二次創作小説(紙ほか)

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【コナン】HS法医学者はHS幼女として転生したようです。
日時: 2018/06/17 14:26
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

どうもクリオネです。
ふと思いついたものです。

転生前 椎名五葉しいないつは
年齢は39歳。夫もいて、娘1人と息子2人の3人の子持ち。法医学者。
頭脳明晰、容姿端麗。家事も勿論こなせるし、絵や歌も得意なHS(ハイスペック)法医学者。生まれつき怪力で、戦闘能力もある。大食漢。
オタクでもあり、雑食(男女、薔薇、百合、どれも美味しい系)女子で、アニメ、漫画、ゲーム大好き。難しい小説とかも勿論好き(そして誰もいなくなったとか、ドグラ・マグラなど)。
ある日いつものように事件に巻き込まれ、うっかり流れ弾に当たり死亡。

転生後 皇五葉すめらぎいつは
7歳。HSなのは変わらないまま転生してしまった。怪力・戦闘力も健在。大食漢。
HS幼女になってしまう。父は医者(41)、母は看護師(39)、兄は大学生(21)。最初は杯戸小学校に通っていたが、後に帝丹小学校へ転校。
誕生日は5月8日。血液型はA型。虹彩異色症のため、右目が緑、左目が紫。髪はストロベリーブロンド。

Re: 【コナン】HS法医学者はHS幼女... ( No.2 )
日時: 2018/06/17 14:29
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

続き

******
椎名改め皇五葉です。
7歳になりぱすた←
杯戸小学校の1年生になりました。
...杯戸と言えばもうご存知の通り、コナンです、はい。
あろう事か私は名探偵コナンの世界へ転生トリップしてしまったようだ。
まあ、今が原作前なのかもう始まっていて、どの地点なのかは現時点ではわからない。作中キャラとも未だ1人も会ってないし。
杯戸町なんて地名、コナンの世界にしかないし、此処がコナンの世界である事はまず間違いないと思うが。
「あ、五葉。私達今度米花町へ引っ越す事になったわ」
「え、米花町?」
米花町と言えば、主要キャラ達の溜まり場ね...やっと関われるのか。
こっちにもまあ、京極真と言う主要キャラの1人がいるけど、会った事ないし。
でも楽しみ。転生物って大体の夢主が主要キャラと関わることを嫌がるのよねぇ。私は巻き込まれるのには慣れてるから、別にいいし。何より好きな漫画のキャラに会えるってワクワクする。
私の押し?勿論コナン君ですけど何か?あ、新一じゃなくてコナンよ?新一君の初心なとこも好きだけど何よりあの演技とはわかっていてもついつい演技である事を忘れてしまう天使並の可愛さ。母性をくすぐられるのよね。息子を見てるみたいだわ。

