二次創作小説(紙ほか)

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文豪ストレイドッグス6
日時: 2018/03/26 16:38
名前: 白銀 (ID: uJjLNBYk)

皆さんこんにちは。白銀です。
世の中はもうそろそろ春休みでしょうか?
入学式まで桜が咲いているのかどうか、今年は特に不安ですね。
いつもぎりぎり間に合ったような感じだったのに、今年は平年よりも何日も早く満開になってしまいました。
大丈夫なんでしょうか?
さて今作も続きです。いつになったらこの長編に終わりが来るのか、私にも見当がつきません・・・www。
ここまで読んでくださった読者の方、本当に感謝しっぱなしです。これからもどうかよろしくお願いします。
↓どうぞご覧ください。




詩織の目に恐怖が色濃く浮かぶ。
「お前にはその時よりも深い恐怖を植え付けてやる。おい、あいつを呼んで来い。あいつの異能を使う」
「しかし、ボスの異能はこいつに異能を使わせないために・・・」
「これだけ、弱っていれば異能なんて使えないさ。早くいけ」
大男はボスの指示に忠実に従った。その指示に従い大男は部屋を出て行った。
「何をするつもりだ」
「何って、お前には過去に行ってもらうんだよ。過去に行って昔の恐怖をもう一度味わってきてもらう」
「・・・・・・やめろ」
「お前が何と言おうと、過去に行ってもらう。なかなかできないことじゃないか、過去に行ってやり直すことはできないがもう一度同じ体験をするんだ。まぁ、それが楽しい記憶ならいいがな。お前の場合もっとも向き合いたくない過去に行かなければいけない。それを想像するだけでぞくぞくするよ。さて、過去に行くのに手足の拘束はいらないな」
ボスはそう言うと椅子に固定されたひもをナイフで切り落とした。詩織は逃げようとするがボスに簡単に捕らえられてしまった。
「逃げようとすることは予想済みだ」
ボスはそう言うと懐から一本の注射針を取り出した。中には透明な液体がたっぷりと入っていた。
「これ、な〜んだ?」
「・・・・・・」
ボスは無邪気な子供のように詩織に問いかけた。
「これはな、あいつの異能を最大限にいかすための薬だ。簡単に説明するとな、あいつの異能は相手に夢を見させる異能だ。そしてあの異能の面白いところはな、ただの夢じゃなく現実を見せるんだ。実際にあった出来事だな。で、この薬はその夢の中に負った傷が現実の体にも負う傷になる薬だ。痛みも感じる」
「!」
詩織は息をのんだ。
(こいつ・・・!)
「さて、そろそろこいつを入れねぇと薬の効果が効く前に終わっちまうからな」
ボスはそう言うと詩織の首筋に注射針を入れた。
「う・・・・・・」
入れ終わると同時に大男がある人物を連れてきた。
「御用ですか」
「ああ、こいつに過去を見せてやれ。こいつがもっとも忌み嫌う過去をな」
詩織はその人物をにらむが徐々に意識が朦朧としてくる。
「了解しました」
詩織はその声を皮切りに意識を失くした。
そのころ探偵社では、福沢が社員を招集した。
敦、太宰、国木田、谷崎、乱歩、与謝野、賢治、鏡花の異能力者が集められた。
「まったく、せっかくの沖縄だったのに、観光もせずに帰らせるなんて、よっぽど大変なことがあったんだろうね?社長」
「申し訳ありません、乱歩さん。実は、詩織が組織に潜入していたことがばれ攫われました」
国木田のこの言葉に福沢と太宰以外の全員が驚きに目を見開いた。
「現在の詩織の居所はいまだにわかっていません。そこで乱歩さんに協力していただきたいのです」
乱歩の見つめる先には、詩織がクリアしたゲーム機がある。
「詩織君には、まだクリアしてほしいゲームがたくさんある。詩織君には後で甘いもの奢ってもらう」
乱歩はそう言うと懐から眼鏡を取り出した。
「異能力超推理」








続く








あとがき
まだ終わらなさそうですね。
今後ともよろしくお願いいたします!
次回、お楽しみに!!


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