二次創作小説(紙ほか)

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ポケットモンスターサン&ムーン−転校生
日時: 2018/03/10 16:07
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

スクールに新たな仲間が加わる。
「今日から仲間に加わるルリだ、じゃあ自己紹介よろしく」
黒髪の少女は一歩前に出た。
「ルリです。えっとこれからよろしくね」
「よろしく!」
そしてその日から数日が経った。

ポケモン 二次創作

Part1 新シャイガール ( No.1 )
日時: 2018/03/10 17:05
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

帰った後ククイ博士の家のドアを叩く音がし二人はドアを開け
目を丸くする。
「ルリ!」
「こ、こんばんわククイ博士サトシ!」
「ルリがお世話になります」
焦げ茶の長い髪をした女性と黒髪の少女ルリが立っていた。
「ッ!もしかしてシロア?」
「うん久しぶり!」
二人を中に招いた。早速ルリの連れているアシマリはサトシの
ピカチュウやモクロー、ニャビー、ルガルガンとガン遊び始めた。
ルリと母シロアはサトシたちの向かい側に座って話をしていた。
「元気そうだなシロアもグレイシアも」
「当ったり前よ!私のポケモンよ?もちろんルリもね」
「あ、そうだ。家はこの近くなんだろ?なら夕飯、食べていくか?」
「ならお言葉に甘えて」
 
 ■

夕飯を平らげてふう、と息をついた。
「カロスも楽しかったけど。どう?ルリ、友だちとうまくいってる?」
シロアは肩の上にグレイシアを乗せ撫でながらそう聞いた。
「うん大丈夫、すごい楽しいよ」
「そう、よかった。じゃあ帰りましょうか」

Part2 エスパーの全力ポーズ ( No.2 )
日時: 2018/03/11 15:08
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「アローラ!」
全員が挨拶をする。ククイ博士は全員の前に立つと話をし始めた。
「今日は特別担任として彼が来てくれた。じゃあ入ってきてくれ!
 ロニア」
ロニアと呼ばれた青年が教室の中に入ってきた。
白のメッシュが入った紫色の髪をしていて整った印象の青年だった。
「アローラ、みんな。少しだけ紹介されたけど俺はロニア、
 短い期間だけどよろしく」
「あ、そうだ!何か質問とかはあるか?この際だし色々聞けるぞ」
博士の一言で真っ先にサトシが手を挙げる。
「ロニアさんの手持ちポケモンがみたい!」
「私も気になる!」「私も」
そのことを聞きロニアは笑顔で頷き二個のモンスターボールから
ポケモンを出す。
ライチュウとエーフィだ。
「もしかしてロニアさんはエスパータイプを使ってるんですか?」
「あぁ、エーフィとは長い付き合いになるな」
肩に乗ったエーフィは彼の頬に自身の頬をスリスリしている。
相当懐いているらしい。
外に出ると入り口付近に黒い服を着た一人の青年が立っていた。
「何方ですか?ここは子どもたちの学び舎です。ご用なら
 俺が聞きますけど…」
青年は閉じていた両目を静かに開いてロニアを見据えた。
青い瞳にはロニアが写っていた。
その青年は踵を返し出ようとした。同時にバイクに乗った
スカル団が現れる。
「よぉよぉ、ロニア、スカしてんな!俺たちがぶっ倒してやるよ」
同時に何体ものポケモンが現れる。
ロニアは全員にそこで見ているよう指示すると早速。
「なら俺も見せてやるよ。エスパータイプのZワザはお前らでも
 解けねえよ」
「あれは!」
ロニアの取った全力ポーズはエスパータイプのポーズだった。
「行くぞエーフィ!“マキシマムサイブレイカー”!」
周りにいたポケモンが浮き多数の光の壁に何度も衝突した。
その攻撃に腰を抜かしたスカル団はまたバイクにまたがり逃走。

 ■

「今日はありがとうございました」
ロニアは頭を下げ礼を言った。
「こちらこそわざわざありがとう」
「すっごくかっこよかったです!!」

Part3 傷ついた青年 ( No.3 )
日時: 2018/03/11 19:56
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

ある研究所。
一人の青年の悲鳴と電気の走る音が聞こえた。
「遺伝子の注入、成功しました」
パソコンと向かい合いながら研究員がそう報告する。
「No.03、成功しました」

 ■

「あれ?ルリ、いつも連れてるアシマリは?」
マオはルリの連れているはずのアシマリがいないことに気付く。
「えっと実はあのアシマリってお母さんのポケモンだから…。
 私のポケモンはこっち」
モンスターボールを投げるとキュワワーが出てきた。
「わぁ!カワイイ!」
「で、この子も」
もう一つのモンスターボールからはロズレイドが現れた。
三つ目のモンスターボールからチルット。
「ルリのポケモン、可愛い子ばっかり」
「うん可愛い子が多いし次に新しい子を捕まえるときは
 カッコイイ子もいいかなーって…?どうしたの
 キュワワー?」
キュワワーは全員に何かを伝えるように鳴き外へ出る。
全員がその後を追い外に出た。

するとそこには一人の青年が倒れていた。真っ白い肌だがあちこちに
切り傷や痣があり弱っている。
「どうしたー!?」
「ククイ博士!」
ククイ博士に彼のことを説明し彼を中に入れ手当てした。
その部屋にはキュワワーの放つ癒し効果のある香りが漂っていた。
「流石ですキュワワー」
同時に青年が声を漏らし薄っすらと目を開けた。
青年は緑の瞳で部屋を見据えた。
「大丈夫かい?相当ケガをしてたから応急処置はしたけど…」
「あ…はい、ケガは…見ての通り大丈夫ですよ。だいぶ楽に
 なったんで…」
「流石!スクールナース、ルリ!」
「いつからそんなふうに呼ばれるようになったの!?」
マーマネの声にルリはツッコミを入れた。
「あ、先に自己紹介をしなきゃ!」

Part4 被検体 ( No.4 )
日時: 2018/03/11 21:15
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「…なるほど君たちが僕の手当てをしてくれたんだね。
 ありがとう僕は…リアン」
「そっか。じゃあリアン、君はどこから来たんだ?なんで重傷を
 負っていてここで倒れていたのか教えてくれ」
リアンは少し困惑していた。
そのうち首を振り話し始めた。
「流石に子どもたちがいる前で話すような内容では…すみません」
「そう、か…よし、じゃあみんなは少し席を外してくれ」
全員が渋々外へ出て部屋は静まり返った。

「僕はある研究の被検体だったんですよ。とはいっても
 実験というよりかは拷問でしたね…」
「じゃああの時の傷もその時の…?」
ククイ博士の言葉にリアンは頷いた。
「あの研究は人間をポケモンに、ポケモンを人間にする実験です。
 僕はその中の数少ない完全体、といったところです」
「なるほど。つまりリアンはポケモンでもあるってことか…
 よし。分かった、なら住むところにも困るだろうし俺たちと
 住まないか?」
「え?」
「みんな喜ぶぞ?」

その言葉を聞きリアンは初めて笑顔を見せた。


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