...てな訳で米花町に引っ越して来ました。
転生物で定番の工藤邸の前に家が...と言う事はありませんでした、はい。
まぁ、いいけどさ。で、今日から帝丹小学校に通う事になるのだが...
「おはようございます」
「あら、もしかして貴方が転校生の...」
「皇五葉です、よろしくお願いします」
この人...小林澄子先生ジャマイカ!!と言う事は私は歩美ちゃん達と同い年なのか。コナン君とは違った意味で見た目は子供頭脳は大人ってやつかい。
「えっと...私が今日から貴方の担任の小林澄子です、よろしくね」
う、美しい...
ヤバいぞコレ。
「じゃあ、着いて来てね」
「は、はい...!!」
私は言われた通り小林先生へ着いて行く。
ガラガラ
「皆さん、今日は転校生が来ています」
私が教室へ入った瞬間、哀ちゃんが初めて来た時みたいな歓声があがった。私、珍しい髪色してるしね。
「今日から皆と一緒にお勉強する事になった、皇五葉ちゃんよ」
「皇五葉です、よろしくお願いします」
「えーと、元太君の隣が開いてるわね」
おお、あそこか。
「俺、小嶋元太って言うんだ、よろしくな!!」
取りあえず子供らしく振る舞わなきゃね。
「皇五葉だよ、よろしくね」
元太君の隣、哀ちゃんが座らなかったから開いてたのよね、多分。
「うわぁ、五葉ちゃんの髪綺麗!!ピンク色だ〜!!」
歩美ちゃん...まじ可愛いな。
「あ、目はオッドアイなんですね」
光彦君は知識豊富だな。
「これはストロベリーブロンドって言う髪の色なんだ。目は...虹彩異色症で色が違うの」
だから目立っちゃうのよね〜。
「ねぇねぇ、五葉ちゃんも少年探偵団に入らない?」
「あ、それいいですね!!」
何...だと...!?
直々のお誘いだああああああああひゃっふううううううううう!!!!!!!
「おいおいおめぇら、そんな事突然言われても皇が困るだけだろ」
「そうよ、相手の事も考えなさい」
おお、この声は...
コナン君に哀ちゃん!!いやぁ2人とも可愛い...
「面白そう!!入りたい!!」
私の言葉にコナン君はえ、マジで?と言うような顔をした。
「やった〜!!よろしくね、五葉ちゃん!!」
「よろしく!」
「じゃあ、今日ポアロで歓迎会しませんか?」
ポアロ...だと...!?
「ポアロ...?」
「ポアロって言うのは毛利探偵事務所の下にあって...」
「毛利...あ、眠りの小五郎っていう探偵さんの事?」
「そうです!!コナン君はその事務所に住んでるんですよ」
「へぇ、そうなの〜」
全部知ってるけどね。
「ポアロにはね、料理がとっても上手なイケメンな店員さんがいるんだよ」
もしかしなくても安室さんですねわかります。
「へぇ、すごいね!」
「コナン君と灰原さんも行きましょうよ」
「私はパス」
「俺はいいけど」
哀ちゃんはね...
「あ、でも道わかんないよね」
「あ、うん」
「じゃあ俺が案内しようか?」
お?コナン君が?ウレシス。
「おめぇらだと心配だし」
「じゃあみんなで行きましょう!!」
と言う訳で皆で行く事になりました。
******
コナン君は可愛いと思いまふ。


Re: 【コナン】HS法医学者はHS幼女... ( No.3 )
日時: 2018/06/17 15:00
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

続き

******
カランカラン...
「いらっしゃいませ〜」
私は私の歓迎会も兼ね、少年探偵団と一緒に喫茶ポアロに来ていた。
店に入った私達をにこやかに迎えてくれたのはアルバイトの榎本梓さん。
う、美しい...
「あら、コナン君達。こんにちは」
「こんにちは、梓さん!!」
「あら、その子は?初めて見る子だけど...」
梓さんは私を見てそう言った。
「この子は皇五葉ちゃんだよ!!」
「今日僕らのクラスに転校して来て、少年探偵団に仲間入りしたんです!!」
歩美ちゃんと光彦君が説明してくれる。
「初めまして、皇五葉です!!」
「初めまして、榎本梓です。よろしくね、五葉ちゃん」
私が挨拶すると、柔らかな笑顔で挨拶を返してくれる梓さん。
女神だ...
「おや、コナン君達じゃないか」
こ、この声は...
「あ、安室さんだ。こんにちは!!」
「今日は皆で来たんだね。...その子は?」
安室さんマジイケメン。
「私は皇五葉です。今日、彼らのクラスへ転入して来ました」
「へぇ。僕は安室透。よろしくね」
「よろしくねっ、安室さん!!」
やったー、一気に原作キャラに会えた—!!
「皇さんは少年探偵団に入ったんですよ!!」
「へー、新入りさんなんだ。それにしても...ストロベリーブロンドの髪なんて珍しいね。地毛かい?」
流石は安室さん、ストロベリーブロンドの事はご存知のようだ。
「うん。お母さん譲りなんだ〜」
「瞳はオッドアイなんだね」
キュラソーみたいな感じだから私は嬉しい。
「虹彩異色症なの」
でも視力は普通ですよ、と付け加える。
「今日は彼女の歓迎かな?」
「うん、そうだよ!!」
「そっか、じゃあゆっくりしていってね」

