二次創作小説(紙ほか)

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銀魂 短編 無理すると悪化する
日時: 2018/05/24 18:24
名前: 白銀 (ID: uJjLNBYk)

皆さんこんにちは。白銀です。お久しぶりです。
今回は銀魂、柳生篇の後の話を考えたので書いてみます。
↓どうぞご覧ください。




「この勝負荷物を抱えて勝てるほど甘くはない!」
「・・・・・・・・・・行け新八」
「どぉりゃああああああ!!!!」
勝負は決した。万事屋の勝利だ。柳生九兵衛はこんなことをすれば自分も妙も幸せになるはずがないと分かっていた。お互い承知のはずで、この道を選んだ。だがそれでも、新八は止めに入った。涙をこぼしながら去った妙を取り返すため。銀時たちはその思いにこたえた。
こうして今の結果に至る。
妙と九兵衛が和解して泣きあっているとき、銀時は胸の痛みに耐えていた。
「くそっ・・・・・・あのじじぃ本気でやりやがったな・・・・」
息が荒くなる。そのたびに胸のあたりに激痛が走る。壁に手をつき息を整えていると、
「銀時ではないか。そこで何をしている」
「よぉ・・・・ヅラ・・・・・・・」
「ずいぶんと苦しそうだな。何かあったのか?」
「何でもねぇ」
桂に迷惑をかけまいと必死で取り繕うが、長年一緒にいた仲間はやはり騙せない。
「胸か?」
そう言って桂が銀時の胸に触れる。その途端今までにない激痛が銀時の体中を駆け巡った。
「ぐっ!!はぁはぁはぁ・・・・・・」
「大丈夫か!?俺のアジトに来い。医者を呼ぶから待っていろ」
桂が銀時を担ぎアジトへ向かう。中にはエリザベスがいた。
(どうかしましたか、桂さん)
「医者を呼んでくれ!」
(わかりました!)
プラカードでそう言うと急いで部屋を出て行く。すると廊下が騒がしくなった。隊士たちが電話で医者を探してくれているのだ。
「銀時、大丈夫か、何があったのか説明しろ」
「何でもねぇって・・・・・言ってるだろ」
無理やり起き上がろうとする銀時を桂が止め布団に寝かせる。
「今は無理をするな。新八君とリーダーには俺が後で伝えておく」
「悪いな・・・・・ヅラ」
「ヅラじゃない桂だ」
桂が言い終わった直後に医者が到着し銀時の服を脱がせた。
「何じゃこれは・・・・・・」
服の下にある銀時の体は酷く傷ついていた。頭からもよく見ると血が流れていて、全身に殴られたような打撲痕があった。
「銀時!これは一体どういうことだ!」
「・・・・・・・・・・」
銀時は一切答えなかった。ただ黙々と医者の手当てを受けていた。
「肋骨が折れてるな・・・・・1・・・2・・・・・・5本だな、こりゃしばらく絶対安静じゃな」
「チッ・・・・・あのじじぃめ」
処置が終わり桂が万事屋に電話をするとすぐに駆け付け、銀時は神楽が連れてきた定春ゆっくりと帰っていった。
「銀さん、大丈夫ですか?」
「んあ?これくらい平気だよ」
「すみません、僕が不甲斐ないばかりに銀さんにこんな怪我をさせてしまって・・・・・・」
「お前のせいじゃねぇよ、だから気にすんな」
「・・・はい」
「銀ちゃん!私の右手首折れてるネ!これじゃあ食べることができないアル!」
「左手で食えばいいだろ」
「私そんな器用じゃないネ!銀ちゃん食べさせてヨ!」
「できるか!!」
銀時たちの間に再び平和な日常が戻ってきた。







完結





あとがき
いかがでしたでしょうか?最近はラインのグループに入ったのでセリフだけ打っていればよかったので、感覚を忘れてしまいました。
何とか取り戻せていけたらいいなと思っています。
次回、お楽しみに!!


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