二次創作小説(紙ほか)

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【ONE PIECE】貴族の娘、彼の実妹。
日時: 2018/04/29 00:35
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

どうも初めまして、クリオネf。tです。
最近ワンピースが熱いです。
と言う訳で、少しだけですが書き溜めていた小説を書いていきたいと思います。基本原作沿いです。あ、でもエース生存ルートです。

主人公 テン
  本名:テン
  愛称:おテン
  所属:無所属
モットー:命は宝物、平和第一
 懸賞金:無し
  能力:無し(厳密には有り)
 誕生日:3月20日
  年齢:20歳→22歳
  身長:178cm
 出身地:東の海 ドーン島 ゴア王国

誕生日や出身地から大体ご想像の通り、サボの双子の妹。髪型はサボに似ている(主に前髪が)。長い金髪。ゴア王国を嫌っており、そこに住む貴族や王族の事も嫌っているが、同じ人間とは思えない家族や国を捨てる事が出来なかった。17歳で婚約を機に屋敷を抜け出し旅をしている。サボの事は慕っている。
戦闘能力は非常に高い。発明なども得意で、マグマでさえも平気な手袋を作ったりしている。悪魔の実の能力はない。生まれながらに持つ能力はいくつかある。バリア、サイコキネシス、治癒能力。この事は誰にも話していなかったので、家族ですら何も知らない。治癒能力だけは、自分が怪我をした場合に勝手に発動する。無くなった腕や足も修復でき、完全に元に戻る。

Re: 【ONE PIECE】貴族の娘、彼の実妹。 ( No.1 )
日時: 2018/04/29 22:43
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

何故テンと言う名前にしたかと言うと、単純にサボとテンでサボテンだからです。

******
私はテン。ゴア王国の貴族の娘。双子の兄にサボがいる。
「おテンは優秀だなぁ。それに比べて...」
これがお父様やお母様の口癖だった。何かと私とお兄様を比べる。私はお父様とお母様のそんな考えが嫌いだった。王族と結婚できなければ屑扱い。それも嫌だった。
お兄様はお父様やお母様が言う程頭は悪くない。寧ろ賢いと思う。きっと私やお父様やお母様、この国の貴族や王族の知らない事を知っている。
私は、人間らしい考えを持つお兄様が大好きだった。尊敬していた。でも私はお兄様に何もしてあげられなかった。私が臆病だから。
「お前は何故、この出来損ないの肩を持つのだ?」
と言われ、
「肩を持っているのではありません。貴族として、はしたない事はやめた方が良いと考えているまでですわ」
と答える事しか出来なかった。この時(毎日だが)、いつもお兄様に嫌な目で見られていたのを覚えている。
5歳の頃、お兄様は家出してしまった。あれから5年、お兄様は見つからなかった。
お父様とお母様はサボの代わりにステリーと言う少年を養子にした。正直全然可愛くないし、考え方もそこらの貴族と同じで嫌いだ。
私だって、家出したい。でも私は、こんな酷い家族でも、捨てる事が出来なかった。
正直、お兄様が家出してほっとしている。だってお兄様には、こんな腐った場所にいて欲しくないから。だから、出来ればもう、戻って来て欲しくない。...そう思っていたのに。
「お兄様...」
「何だよ...何で戻って来たのか、とでも言いてェのか?おれは戻って来たくて戻って来たんじゃねェよ」
お兄様は、戻って来てしまった。大方、お父様の差し金だろう。
お兄様は相変わらず私を嫌そうな目で見ている。
「そう...ですね。私も、戻って来て欲しくありませんでした。だってこんな所に戻って来たら、お兄様まで腐ってしまいます」
私の言葉にお兄様は、きょとんとした表情になった。何を言っているのかさっぱりわからない、と言った様子で。私は、お兄様が聞き返す前に言った。
「この国の人間は腐っています。とても同じ人間だとは思えません。そんな所にいれば、お兄様も毒されてしまいます。だから私は、戻って来て欲しくなかったのです」
私は思ったままの事を伝える。そう、この国は腐っている。こんな腐った場所、私は大嫌いだ。
「お前はこの国が嫌いなのか?」
「ええ、嫌いです。大嫌い」
それでも私は、この国を捨てきれずにいる。何て臆病なのだろう。
「そして、私自身の事も」
家族とも思えない家族を捨てきれない自分が嫌い。この腐った国を捨てきれない自分が嫌い。不甲斐ない自分が嫌い。
「...そうか。お前はまともだったんだな」
いつも険しい表情のお兄様の顔が、少しだけ緩んだ気がした。
そう言えば明日は天竜人と言う人が来るらしい。神に等しい存在らしいが...どうなのか。私にはわからない。
今日はそのための準備をする為、多くの人間が忙しなく動き回っていた。
******
中途半端ですが。
...眠い。


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