「安室さんの作ったハムサンド、美味しいんだよ!!」
「へー、じゃあそれ食べようかな」
ハムサンド、食べてみたかったのよね。
きっとおいしいんだろう。
「じゃあ皆でハムサンド食べよう!!」
「あ、いいですねそれ!!安室さん、ハムサンド5つありますか?」
「勿論。飲み物は何がいい?」
飲み物かー...
実は私は、ポアロのコーヒーが飲んでみたいと前々から思っていた。
「僕はオレンジジュースでお願いします」
「俺も!!」
「私もー!!」
「じゃあ僕もそうしようかな」
コナン君、アイスコーヒー飲まないのね。
ま、私もだけどね。
「じゃあ私も!!」
本当はアイスコーヒーが飲みたいのだが、今は子供だからな。
一緒にいるのが主要キャラじゃなきゃ飲んでた。
オレンジジュースも大好物だけども。
「お待たせしました、ハムサンドです」
「美味しそう!!」
これは美味しそう。
どれどれ...
「美味しい!!」
何だこの美味さは!!
幸せ...
「五葉ちゃんは食べてるときすごく幸せそうだね!」
「うん、私食べるの好きなの!」
至福の時だわ。アニメ見てる時もそうだけど。
「安室さんすごいね!!」
「ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ。ところで五葉ちゃん」
「なぁに?」
「君は皇っていう苗字だよね。もしかして、皇玖作氏のお嬢さんかい?」
「うん、そうだよ!!」
「え、皇玖作って、あの有名な医師の...?」
私のお父さんは物凄いお偉いさんで、たくさんの業績を持っており、なお且つ40代とは思えない若々しさを持つ。冒頭でも述べたように、かなり整った容姿をしている。つまるところ、イケメン医師。
「五葉ちゃんすごーい!!」
「私が凄いんじゃないよ、凄いのはお父さんだよ」
「やっぱり将来の夢は医者ですか!?」
「うーん、似たようなものかな?」
法医学者も立派な医者だもの。
「すげぇなお前!!」
「あはは...でも私まだ子供だし。随分先の事だよ」
歳をとるっていうのは早いものだが、何せコナンの世界だ。中々進まないだろう。
それから色んな話が続き、帰る時間になった。
「じゃあ、またね!!」
「今度は博士の家に行こうぜ!!」
「うん、楽しみ!!凄いんだろうね、その博士って人!!」
それにしても美味しかった。
また来よう、何度でも。
*******
中途半端ですが...

Re: 【コナン】HS法医学者はHS幼女として ( No.4 )
日時: 2018/07/13 02:00
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

続き。
今回は「ケーキが溶けた」の回です。
うろ覚えですが、ご了承ください。

******
「初めまして、皇五葉って言います!!」
「おおー、君が五葉君か。話は聞いとるよ」
お初にお目にかかります、阿笠博士です、はい。
いやー、思った以上に大きいなこの人。主にお腹が。
「へー、これが博士の作ったドローン?凄いね!!」
「そうじゃろうそうじゃろう。もっと褒めてくれてもいいんじゃぞ」
...博士。あんたやばいな、何か。
ま、ここは褒めといてやるか。
「うん、凄いよ!!私もこういうの作れたらいいのになー」
作れるけど。普通に。
「はっはっは!!そうじゃなぁ、でもそれはもっと大きくなってからじゃな!!」
ははははは〜...

