二次創作小説(紙ほか)
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- 銀魂−Interest−
- 日時: 2018/06/24 17:42
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
全てが終わったと思う日本。
万事屋銀ちゃんも真選組も千尋も平穏?に暮らしていた。
- 第1訓ヤバそうな人ほど好みが可愛い ( No.1 )
- 日時: 2018/06/24 18:46
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「あれ?水月さんと神霧さんだ!」
夜になったばかりの今、様々な屋台が並ぶこの場所で
銀時たちと千尋は水月たちを見つけた。
「おう、久しぶりだな千尋」
「うん!」
「でも珍しいですね水月さんまでここに来ているなんて」
新八はそう言った。水月は長い銀髪を黒いリボンで一つに
結っていた。どこから見ても美少女に見えるが正真正銘の
男である。
「あ、えっと俺が誘ったんだよ。まぁ誘ったら腹パンされたがな。
今もジンジンする」
「それで済んでいる神霧さん、一体どんな体してんのアンタ」
ヒュ〜という音がして花火が上がった。
全員の視線が花火のほうに向いた。
「‥‥‥」
「へぇあれが花火って奴か!スッゲーな…」
神霧は花火を見ながらそう言った。
「ねぇねぇ水月さん神霧さんのことは好き?」
「?」
水月は首を傾げた。
「…言わねえよ…でも長い付き合いだから」
「やっぱり長いんだね‥‥あ!」
全員の視線が花火から近くの猫の方へ向いた。
「白猫か」
「猫…だな」
水月は屈みこみ猫を優しく撫でた。猫はニャーンと鳴き
水月の手にスリスリする。
「水月、お前動物も好きだったんだな」
「あぁ」
- 第2訓無表情の裏には必ず過去がある ( No.2 )
- 日時: 2018/06/24 20:56
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「はぁ?なんで俺たちが夜兎と同等で戦えるのか、だって?
それ聞いてどうすんだよ」
「私はえーって思ったんだけどね」と千尋が呟いた。
「だって二人とも、あのバカ兄貴と対等に話してたし
アイツだってあんな対等に接するのは認めた奴だけネ」
神楽はそう言った。神威の妹だけあって彼のことをよく
分かっていた。
「手合わせしたんだよ、ちっと戦っただけだ。それに
結局負けてるし」
「それで片付けん無し!ほら、私の過去は話したんだから
私には貴方たちの過去を知る権利があるんじゃない?」
それを言われ神霧は断ることができなくなってしまった。
「チッ仕方ねえな——」
■
遡ること約数年ぐらい。
この時すでに水月と神霧はそれぞれ海賊、暁の第7師団の
団長、副団長だった。
「にしてもよ、お前よく父親の腕吹っ飛ばしたよな」
神霧はそう言った。
水月の家族との仲は最悪親子喧嘩では済まないレベルだったのだ。
「だ、団長!春雨が!」
「あ、ここにいたんだー」
飄々とした笑みを浮かべた青年が団員を殴り飛ばし
二人の前に立った。
「団長、その登場の仕方どうにかしましょう」
「いいじゃん阿伏兎。お前が言ったんだよ?秋兎族は俺たち夜兎と
同等に戦えるって。ってことで俺たちと少し遊ぼうよ。
まぁ拒否権はないけどね。俺は神威、君たちは?」
神霧は水月から視線を感じた。
「(受けて立つってのかよ)まぁいいか。俺はここの副団長
神霧だ。ンでこっちがみっちゃ——ふぐっ!?」
水月の腹パンで神霧が顔を顰めた。
「…水月だ面倒事は嫌いなんだが戦闘となれば話は別だ」
「そう来なくっちゃ。ならとっとと始めようか」
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