二次創作小説(紙ほか)
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- my ヒーローアカデミア
- 日時: 2018/03/17 12:57
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
彼女は福木 瑠花、ヒーロー科1年A組の少女だ。
すでに体育祭や中間試験をクリアし次に来るのは林間学校だった。
僕のヒーローアカデミア二次創作
- Act1.日常と増える敵 ( No.1 )
- 日時: 2018/03/17 14:18
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「福木さん、中間試験凄かったね!」
ドッと人が集まってくる。残り一秒のタイミングでギリギリ
ゴールへ入り込むことが出来たのは奇跡だ。
相手は脚術つまり脚を強化する個性を持つ入って数日の先生
拓斗先生だった。一旦体制を立て直すため建物に避難するもその建物を
たった一蹴りで崩壊させることもできる。本人が言うに東京タワー
ぐらいなら本気になれば飛び越えることができたり、地面に穴を
開けたりできるらしい。
「でもどっちもカッコよかったよね。あの時の先生はまさしく
悪役だった」
「ふーん、で?誰が悪役だったって?」
全員が振り向く。そこには笑みを浮かべた若い男の先生が
立っていた。
「た、拓斗先生!?」
冷や汗が流れ出す。全員考えることは同じで怒られるんじゃないかと
ヒヤヒヤしていたが怒るどころか笑い声がした。
「ハハハハッ!俺がそれだけで怒るわけねえだろうが。少し
俺もやり過ぎたかもって焦ったがな」
■
ヴィランアジト。すでに数人のヴィランが集まっていた。
「ずいぶんと集まってるんだな黒霧」
右目に縦に切られた傷がある青年が辺りを見回す。
「えぇ、もちろんですよ憑神さん、おっとこれは本名でしたね。
リヴルさん」
リヴルは近くの椅子に腰を下ろした。
「黒霧、あと一人。ギルはどうした?」
死柄木弔は黒霧にそう聞いた。
「あぁ彼はたぶん「ここか」
扉が閉まり中に一人の青年が入ってきた。
「ギルさん、申し訳ありません」
「あ?なんで謝るんだよ?俺が遅れたのが悪ぃから気にすんな」
- Act2.合宿準備 ( No.2 )
- 日時: 2018/03/17 16:48
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
町のショッピングモールに数人欠けているがA組全員で訪れた。
その理由は林間合宿の準備、虫よけなどを買うために訪れていた。
それぞれ私服のためある意味では新鮮だった。
「じゃあ買い物するとしますか」
全員が散り散りになりあちこちの店を見回る。
■
「えっと虫よけってこの辺かな?」
そんなことを呟きながら瑠花は足を止め棚に並んでいる商品を
見た。
「そこにいるのは瑠花か?」
声をかけてきた少年を目に映した。茶色い短髪で黒っぽい瞳を
している。
「戦羅くん!?」
紀野 戦羅(きの せんら)、『気』という個性を扱う。
強化系の個性で自身の気を具現化し攻撃したり防御したり
できる。
そして彼は瑠花の幼馴染だった。
「なんだぁそうだったのか」
「何が『なんだぁ』なのか全然分からないんだけど…。
じゃあまた会おうね戦羅くん」
そう言って別れ店を出た。
■
「珍しいな。アンタのようなヒーローが俺たちを頼るなんざ…
そんだけのことってことだよな?オールマイト」
- Act3.依頼と福木 瑠花 ( No.3 )
- 日時: 2018/03/17 17:22
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
黒いコートを着た青年はオールマイトの向かい側に深く腰を下ろす。
二人の青年は恐らく仲間の連れだろう。
「ナギヤ少年、その二人は釣れってことでいいのかな?」
「あぁ、俺の仲間。リクとサルギだ、で?早く用件を教えろよ。
汚れ仕事か?それとも誰かの護衛とかか?」
不敵な笑みを浮かべナギヤはそう聞く。どんな仕事かと気になり
ワクワクしていた。
「どちらかというと護衛の方だ。こちらも無敵というわけじゃない。
万が一を考え手を貸してほしいんだ。もちろん君たちも顔を
見せたくはないだろうし私自身もこんなことを頼むのは情けないと
思っている。だが奴ら敵は恐らく林間合宿を狙ってくる。
今回、特にA組は狙われているんだと思う」
「なぜそのクラスだけ?もう一クラスあるでしょう?」
リクはオールマイトを見ながらそう言う。B組もあるのにB組は
あまり狙われていない。それなのになぜ?と思っていた。
「恐らく相手はすでに私の後継者にも気付いている。それに
君たちは彼女を知っているはずだ…
福木 瑠花少女のことを」
三人がガタッとする。瑠花の名を聞き目を見開く。
「…分かった依頼は受けてやる。だが戦闘にはあまり手は
出さないぜ?せいぜい影から手助け程度だな」
- Act4. 林間学校と新たな仲間 ( No.4 )
- 日時: 2018/04/14 18:43
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
林間学校前日、このA組に一人の新しい仲間ができた。
伍堂 秀斗(ごどう しゅうと)だ。
で、今は林間学校開始。
バスに乗り込み瑠花は隣に座る秀斗と話していた。
「林間学校、楽しみだね」
「あぁ、そうだな。そういえば瑠花の個性って俺の個性は前に
紹介しただろ?」
秀斗の個性は五行、火・水・木・土・金の力を扱う。
それぞれに特徴的な能力があると言っていた。
「あ、えっと私の個性って名前が特徴的なんだよね…
無限って個性、ここにいる全員の個性はもちろん扱える。
他にも色々あって夜になれば分かるかも」
最初は彼もキョトンとしていたがそのうち納得したらしい。
バスは突然その場に停車し全員が降ろされた。
「え、えっと先生方に質問。なぜここに?休憩ですか?」
無視られたことは瑠花も気にしなかった。
「こちらは今回担当してくれるワイルドワイルドプッシ—キャッツの
二人だ」
その二人はマンダレイとピクシーボブ。そんなことを考えていたら。
「じゃああそこまでに12時までに到着しなければ昼食無し。
頑張ってねー!いってらっしゃい魔獣の森に」
ピクシーボブの個性『土流』で地面が盛り上がり全員が下へ
落とされた。
全員が地面に降り全員が辺りを見回す。
「よし、この隙に〜〜〜!!」
峰田は速足で奥に向かったが、その先には土の魔獣が待っていた。
「あ…(出た…)」
襲われかけたその時、フルカウルを使った緑谷により彼は助けられた。
「ホッ…では皆さん、ここは最短ルートを行きましょう!」
八百万の声で全員が自身に渇を入れる。
「A組、行くぞ!」
「「「おーーー!!」」」
全員が魔獣に向かっていく。
◆
「へぇ、かなりハードだな雄英」
マンダレイたちは上を向いた。フヨフヨと浮いたナギヤとリクは
地面に脚をつけた。
「お前らは確か…」
「言わないでくれないか?それにお前も作られた人間亜種だろ?」
ナギヤは拓斗のほうを睨んだ。その言葉に反応することも無く
ただ空を見ていた。
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