で、あの後アニメ通り電波干渉で動いて壊れました。
どんまい博士。
そして子供達に連れられ、私はポアロへやって来た。
「え、溶けちゃったの?」
「うん、そうなんだ」
ま、知ってたけど。
やっぱりこれは、映画の前の話か。ゼロの執行人だよな。
あれ面白かったなー。コナン君がかっこ可愛い。
あ、勿論安室さんもかっこいいけども。
「安室さんのケーキが食べれなくなってもいいの!?」
あー、うん、それについては心配無用ね。
「大丈夫だよ。コナン君がちゃんと解決してくれるよ。ね、コナン君?」
さりげなーく話を振ってみる。
「へ!?あ、いやぁ」
「...できるわよね、名探偵君」
彼にしか聞こえないように、素で問う。
「!?...お前、そんなキャラだったっけ?」
「そんなキャラも何も...こっちが素よ。いつもの子供っぽい方は演技」
「...お前、もしかして...」
「何話してるんですか2人して!!」
「内緒話?」
「ずるいぞお前ら!!」
はい、お約束の子供たちに邪魔されるパターン。
「い、いやぁ別に内緒話って程じゃねぇんだけど...」
「内緒だよ」
「っておい!!」
「いいでしょ?こっちの方が、コナン君ともっと仲良くなれたような気がするし」
「だからっておめーな...」
「ふふふ...私はコナン君と仲良くなりたいの!」
コナン君の正体は知ってるけど、やっぱり本人から聞きたいじゃない?
親密になりたい訳よ。
「はぁ...ま、いいや」
いいんかい。
それで、その後捜査が始まった。
「君は大切な人の為ならどんな捜査でもするんだ」
出た、この台詞!!
生で聞けるなんて感激だああああ。
「コナン君なら、見ず知らずの人の為にも捜査しそうだけどね」
「うわっ、いつの間に!?」
「悪いかな?名探偵君」
「安室さんも、大切な人な為なら何でもするのかしらね」
「どういう意味だい?」
「別に、深い意味はないよ、気にしないで」
やっぱり少しだけ疑惑の目を向けられるが、大したことはない。

「電波干渉?」
「そ、つまりタクシーの無線の周波数とポットの周波数が似ていて、ポットの電源が入ったって訳さ」
「そんなことがあるんですか?」
「割とよくあることなんだよ」
「...犯罪にも使えそうだね」
ゼロの執行人で使われたからねー。
まあ何はともあれ解決したし?
ゼロの執行人の時間が来るのを気長に待つとしよう。
******
文章力ェ...

Re: 【コナン】HS法医学者はHS幼女として... ( No.5 )
日時: 2018/07/13 03:15
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

続き。

******
とある日のこと。
「五葉ちゃーん」
母に呼ばれたので何かと思ったら、
「ごめんね五葉ちゃん。パパとママ、これから1ヶ月ぐらい海外に行くから、毛利さんの所でお世話になっててくれる?話はつけてあるから!!」
と言われた。何故毛利探偵事務所なんだ。そして兄はどうした。
「なんで毛利探偵事務所?兄さんは?」
「うーん、五葉ちゃんコナン君と仲がいいじゃない?だからかな。毛利さんも快く引き受けてくれたし。裕ちゃんは友達と沖縄旅行だって」
何をしてるんんだうちの兄貴は。
そして小五郎さんも母が美人だから受け入れたんだろうな。
でもまぁあの人も何だかんだでいい人だし、母じゃなくても受け入れてくれたのだろうか。
「と言う訳でよろしく〜」

