二次創作小説(紙ほか)

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文豪ストレイドッグス3
日時: 2018/03/16 15:49
名前: 白銀 (ID: uJjLNBYk)

皆さんこんにちは。白銀です。
今日は後期試験発表がありまして、友達が受かりました!!
いや〜おめでたいですね!私もうれしいです。
今作も続きですね。
↓どうぞご覧ください。


詩織はしばらく異能特務課に身を寄せることになった。
詩織の潜入が失敗したことは探偵社のごくわずかの人物しか知らない。
数日間、敵が詩織を捕まえに来る様子はなかった。だが、
「佐々木圭吾を出せ!!」
特務課の本拠地の入り口に人質を取った男が立っていた。
「辻村君!」
人質になっているのは、坂口安吾の部下、殺人探偵綾辻行人の監視役、辻村深月だった。
「彼女を離しなさい。彼女は無関係です」
「佐々木圭吾がここにいるのはわかっている。そいつを出せ!」
「くっ・・・!」
坂口がどうすれば辻村を助けられるか考えていると、坂口の背後から声がした。
「もういい」
「!詩織さん、ですが、今あなたが行けば、あなたは殺されてしまう・・・!」
「俺がすぐに殺されるとでも?いざとなれば、逃げるなりなんなりするさ」
「ですが・・・!」
「佐々木圭吾・・・こんな所にいるなんてな。お前には裏切りの容疑がかかっている。一緒に来てもらうぞ」
「俺を捕まえられたらな」
そういうと詩織の周りに数えきれないほどのナイフが現れた。
「異能力『刀剣乱舞』」
詩織の異能の力によりあらわれたナイフが、男に襲い掛かる。
力が緩んだすきに辻村は男から逃げ出した。
「『刀剣乱舞』染井吉野」
詩織のナイフが何万もの桜の花びらに変わる。桜の花びらは男をちりも残さずに消し去った。
すると、詩織の桜が一瞬で消え去った。
「あの、(苗字)さん・・・・・・先ほどはありがとうございました」
「・・・・・・」
詩織は辻村の声に反応せず、別の方向を見ていた。
「(苗字)さんの異能、素晴らしいですね・・・あの、(苗字)さん?」
「今の異能の消え方、太宰さんと同じだ」
「何ですって!?まさか太宰君と同じ異能力者がいるということですか!?」
詩織はもう一度異能を発動させようとした。だが一切発動しない。
「太宰さんの異能は振れた相手の異能を無効化する異能だが、こいつの異能は振れなくても無効化するのか・・・?」
「半分正解で半分不正解だ」
どこからともなく声がした。その男は入り口から堂々と入ってきた。
「私の組織を裏切りなおかつ潜入して情報を盗み出そうとしたのは君かい?」
「・・・・・・」
「その無言は肯定として受け取るよ。さて、先ほどの異能のことだが、私は空間に干渉する異能だ。私の異能の空間では私以上の干渉力がなければ、異能は発動しない。君も私と同じ空間に干渉する異能力者のように見えたが・・・私以上の干渉力は持っていないようだね。さて、我々についてきてもらおうか。君には聞きたいことがたくさんあるんだ」
「散々聞き出しておいた挙句の果てには俺を殺すんだろう?」
「さあ、どうだろうね?殺さないかもしれない。君の命は私の手の上にあるのだよ」
「わかった、ついていく」
詩織は坂口にうなずき男についていった。





続く






あとがき
いかがだったでしょうか?もうこの先負傷ネタしか出てきません・・・。
ここまで書いておいてなんですが、負傷ネタが苦手な方はここで読むのを中止してください。
次回、お楽しみに!


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