。
↓どうぞご覧ください。
詩織が家に帰ると、烏間はリビングで仕事をしていた。
「ただいま」
「ああ、おかえり。どこに行ってたんだ?学校は俺よりも早く出たはずだが・・・」
「気にしないで、ちょっとした野暮用だから。・・・・・・家でくらいゆっくりしたら?」
「そうもいかないんだ。仕上げなければいけない書類が山のようにあるからな。学校では授業もあるしなかなか進まないんだ」
「手伝おうか?」
「いや、大丈夫だ。今日はもう終わらせる」
そういうと烏間はリビングを出て脱衣所へと入っていった。
「俺もみんなの音楽のプリントを採点しなきゃな」
詩織はカバンから音楽のプリントを取り出し採点を始めた。
「やっぱり業はさすがだな、100点だもん。それに比べて寺坂は・・・もう少し問題を簡単にしたほうがいいのかな?でもそれだとみんなの力が伸びないし・・・」
ああでもないこうでもないと言いながら詩織は採点を続けていく。
採点を終えるころには烏間も風呂から出ていた。
「採点か?」
「そう、今ちょうど終わったところ。点を取れる人は取れるんだけど取れない人は本当に取れなくて、赤点はさすがにいないんだけど、寺坂は結構危ない感じかな」
烏間が詩織の手元を覗き込む。普段は上がっている前髪は今は濡れて下がっている。髪からはかすかにシャンプーの香りがする。
「確かにこの点ではまずいな。明日あのタコに相談してみてはどうだ?あいつならどういう問題を出せばいいのかわかるだろうからな」
「そうだね、そうするよ」
詩織はそう言うとプリントをしまい脱衣所に向かった。
「明日からはいつ帰れるかわからないからな。それだけは伝えておくか」
詩織は入浴をすぐに済ませ、明日の準備をしている烏間の横に座った。
「ねぇ惟臣」
「何だ?」
「明日からちょっと依頼があるから帰りが遅くなるかもしれない。できるだけ早く帰れるようにするけど、あんまり遅かったら寝てていいから」
「どんな依頼なんだ?」
「ごめん、それは惟臣でも言えない」
「そうか、怪我はするなよ」
「うん、わかってる」
二人はそのあと少しだけ話をした。そして次の日、二人は体育の授業で生徒たちと勝負をしていた。
生徒一人一人で戦いひとりでも烏間と詩織に勝てば生徒たちの勝利というルールだ。
女子生徒たちは非力なものもいるので、ハンデとして二人で組んで戦うというルールも付け加えた。
最初は倉橋と矢田の二人対詩織で戦った。
矢田がまず詩織に突進し、それを詩織が交わすと見越したうえでの倉橋のナイフ攻撃。実に息の合った攻撃だった。
「勝負にだいぶ慣れてきたみたいだけど、まだ俺には勝てないよっ!」
倉橋のナイフを奪い取り倉橋の背後から首にあてる。
「さて矢田、どうする?」
「・・・降参だわ」
「そこまで、勝者詩織」
まず先に女子の対決を終わらせ男子の対決に入った。
「次は僕がいくよ」
ナイフを右手に持ち一歩前に出たのは、
「次は君か、渚君」
「はい」
(潮田渚、彼は侮れない)
「惟臣、がんばって」
「ああ」
烏間は上着を脱ぐと詩織に渡した。
渚も烏間を相手にだいぶ健闘したが、烏間にはまだ勝てなかった。
「やっぱり烏間先生は強いな」
「君もだいぶ成長した、これからもっと伸びる」
「へへっ、そう言われると照れます。でもありがとうございます」
その後も、熱い戦いが続き、烏間と詩織は生徒たちに勝利した。
「みんなの伸びしろが見えたね」
「そうだな、これからは個人で練習課題を出してみるか」
「いいですね〜。皆さんだいぶ成長しましたね。私が殺される日も近いでしょうか」
「だといいがな」
その日の授業はこれで終了した。
放課後になり詩織はすぐに学校から出た。そして呼び出された場所はあの館だった。
「お待ちしておりました。本日から殺し屋同士の殺し合いが始まります。では地下へどうぞ」
「この館に地下なんてあったのか」
「ええ、戦いのためのいわば闘技場です。もう顔を隠す必要はありません」
「そうか」
詩織はそれだけ言うと、地下へ通じる階段を下りて行った。扉を開けると詩織の対戦相手が仁王立ちをして待っていた。
「遅かったではないか」
「最初に言葉を交わすより名を名乗るのが礼儀だろう」
「おっと、そうだったな。昔は戦の前には敵を目の前にしながら名を名乗っていたらしいからな。日本の礼儀か。俺はヴィルディンだ。名前の通り、この国の生まれではない。さてお前の名前を聞こうか。見たところ俺にはただのガキのようにしか見えないが」
「俺の名は夜叉。生まれも育ちもこの国だ」
「なっ!夜叉だと!?こんなガキが!?」
「人を見た目だけで判断してはいけないということだ」
((自己紹介は終わりましたか?さてそれでは、真剣勝負、はじめ!))
アナウンスが流れ館の主人がこちらをのぞいているのが見えた。
「そこで主人は高みの見物ってわけか、いくぞ、ヴィルディン」
「夜叉を殺せば俺の名声は一気に高くなる!行くぜ!!」
ヴィルディンは懐から取り出したナイフを詩織に投げつけるが、詩織はそれを難なくかわし、一瞬でヴィルディンの間合いに入り込んだ。
「なっ!!」
「どうやら、俺とお前では実力に相当差があるようだ。もう一度出直して来いと言ってやりたいが、殺さなければこちらが殺される。・・・・・・恨むなよ」
そういうと詩織は、ヴィルディンが投げたナイフを胸に突き刺した。
血を吐き倒れるヴィルディン。そしてすぐ後に館の主人の手下が、確認をしに闘技場に入ってきた。死んでいることを確認し、館の主人に向かってうなずく。
するとアナウンスが聞こえてきた。
((どうやら君はなかなか手練れのようだな。君はこの勝負勝ち残りそうだ))
「そいつはどうも。もうこれで今日は帰っていいのか?」
((ああ、いいだろう。この勝負最後に残るのはただ一人だ。その勝負がつくまで毎日ここに来てもらう))
「けっ、ずいぶん面倒くさいことをする」
((これも私に取れば一興にすぎん。せいぜい頑張ってくれたまえ))
続く
あとがき
いかがでしたか?戦闘の描写がへたくそでごめんなさい。皆さんのご想像にお任せします。
次回、お楽しみに!