「という事があってね...」
「...おめーも大変だな」
ほんとよ。両親は頭はいいけど全然堅い訳じゃなく寧ろ馴染みやすいぐらいフレンドリーで明るいし、兄の祐介だって自由人だし。
「そう言えばこの間のサミット会場の爆発」
皆さんご存知ゼロの執行人です。突入しましたよ。
「ああ」
「安室さん映ってなかった?」
いや、映ってた、バッチリと。
バッチリとって言うのもおかしいか、ほんの一瞬だったし。
でも私にはしっかり見えてましたよ。
「あー...」
「安室さんも大変ねー」
「何でそこにいるのかとか思わねぇのか?」
「大方公安かしらね。安室透は偽名とか」
「おめー本当に小学生か?大人がそのまま縮んだわけじゃねぇよな?」
似て非なるものだ。コナン君や哀ちゃんはもともと17、8歳くらいの人間が薬で幼児化したもの。きちんとした戸籍がないし、偽名だし、『江戸川コナン』や『灰原哀』の両親は存在しないもの。しかし私はどうだ。ちゃんと7年前に母親の胎内からこの世に生まれ、現在に至る。つまり赤ん坊からの人生であり、きちんとした戸籍もあるし両親も存在するしれっきとした本名である。まぁ言い方を変えればコナン君のその見解もある意味間違っちゃいないかも知れないが、私は決して体が縮んだわけではない。同じなのは、精神年齢が見た目より上ってことくらい。
私は正真正銘7歳である。コナン君どころか安室さんよりも精神的に年上で、コナン君や哀ちゃんよりも長く子供の演技をやっているだけであって一応ちゃんと7歳だ。大事な事なので2回言った。
「失礼ね、ちゃんと7歳よ、7年前にこの世に生まれたんだから」
「でもなぁ...」
「それを言うなら君も本当に小学生かって話になるけど」
「ははは...」
「まぁ深くは詮索しないから安心して」
いつかはちゃんと君から話してくれると嬉しいけどね。
そういえばもうそろそろ風見さん達が来る頃か。
と思ったら来た。
コナン君のスマホに盗聴アプリをインストールして帰って行った。
違法捜査はお手の物だとは前世から知っていたけど此処までとは。
酷いな公安。まぁ仕方ないけど。
「五葉ちゃんどんな食べ物が好き?」
「え?」
突然蘭ちゃんから話しかけられ、つい間抜けな声を出してしまった。
うーん、とは言っても基本的に何でも好きだし。強いて言うなら海鮮料理が好きだけど、そんな贅沢は言えないし...
「うーん、何でも好きだけど...」
「じゃあ今食べたいなってものはある?折角だし五葉ちゃんの好きな食べ物作ってあげるよ」
「じゃあ...たこ焼きで」
「たこ焼き?」
もしかしてたこ焼き器がないのかしら。
「いいね、食卓でたこ焼き。たこ焼き器はあるんだけど全然使ってなくて...丁度良かった」
あるのか。たこ焼き器。
「たこ焼き好きなのかお前」
「好きよ。でも一番は海鮮料理かしらね」
「ああ。美味いよな、刺身とか寿司とか」
でも快斗君は魚が嫌いなんだっけ。残念ね。
凄く美味しいのに勿体ないわ。
「漬け丼とかもいいわよ」
「確かに。話してたら食べたくなる」
「私も...今度食べようかしら」
うちは金持ちだからたまには贅沢をしても大丈夫だろうし。そうだ、コナン君達にもご馳走しよう。元太君にはうな重もつけた方がいいかしら。

そしてまた数日後、公安がやって来た。
ついに小五郎さんが逮捕される日だ。助けてあげたいけど、これから起こる出来事が変わってもっと大事になってはいけないので、助けることが出来ない。
「待って!!小五郎のおじさんが犯人なら、同機は何!?」
「それはこれから調べる事だ」
風見さん...
この人根はいい人そうなんだけど...どうなのだろうか。
...このままじゃあれね、流石にムカつくからちょっと言ってやろう。
私は風見さんたちが階段を降り、パトカーに乗ろうとしたところを見計らって少々足止めをする。
「...貴方達はとても卑怯ね。もっとやり方ってものがあるんじゃないの。それとも、こんな事しか出来ないの?公安の刑事さん」
風見さんは一瞬目を見開くが、すぐに行ってしまった。
そしてコナン君が安室さんと会話していた。
「どうしてこんな事するんだ!!」
...このまま放っておくと確かにあの事件は事故として処理されていた。しかしこれでは蘭ちゃんの心に傷が残ってしまう。
それにコナン君に協力してほしいが為小五郎さんを巻き込むのもどうかと思う。協力してほしいなら素直に言えばいいのに、面倒な若僧だ。
コナン君が帰ったのを見計らい、私はポアロに入る。
「安室さん」
「やぁ五葉ちゃん。どうしたんだい?1人?」
「そうだよ。安室さんに言いたい事があって来たの」
「僕に言いたい事?何だい?」
「耳、貸してくれる?」
私がそういうと安室さんは耳を傾けた。
「...ちょっと強引ね。協力してほしいなら正直に言いなさい」
「え?」
「あと、事の一件が収まったら、覚悟してなさい。1発殴ってあげる」
「え、殴...」
「それだけよ。またね、生意気な若僧」
それで言うと私はポアロから出て事務所に戻った。
さぁ、どうなる?
******
今回はちょっと長め。

Re: 【コナン】HS法医学者はHS幼女... ( No.6 )
日時: 2018/07/16 13:54
名前: クリオネf。t (ID: qizRGjjT)

