二次創作小説(紙ほか)
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- 魔法少女まどかマギカ 2
- 日時: 2018/07/02 17:46
- 名前: つー (ID: U/MA9rl2)
もし、暁美ほむらがあの時ワープしていたら。
ほむらを主人公にしました。
テレビシリーズ見た人、ぜひ見に来てください♪
第一話 そんなのウソでしょ?
私は、病院のベッドで、なつかしい声が聞こえた気がした。それも二つ。一つは、わたしを呼んでいて、もう一つは、何か、おこっている。
「ほむらちゃん、かわいい顔してるね」
「ふん。まどかー、もう行こ。こんな奴に付き合って、学校遅れるのって最悪だわ」
「そんなことないよ! ほら見て? こんなにすやすや眠ってる」
まどか? 今そう聞こえた。確かだわ!
ばっと、ベッドから起き上がった。
正面に、女の子が二人。
鹿目まどかと、美樹さやかだ。二人とも、見滝原中の制服を着て、手には指輪をしている。
「おはよう、ほむらちゃん」
まどかが、ニッコリ笑った。
? 何で私の名前を、今知っているの?
それに二人とも、なんで今、その指輪をしているの?
今日は何かがおかしい。
もしかして円盤が故障した? そんなことない、あれは壊れてなかったはず…。
「あんたさあ、とっとと着替えてくれば?」
美樹さやかが、露骨に顔をしかめた。そして、顔の前で手をひらひらと振る。
「もしかして、あんた、着替えれないくらいに体、やっちゃったの?まっさかあ。で、ほらほら、急いで」
彼女に押されて、箪笥のほうへ向かう。
言われるがままに、制服を着て、眼鏡をはずして、三つ編みをほどく。そして、ソウルジェムの指輪を指に通す。
まどかやさやかと会えてうれしいけど、何だろう、この心のもやもや感は。そして、不快なほどの疑問の多さは。
「ほむらちゃん。杏子ちゃんも、マミさんも、待ってるんだよ。外で」
え?
〈つーかさあ、いつまで待たせるわけ?〉
頭の中から、佐倉杏子のべらんめえ口調が聞こえる。
〈暁美さん。佐倉さんも美樹さんも、ちょっと頭に来ているみたいね〉という巴マミの声もする。
そんなのウソでしょ?
みんな私のこと覚えてる。この感じじゃ、あいつ…キュウべえも、そうなのかしら。
つづく