二次創作小説(紙ほか)
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- 東方太陽巫女【その2】
- 日時: 2018/07/15 07:59
- 名前: ミニウサギ (ID: 0llm6aBT)
前スレのパスワード忘れたので新しく作りました!
!注意!
人が傷つくコメントは御遠慮下さい!
- Re: 東方太陽巫女【その2】 ( No.3 )
- 日時: 2018/07/17 00:11
- 名前: ミニウサギ (ID: aOQVtgWR)
では、続き書きます!
ーーー
チ「大ちゃんは霊夢とかデブ猫の連中呼んで!こいつの対処法わかんない!」
チルノは氷の弾幕を放ちながら大ちゃんに呼びかける。
大「う、うん!」
大ちゃんは戸惑いながらも博麗神社へ飛んで行った。
チ「ていうか何こいつ?さっきから結界しか張ってない!結界壊れろ!」
チルノは氷を撃ち続けるが、冥府遣いの呪文による結界が氷を弾く。
いつみ達が来るまで私は何ができる?チルノを見ているだけは嫌だ。鏡からグリフォンを召喚することもできるが、中の冥府遣いまで倒してしまうと此処に来た理由も聞けない。私もチルノのように弾幕を撃てたら…。
考えては埒があかない。私が唯一力を貸せる方法でやる!
莉「このぉ!」
私は結界に飛び蹴りする。私の今の状況では、この脚力に頼るしかない。
しかし。
莉「いったぁ!」
チ「大丈夫!?」
足が痺れてジンジンする。本当に痛い。
チ「痛そ…」
足が痺れながら考える。
脚力じゃ不利だ。一か八か鏡から光や弾幕が撃てるかどうか試してみよう。
此処は異世界。もしかしたら新しい能力が備わっているかもしれない。
でなかったらでなかったで痛いが。
私は鏡を構えて鏡に意識を集中させる。
鏡が温かくなるのが掌越しに伝わってくる。いけるかもしれない。
意識を鏡から結界にゆっくり移す。
莉「ファクラソリア!」
無意識にそう叫んだ瞬間、身体全体に衝撃が走り、目を見開く。鏡からでた円状になっている金色の球が結界に突撃する。そして結界はバラバラと崩れ落ちていく。
チ「ふぁ…ただの人間じゃなかったんだ…」
チルノがへたりと座り込んだ。
?「ちょっと、誰よ?ってあんただったの!?ありえない。外の人間は普通できないのに…あんたら、何者?」
いきなり声がしてびくっとし、振り返るといつみ達と霊夢がいた。
い「ええと…そんなことより、莉々足震えてるけど大丈夫?南海トラフ巨大地震の前兆?」
いつみが変な事を聞くのでチョップしてやった。
「頭割れそう。ヤメテ。」
- Re: 東方太陽巫女【その2】 ( No.4 )
- 日時: 2018/07/17 19:17
- 名前: ミニウサギ (ID: 62e0Birk)
私は大会の出場は遠慮します。
- Re: 東方太陽巫女【その2】 ( No.5 )
- 日時: 2019/11/21 16:52
- 名前: ミニウサギ (ID: OSKsdtHY)
もうそろそろしたら更新します!
- Re: 東方太陽巫女【その2】 ( No.6 )
- 日時: 2021/02/07 17:07
- 名前: ミニウサギ (ID: vx9vqVej)
もう2年経ってるの!?
いつみ「そろそろ復帰しろ」
- Re: 東方太陽巫女【その2】 ( No.7 )
- 日時: 2021/03/29 23:09
- 名前: ミニウサギ (ID: vx9vqVej)
冥府遣いが結界とともに消滅するのを見送った後私たちは博麗神社に戻り、居間で正座させられた。
おそらくさっきの謎の力を見たために問いただそうとしているのだろう。
霊「貴方達…」
叱られるわけでもないのに両目をキツく瞑ってしまう。
霊「修行すれば異変解決がいつもより捗るし、神社に妖怪じゃない人間の3人組が加わったっていい宣伝になるかも!帰る方法が見つかるまでここにいていいから!」
拍子抜けだった。異変…?というのがよくわからないが、玉ちゃんが質問してくれた。
霊「異変っていうのはね、ここ幻想郷で妖怪によって起こされる事件のようなもの。ついでに幻想郷について他の事も教えておくわね。」
霊夢さんが幻想郷の常識について教えてくれた。一部の人間と妖怪に備わっている"程度"の能力や妖怪について、そしてその妖怪達のせいで博麗神社の参拝者がほとんどいないことも…。
霊「で?そちらの謎の能力やら、さっきの変な猫やらそこのデブ猫について教えてくれる?」
デブ猫、というワードにカチンと来たのかムスビが「デブ猫じゃねぇです。ムスビです。」と言ってから説明する。
ム「いっちゃん達3人は太陽遣い(アガリづかい)の巫女といって元の世界、人間界と猫の黄泉世界、ニキラアイナにおわす太陽と月の神に仕える巫女です。そしておいらは太陽遣いの巫女を護り仕える天猫です。天猫は1人の巫女に必ずついてるいて、色違いの鈴を持ってるです。そして互いが出会うことで巫女はそれぞれ自分の能力を開花させるです。」
霊夢が天猫についての説明で首を傾げる。霊「あれ?じゃああと2匹その天猫とやらは?」
玉ちゃんと莉々が気まずそうに目を合わせる。莉々がおずおずと説明する。
莉「その…私たち2人の天猫は既に亡くなっているので…」
あら、それはごめんなさいと霊夢さんが眉を下げて謝る。玉ちゃんが気まずい空気にさせない為に間髪入れずに説明する。
玉「そして、さっきの猫は冥府遣い(フカつかい)といってニキラアイナの冥府神に仕え、人間界に度々現れては子供たちの魂や負の感情を奪ったりする、私たち太陽遣いの敵です。」
玉ちゃんが間髪入れずに説明したせいか、霊夢さんが驚いている。
霊「そ、そう。それでどうしてここに来れたの?」
ニキラアイナで冥府遣いに嵌められてしまっていつの間にかここに来ていたと話すと、霊夢さんはこめかみを抑えた。
霊「ねぇ、それってもしかしてさっき倒した猫?」
そうです、と言いかけて気づいてしまった。
嵌められたのならば、冥府遣いは帰る方法も知っているはずで、その帰る方法を失ってしまったということである。
い「やっちゃったぁぁぁぁ!」
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