続き

******
あれから色々あって、妃弁護士の所へ行ったりした。
今日はコナン君と2人で小五郎さんの様子を見に来たのだが、生憎身柄は別の場所に移された様だ。映画見たから知ってるけども。
そして私は今回、ある計画をしていた。安室さんのスマホに盗聴アプリを入れてやろうと思っているのだ。勿論自作のアプリである。これは半径1m以内にいる人のスマホに瞬時に盗聴アプリを入れることができる。しかも充電は減らないし逆探知もできない優れもの。
「あ、コナン君、私ちょっとお手洗いに行って来るわね」
「おう」
安室さんが遠くに見えたので私は席を立った。
そして私は安室さんとすれ違う。よし、インストール成功。
その後安室さんは風見さんとすれ違う。
あ、来る、コナン君の必殺猫かぶりが。
「ねぇパソコン返してよぉ〜!!」
おっふ。
「博士に作ってもらった新しいゲームが入ってるのにぃ〜!!」
ヤバい、超可愛い。おい風見羨ましいぞこの野郎。そこ代われ。
あ、安コの安室さんになってもうた。
「...お疲れ」
「ああ...」
うん、ご馳走様ですね。

また別の日。
私は相変わらずコナン君と行動している。
コナン君は危なっかしいし、私がついててあげないと。
そしてコナン君は会議盗聴なうです。
「そこで何をしているのかな?」
あ、来た、安室さん。
「君は毛利先生の事になると一生懸命だね。それとも...『蘭姉ちゃん』の為かな?」
漫画やらアニメやらで見てる分にはかっこいいなと思って見てたけど...なんだろう、実際目の前でこう言われるとクソムカつくなこの生意気なパツキンガングロ野郎。
そして登場、風見さん。
風見さんが何故自分を呼び出したのかを聞いた時、安室さんは風見さんに着いた盗聴器を取った。
いやもっとマシな取り方しなさいよ。
「これでよく公安が務まるな」
オメーもだよ!!
「ちょっとあんた、もっとマシな取り方ないの?」
「やぁ五葉ちゃん。君もコナン君と一緒に行動してるんだね」
「そりゃあコナン君は危なっかしいから、一緒にいてあげないと...」
全く...若者は世話が焼けるわね。

別の日。
私はコナン君とスケボーなうです。
沈黙の15分の時哀ちゃんと2人で乗ってたし、私自身バランス感覚あるしコナン君にしっかり捕まってれば何も問題はない。
今はコナン君が一連のテロをIOTテロと特定し目暮警部に連絡している所だ。
「それほんと...?」
あ、蘭ちゃん。
「う、うん、新一兄ちゃんがそう言ってたよ!!」
いいねぇ、青春だ。私にも青春時代があったなぁ。
あ、でも今の私にとってはこれからだ。あと10年か。
「コナン君...新一、頑張ってるんだね。お父さんの為に」
いやいや、貴女の為でもあるのよ。
あ、なんかヘッドフォンから聞こえて来た。
『IOTテロか...何て子だ』
いやいやいや、中身が高校生とは言え現在小学生である彼に盗聴アプリ仕掛けるなんてあんたこそ何て奴だ。

また別の日。
はい、盗聴なうです。
『俺には恐ろしいと思う男が2人いるんだ。その内の1人はまだほんの子供だがな』
これ前々から思ってたけど、もう1人って赤井さんかしらね。
それとも別の誰か?
...まぁいいか。

またまた別の日。
只今妃弁護士の事務所にいます。
白鳥警部が来て、小五郎さんが釈放される事を知らせた。
それから羽場二三一の話もあり、コナン君が何かに気づいたらしく、急いで出て行ってしまった。私も後を追う。
そして私はコナン君の後ろに乗る。
「オメーも何か気づいたか?」
「ええ...犯人の動機の検討がついた」
「ああ...俺もだ」
そうやって会話していると、後ろから白のRX-7が追って来た。もしかしなくても安室さんだな。
それにしてもかっこいい車だ。RX-7とRX-8は私の前世での愛車でもある。
どっちもスポーツ車よ。
なんかそうこうしてるうちに会話が進んでる。
「羽場さんが亡くなったのって1年前だよね?」
「ああ...1年前の今日だったな」
「え...今日...?」
「!!...まさか!!」
気付いたか。そうと決まれば検事の元へレッツゴーだ。

