二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 戦見 翡翠
- 日時: 2018/09/30 16:13
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
四葉翡翠は薫や剣心たちと仲が良い。
そんな彼女は様々な戦いに彼らと共に巻き込まれる。
(るろうに剣心 二次創作)
- Re: 戦見 翡翠 ( No.1 )
- 日時: 2018/09/30 16:39
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
明治、神谷活心流道場に薫、弥彦、剣心そして翡翠がいた。
その四人の中で一番戦えないのは翡翠である。
赤べこ、その店内に四人は足を踏み入れた。
「ホント凄いここって繁盛してるよね」
翡翠は辺りを見ながらそう言った。店員は忙しそうに
品を運んでいた。
「翡翠ちゃんは剣術が学びたいとか思わない?」
薫に突然そう聞かれ翡翠は驚く。
「どうだろう?半分半分、かな〜…戦えれば身を護ることも
できるけど戦う以外にも身を護る方法はあるし誰かの役に
立つこともできるから」
「おろ?揉め事でござるか?」
剣心は後ろを向いていた。そこでは何やら男たちが揉めていた。
店内は彼らの声でいっぱいだ。そこに一人の女が止めに入る。
「あぁ!?邪魔すんな!」そんな声と同時に女の体が突き飛ばされた。
翡翠は立ち上がり彼女の元へ急いだ。
「大丈夫ですか?」翡翠の問いに彼女は「大丈夫」と答えた。
翡翠は胸を撫でおろす。
「何してんだ、お前ら」
店員である女を助けていたのは背中に『惡』という字が書かれた
服を着ている青年が男たちにそう言った。
「オイ、コイツ…」「間違いねえ…」「まさかあの喧嘩屋ってのは」
男たちが口々にそう言う。
「邪魔すんじゃねえ!!」一人の男が喧嘩屋に殴り掛かる。
それを躱し外に出る。翡翠は女に付き添い外を見つめていた。
「喧嘩屋…斬左…はぁ〜〜〜でもすごかったです!結構体格差も
あったのにデコピン一発とは!!」
翡翠はかなり驚いていた。
「そうか?俺はそっちの剣術も凄いと思ったけどな」
彼が指差したのは剣心だった。
「飛天御剣流っていう剣術だね」
- Re: 戦見 翡翠 ( No.2 )
- 日時: 2018/09/30 17:31
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
後日、日が照り付ける昼間。
「翡翠ねえ、すごーい!!」
すずめとあやめは翡翠が小枝を使い地面に描いた絵を見て
そう言った。
「翡翠殿は絵を描くのが上手いでござるな」
剣心たちも彼女の絵を見に来た。
その時、一人の青年がここにやってきた。それはあの時の喧嘩屋だった。
「人斬り抜刀斎・緋村剣心、まさかお前だとはな」
斬左は剣心に向けてそう言った。
「なんで剣心のことを…」
一気に空気が重くなる。すずめとあやめも静まっていた。
「わざわざ調べたとしか思えないよ。斬左さん剣心さんと年齢あまり
変わらなそうだよ?それに…もうそれを持ってる時点で戦闘フラグが
立ってると思うんだけど…」
斬左は肩に彼の背丈よりも大きい武器を持っていた。
翡翠はハッと思い出す。
「斬馬刀!!思い出した、斬馬刀だよ!!」
近くの木に剣心は目を向けるも斬左のほうに集中する。
斬馬刀が振り下ろされる。地面に突き刺さったところに飛び乗り
剣心は上へ飛んだ。何の技を繰り出そうとしているか分かった。
飛天御剣流・龍槌閃。
それは見事斬左にクリーンヒットする。
「ッ!?」
それでも斬左は立ち上がる。相当の耐久力を持っていることが
分かる。彼が立ち上がると同時に近くに隠れていた人影が
姿を現す。翡翠はその人物を見据える。
「誰ですか?今、取り込み中なので…」
「アイツは…」
斬左は男を見て呟く。
「何をしているんだ!早くソイツを殺してくれ!」
伍兵衛は斬左にそう言った。
「…全ては剣心さんを倒すため。最低ですね!」
「小娘が…口を挟むな」
「小娘なんて名前じゃない。私にはちゃんと四葉翡翠って名前が
あるので…」
伍兵衛がピクリと反応する。
****
なんやかんやあった次の日、喧嘩屋斬左、否、相楽左之助は
ここに来るようになっていた。
Page:1 2