二次創作小説(紙ほか)
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- 人間だって魔法使いになれる!
- 日時: 2018/03/28 14:20
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
人間界から現夢界へやってきた日本人、陽向 美月。
彼女はたまたま通りかかったポプルとリアナに声をかけられ
ティンクルスターにやってきた。
小学生の時によく読んだ本
魔法屋ポプル、二次創作。
- ようこそティンクル☆スター ( No.1 )
- 日時: 2018/03/28 14:46
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
いつの間にか違う場所に来ていた。
日本とは違うじゃあここはどこだ。人間ではない人種も。
「あのー」
「あ、はい」
赤髪の美人と金髪でエルフ耳の少女がいた。彼女は美月よりも
小さい(美月は160ぴったり)。
「どうしたんですか?何か困ってるみたいですけど」
「あ、その…少し恥ずかしいんですけど…」
「あ、なら私たちのお店で話しましょう。ここから近いですし」
そう言われ二人についていく。ティンクルスター、魔法道具を
色々売っているらしい。
◆
店に入ると赤髪の男の人が立っている。店員の人だすぐ予想できる。
「ただいまーアル」
「あぁ、二人とも。で、そっちは客か?」
私のほうを見る。そりゃそう考えるだろう。
「ううん、困ってることがあるらしくて。じゃあ早速あなたの
名前は?」
「私は陽向 美月、です」
少しの間、三人が沈黙する。
「ポプル、来たぞ」
「ッ!?」
ちなみに赤髪の二人はアルとリアナ、そして金髪のほうはポプル。
そしてさっきのはどうやらポプルの師匠であるラルガス。
彼に一通りのことを話した。
「…なるほど事情は分かった。なら私がここについて教えよう。
ここは幻夢界、ポプルのような獣人やエルフ、魔法使いも
いる。美月がいたところとは全く違う世界だ」
「つまり私は別世界に来てしまったと…」
「ポプル彼女をここに住まわせてやれ。帰る方法も分からないから
住む場所もないだろう。他に分からないところがあれば私で
なくてもいいから聞くといい」
「あ、ありがとうございます。ラルガスさん」
ラルガスが帰った後。
「じゃあよろしくね美月」
「うん、よろしくねポプル」
- 才能で魔法習得 ( No.2 )
- 日時: 2018/03/28 15:23
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「あ、アルさん少し時間空いてますか?」
「あ、あぁ」
美月はアルを呼び出した。この相談ならポプルに聞いても良いんだが
忙しそうにしていたのでやめた。
「で、どうしたんだ?美月。何か聞きたいことか?」
「いやその…ダメもとで魔法の使い方、教えてください」
しばらく沈黙が続く。
魔力、そんなものあるかどうか分からない。試しにやってみたら
出来るかもしれない。
「別に構わないが口で説明するだけだぞ?」
「っ!ありがとうございます!!」
◆
その数日後。あっという間に美月は魔法を習得した。
魔法初心者である美月は異様な速度で実力をつけた。
それに便利な魔法も使えるようになっていた。
「す、すごい!美月って魔法使ったことないんだよね!?」
「美月は人間それに魔力もあるかどうかわからない。だが…」
「だけどたった数日で魔法も魔力も完璧に扱えるようになった。
何か才能とかがあるのかしら?それに魔法まで作ったし…」
美月自体は気づいていない何か。
「あ、そういえば美月って何歳?」
「私?私はまだ14、だけど…」
悪魔であるリアナたちやエルフの混血であるポプルよりも
ずっと年下。
そんなある日、早速事が動き始める。
「お邪魔するぜー!」
「ほわっ!?」
ラルガスと使い魔の二人が店にやってきた。
やっぱり二人は美月のほうを見た。一人は長髪の男、もう一人は
筋肉質っぽい。
「せ、先生!?」
- お茶会とサファイア ( No.3 )
- 日時: 2018/03/28 15:59
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
二人はウィルとオーグらしい。で、アルの弟。
「(いいなー兄弟。まぁ私は一人っ子で良いんだけど…)」
「ポプルお前年下に身長抜かれてるじゃねえか」
そんな賑やかになってしまった。
「そうだお茶会に招待されてその時にお弟子さんもどうぞ、と
誘われたんだ。どうだ?四人も」
四人も三人と共に行くことになった。
お茶会なんて美月は本の中でしか見たことがなかった。
◆
結構人が来ていて美月は驚く。
「うん?おい止まれ」
美月は肩を掴まれる。何事か、と思い振り向くと青い髪をした
青年がいた。
「お前、人間か?」
「そう、ですけど…」
そう答えると彼は手を離した。どうやらそれだけらしい。
暫くし会場の電気が消えステージにライトが当たる。
「皆様この度はこの茶会に来ていただきありがとうございます。
そしてこれが…」
黒い布が剥がれ透明なケースの中の青い大きな宝石が輝く。
「最大の大きさを誇るサファイアでございます!」
「(サファイア…)」
その紹介が終わると茶会が始まる。すぐにさっきの青年が七人の
もとへ駆け寄ってきた。
「さっきの」
「申し遅れました。俺はリーデル、ロザリア様が呼んでいるので
案内しに来ました」
リーデルはそういうと七人をある部屋へ案内した。
「ロザリア様、ラルガス様たちをお連れしました」
そう言うと部屋の扉が開き中に入れられた。そこには綺麗な
金髪の女性がいた。
「ありがとうリーデル。では皆さん座ってくださいな。ごめんなさい
ここまで呼び出して…」
彼女はそう言うと紙を差し出す。その内容は殺人予告だった。
「これは…殺害予告?」
「えぇ、誰が送ってきたのか分からないのです。それと同時に
サファイアをも奪うと…無茶を承知でお願いします。その犯人を
見つけ出し捕まえてください」
彼女は頭を下げた。彼女は良い人だと思う、礼儀もなっていて。
それを見て七人は目を見合し頷く。
「分かりました。では見回ってみましょう、これを送ったと
言うことはこの中にいるかもしれませんし」
「…?美月どうした?」
美月は手紙を見た。『終わりと始まりの時、宝石を奪い死に
誘う』
「終わりと始まりの時‥‥夜中零時、か」
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