よし着いた。アクションは凄かった。安室さんが素手でフロントガラス割ってることにはどうも思わなかった。私にも出来るからね。
検事は何処かな〜...っと、いたいた。
コナン君が日下部検事の腕を引っ張ると、日下部検事の手からスマホが落ちる。それをすかさず拾い上げる安室さん。
「やはり貴方だったんですね、日下部検事」
スマホの画面にはNAZUの管理サイト。
それを問いただすと日下部検事は安室さんからスマホを奪い、逃げてしまった。
その後安室さんが止めて、コナン君が動機やらの推理を披露してくれた。
そしてコナン君が羽場さんの映った映像を日下部検事に見せる。
実は羽場さんは生きていた。屋上にいるように見えるが実際は合成映像だが。
「このままあそこにカプセルが落ちれば、羽場も無傷ではいられない!!」
「何!?...汚いぞ!!」
日下部検事はそう言った。
「それは貴方が言える事かしら。貴方だって散々手を汚したでしょう。自分を見直す事ね。あと...」
私はパスワードを打つ。
「貴方が設定したパスワード...これで合ってる?」
私は彼に画面を見せる。
『HABA231』
「!?...何故君が...」
「あら、どうやらビンゴの様ね。理由は簡単。貴方が羽場さんを大切に思っていたからよ。だったらパスワードも羽場さんに関係するものだと思ったの。羽場さんの名前って数字だし丁度いいしね」
これで合ってるのなら話は早い。
「安室さん、これがパスワードよ。早くしてちょうだい」
パスワードが打ち込まれ、解除された。
しかしまだ軌道が変わっておらず、爆弾で軌道を変える事に。
そして軌道は変わったが、今度はカジノタワーの方へ軌道が変わり、このままでは直撃してしまう事になる。
それを阻止する為、安室さんとコナン君は動いた。
「君も来てくれるかい?」
と安室さんに言われ、私も着いて行くことに。
後部座席だとすぐに逃げることが出来ないという事でコナン君と一緒に助手席に座る事になった。
「コナン君大丈夫?狭くない?」
「まぁ...何とか」
「...私の膝の上に乗る?」
「は?」
「嫌ね、冗談よ」
別に乗せても全然重くないだろうけど、今は体が小さいからね。違和感半端ない。
あ、モノレール。
いやぁ...改めて凄いな。まぁ私もこれくらい出来るけども。前世でバンバン運転してたけども。
「死ぬかと思った...皇、大丈夫か?」
「全然平気。寧ろ物足りないくらい」
「どんな神経してんだオメー」
「まぁ私生身でも行けるから」
「なま...み...!?」
そう、私はこういうのに生身で向かって言ったりしたことがある。スケボーとかそういうのなしで。
私特殊だからね。
「そう言えば皇、お前どうすんだ?」
「どうするって?」
「脱出だよ脱出」
「コナン君は僕が抱えるけど、君をどうするかが問題なんだよ」
「ああ。それなら問題ないわ、自力でどうにかできる。なんなら私が先に道を作っててあげるわ」
「大丈夫なのか?」
「ええ、勿論」
それからあの建設中のビルに到着。
「...愛の力は無限だね」
それな。
「安室さんって彼女とかいるの?」
あ、これね。安コ推し的にはここはコナン君でいいんじゃないかな、ほら、ドライブデート(スリリング)してるし。今は私がいるけども。
「僕の恋人は......この国さ!!」
因みに私の恋人は全世界よ。
とか何とか言ってるうちに加速してんなこれ。
「高さが足りない!!」
「上等だ!!」
あ、RX-7よ...無理させてごめんよ...
そして車は空中へ飛び出す。
コナン君はボールでカプセルの軌道を見事に変えた。
私は車を踏み台に勢いをつけ、ガラスに激突して割った。私、無傷。
私>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>ガラスだからね。
その後コナン君を抱えた安室さんも無事に着地。私が先にガラスを割ったから怪我はしていない様だ。
