二次創作小説(紙ほか)
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- 文豪ストレイドッグス4
- 日時: 2018/03/19 16:24
- 名前: 白銀 (ID: uJjLNBYk)
皆さんこんにちは。白銀です。
えっと、話すこともないので早速話に入っていこうと思います。
えっと、詩織が組織から拷問を受ける話です。
負傷ネタがダメな人は読むのを中止してください。
↓どうぞご覧ください。
詩織が連れてこられたのは、組織の拠点の地下室だった。
「ここなら君がいくら悲鳴を上げても気づくことはない」
「何を聞きたいんだ?」
「君がいったい何者なのかを知りたいのさ」
「知ってどうする?」
「君の仲間を殺す」
「俺の口は相当堅いぞ、簡単に事が運ぶと思うなよ」
「私の部下の拷問はかなりきついぞ、それでも口を割らなければ君は大したやつだよ」
詩織は構えを取ろうとしたとき、詩織の背後から巨漢の大男が現れ、詩織の腕をひねり上げた。
「うぐっ!」
「おっと、抵抗するなよ。お前の腕がへし折れるぞ。こいつは手加減を知らない男でな、私の組織に仇名したものへの執念には私も頭が下がる。貴様を拷問するのはこの男だ。早く楽になりたければ、早く自分の仲間のことを洗いざらいいうことだ。そうすれば、お前は生かしてやらんこともない」
「俺が仲間のことを言ったとして、その後仲間を殺した後、用済みになった俺も殺すんだろう?生かすなどという、見え透いた嘘をつくな」
「信じるか信じないかは君の自由だ。だが、早く言えばその分楽になることは保証しよう。だが、君は自分自身で仲間を裏切ることになるがな」
「俺は仲間を裏切ったりしない!絶対にだ!」
「その強気、いつまで続くかな??好きなだけやるといい、私はここで見物でもしていよう」
「はい」
大男は詩織の腕を椅子の後ろで縛り付けた。詩織はほどこうとしてもきつく結んであるため全く動かなかった。
「くっ!」
「動くな。お前の命を奪うことなんて簡単なんだぞ」
「なぜおまえは、あんな奴に従うんだ?」
詩織がそういうと大男は木の棒を振りかざした。
「お前に言う必要は、ないっ!」
そして詩織に気の棒を振り下ろした。詩織の拷問が始まったのである。
ちょうどそのころ、坂口安吾は太宰に連絡を取っていた。
「やあ、安吾。君のほうから連絡してくるなんて珍しいね」
「太宰君。詩織さんの潜入が失敗したことはご存知だと思います。詩織さんは僕たちのほうで数日間保護していました。ですが、詩織さんが連れ去られました」
「!・・・それで詩織君は?」
「わかりません。ですが、詩織さんは今とても危険な状況下にあります。表には出ていませんが奴ら裏切り者を拷問してアジトを聞き出し、粛清と称して殺しまわっている連中です。詩織さんもおそらく同じ状況に置かれているでしょう。お願いします太宰君。詩織さんを助けてください。我々もできる限りの援護はします」
「わかった」
太宰は電話を切ると、すぐに社長室に駆け込んだ。そこには国木田もいた。
「社長!」
「太宰か。そんなに慌てて珍しいな」
「詩織が捕まりました」
「どういうことだ太宰!詩織は異能特務課に保護されているのではなかったのか!?」
「連れ去られたようだよ、国木田君。詩織君が潜入していたところは裏で裏切り者を粛正し、その仲間も殺してきたという連中らしい」
「詩織を今すぐに助け出す方法はないのか!?」
「詩織が今どこにいるのか分かればいいのだけれど、あいにく乱歩さんは別の事件で横浜から離れたところにいるし、詩織君の潜入が失敗したことも、この中ではごくわずかの人間しか知らない。さすがの私でも、何の手掛かりもなしで詩織君を探し出すことは無理だ」
「社長、どうしますか」
「私が乱歩に連絡する」
「お願いします社長」
国木田たちが詩織の無事を祈っているとき、詩織は大男からの拷問にひたすら耐えていた。
「貴様は何者だ」
「答える・・・義理は、ない」
詩織がそういうと大男は詩織を木の棒で殴りつけた。
「ぐっ・・・・・・!」
殴られた衝撃で詩織の目からコンタクトが外れた。
「おや?それはコンタクトかい?私が入れなおしてあげようか?」
「・・・・・・」
「おやおや?これはカラーコンタクトじゃないか」
「・・・・・・」
ボスが詩織の顔を持ち上げ、前髪を払おうとした。詩織はその手にかみついた。
「ぐっ!貴様!」
ボスは詩織のほほを平手打ちした。そして再び詩織の顔を強くつかんだ。そして前髪を払った。
「これは・・・!オッドアイ!なんて珍しい!この目は高く売れるかもしれないな。おい、目だけは傷つけるなよ、商品にならなくなる。お前を殺したら目玉をくりぬいて売りさばいてやるよ」
続く
あとがき
いかがでしたでしょうか?なんかものすごく中途半端になってしまってすみません。
次回はもっとちゃんと書きますので許してください( ;∀;)。
次回、お楽しみに!!