二次創作小説(紙ほか)

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銀魂−IRONY−
日時: 2018/08/04 14:21
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

題名とストーリーの始まりを変えました。
晴陽菖蒲、山南惣助はちゃんと出ます。


幼くして菖蒲は両親を亡くした。

其の1猫の手も借りたい! ( No.1 )
日時: 2018/08/05 08:07
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

暑い夏のある日、葬式が行われた。笑顔の男と女の遺影が
飾られていた。彼らは黒髪で黒いブレザーを着た少女、菖蒲の
両親である。彼らは自分の娘を隣人や真選組に頼んでいた。

「ついに…いなくなっちまったな」
近藤はそう呟いた。今でも耳に残っている二人の微かな声。
『様子を見るだけで、構いません。私たちは長くないから…
 菖蒲を私たちの代わりに…お願いしますね』

「近藤さん、何ボーっとしてるんですか?」
真選組最年少で副隊長、山南惣助は菖蒲の左手を握っていた。
右手は土方が握っていた。

 ◆

その日から数年後、今、菖蒲は一人で暮らしている。

「菖蒲、大丈夫?」
番傘を差した淡い水色の髪をした青年、皐月は菖蒲に声を
掛けた。夜兎である彼は外に出るときは基本、番傘を差していた。

「夜兎って太陽に慣れることはできないの?」
「難しいんじゃねえか?慣れる前に俺らのほうが消えちまう。
 お前は良いな、太陽に当たっていても平気で」
皐月はそう言って笑った。

そんな楽しそうな二人をバズーカ砲が襲った。
ドカァァン!という音と共に煙が上がる。
「ちょっと沖田さん!何、街中で民間人に向けてバズーカ使ってんだ貴方はぁ!!!」
「あ、ごめんなさい、手が滑って」
笑いながら沖田はそう話す。
「手が滑ったというか完璧狙い定めてたじゃねえか…」

其の2医者の力 ( No.2 )
日時: 2018/08/05 08:32
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「お大事に」
上松病院からそんな看護師の声が聞こえた。
その病院は小さいが少なからず患者は来ていた。
「上松先生、そろそろお昼休憩ですよ」
藍色の髪をした若い男の医師に看護師はそう伝えた。
「ありがとう、じゃあ僕は少し外に出ますね」
医師、上松凌雲は白衣を脱ぎ外に出た。

神楽「ヤブ医者ぁ!」
上松「誰がヤブ医者だよ!で、どうしたんだ万事屋三人衆」
新八「いや、いつの間にそんな名前があったんですか?」
銀時「上松、ゴリラを治す方法は「ない」(´・ω・`)」
銀時のボケも否定して見せた。

上松は微かな声を聞き辺りに目を走らせる。
すぐに目についたのは殴られたり蹴られたりしている少年だった。
上松はすぐに駆け付けた。
「何してるんだ、君たち」

上松は殴られていた少年に声をかけた。
「…誰だよ、この人」「コイツが悪いんだぞ!」
そんな周りの少年たちを無視し、上松は脈を調べる。
「…君たち、彼、殴られる前から血を吐いていなかったかい?」
上松は彼らにそう聞く。
「そういえば咳き込んでた…かも」
「これは不味い。一旦、彼を僕の病院に運ぶぞ」

そして病院内。

「あの子どうなったアルか?」
神楽は心配していた。
「大丈夫。でも君たち、もう彼を殴ったりしちゃダメだぞ?
 自分がしたことはいずれ、自分に返ってくる」

其の3女みたいな男もいる ( No.3 )
日時: 2018/08/05 11:15
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「伊庭が町にいるなんて珍しいじゃねえか」
銀時は亜麻色の髪を一つに結んだ青年に声をかけた。
彼は振り返りその整った顔を向けた。彼の名は伊庭七郎、
文武両道の剣士だ。
「たまには特訓を休んだらどうだって、近藤さんに言われたんです」
「伊庭がいれば真選組の道場破りは無さそうだな。文武両道といえば」
銀時がそこまで言うと噂をしていると…。
「伊庭さん、ここにいたんですね」
伊庭よりも長い黒髪を白い紐で結った真選組の男、
山南惣助は彼らに話しかけてきた。

(((で、出た!真選組常識組!!)))
特殊バカ、チンピラ警察とまで呼ばれる真選組の中で
伊庭は論外として一番常識が通じる人物たちだ。
「うおォォォォォォォ!!!!」
そう叫びながら嫌らしい顔をした男たちが二人を囲む。
「二人ともォォ俺と付き合ってください!!」
彼らの言葉に二人は戸惑う。一体どうしたんだろう、と。
「な、何か誤解されてるみたいですけど…僕たち男、ですよ?」
山南がそう告げると辺りが静まる。
「(え、何このすべった感…)」
「そんなはずは」
「い、嫌、名前!僕は伊庭七郎で彼は山南惣助、どう考えても
 男でしょう?女の人との違いも僕たちはちゃんとありますよ」
その言葉が影響したのか彼らは二人に詫びて戻っていった。

「なんかさっき帰った奴らの気持ちも分かる気がするネ」
「まぁ二人とも顔が良いですから、もちろん性格も」
神楽と新八は小声で笑った。



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