「驚いたな。生身で強化ガラスを簡単に割ってしまうなんて」
「まぁ、私怪力だし体丈夫だからね。自動車だって持ち上げる事が出来るし、何なら旅客機だって持ち上げれるわよ」
「え、マジ?流石に嘘だろ?」
「本当よ。力加減を少しでも間違えると何でもすぐに壊れちゃって大変なのよ」
最近だと大木を折っちゃったからね。
「ああ、ところで安室さん」
「ん?」
「貴方には恐ろしいと思う男が2人いて、1人はほんの子供...でしょ?」
「え?」
「貴方のスマホ。盗聴アプリをインストールさせてもらったわ」
「えっ、いつの間に!?」
「それでよく公安が務まるわね?」
「」
「私の自作アプリなのよ。逆探知不可、バッテリーは減らない優れもの」
「君は何者なんだい?」
「そうねぇ...ただの7歳児かしら」
中身がアラフィフなだけの...ね。
「あ、そうそう安室さん。ちょっとかがんでくれる?」
「...?」
安室さんはよくわかっていないようだがかがんでくれた。
「じゃあいくわよ」
「...え、何処に?」
私は安室さんに顔面ストレートをお見舞いした。
「いったぁ!!?」
「ちょ、何やってんだ皇!?」
「顔面ストレート...言ったわよね、全てが終われば殴るって」
「え、ちょっと、あれ本当にやる気だったの!?めっちゃ痛いよ!!今まで喰らった攻撃の中で一番痛い!!」
「これでも軽い方よ。私が本気で殴ったら貴方の首は確実に飛ぶ。生首になるわよ」
「え、何それ怖い」
「まぁ、これで勘弁してあげるわ」
「オメー安室さん相手によくやるよな...」
「だって怖くないもの」
年下で自分より弱いんだから全然怖くない。
「こんな若僧に怒られても大した事ないわよ」
「わ、若僧...?」
「君、前も僕の事若僧って言ってたよね...」
「29なんてまだまだ若僧でしょう?」
アラサーとアラフィフなんて二回りくらい違うわよ。
それを考えたら安室さんなんてまだまだ若僧でしょ。
「年下だろ、オメー」
「そりゃあ今世ではまだ7年しか生きてないけど、前世も含めれば私の精神年齢は46歳よ」
「前世...!?」
「そうよ、私には前世の記憶があるの」
「へぇ...(まぁ俺も体が縮むって言う非現実的な体験したし、此奴やけに大人びてる...って言うか大人の余裕を感じたし...本当なんだろうな...って事は赤ん坊からやり直してるのか...俺より大変だな、こりゃ)」
「そうなんだ...」
あら、意外とあっさり信じてくれた。
「両親の年齢より上なのよね...私」
「お、おう...」
「じゃあ君は僕の人生の先輩な訳だ。あれ?って事は敬語使わなきゃいけないのか?呼び方も五葉ちゃんじゃなくて五葉さん...?」
「そういやぁ皇、前世ではどんな職業だったんだ?」
「法医学者」
「マジか、道理で死体慣れしてる訳だ」
「まぁ...ね。遺体を見ると心が痛むわ。中には身元の分からない遺体もある。そんなご遺体を少しでも減らし、家族の元へ帰してあげるのが仕事だったわ。やりがいのある仕事だった。法医学者も立派な医者、今世でも法医学者を目指すつもりよ」
「五葉さんかっこいい」
「そう?とりあえず今日は帰りましょう。特に私達は、蘭ちゃん達が心配してると思うから。ああ、あと安室さん、貴方、コナン君に本気の力を発揮してもらう為に毛利さんを巻き込んだでしょう?そういうのは止めなさいよね」
「安室さん、買い被り過ぎだよ」
「まぁ、それ程までに貴方は凄いって事よ、コナン君」
「そうかな...」
「じゃ、帰るわよ、コナン君」
「あ、お、おう」
「それじゃあね、降谷さん」
私達は安室さんに背を向け、帰路に着いたのだった。
******
長かった...
五葉様は怖いものなしだな、うん。


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