二次創作小説(紙ほか)
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- 銀魂 真選組動乱篇 その後
- 日時: 2018/10/01 15:41
- 名前: 白銀 (ID: vlinVEaO)
皆さんこんにちは。白銀です。
今回は銀魂を書いていこうと思います。
私と同じ名前を名乗る人物がいるようです。とても不愉快ですね。
その方の作品はどこにあるんでしょうか
↓どうぞご覧ください。
「新八、神楽、帰るぞ」
「でも銀ちゃん、あいつら私たちを送ってくれるって言ってるアル、甘えようヨ」
「俺たちのほうにまで手が回らないだろ、手当も帰ってからだ」
「銀時の体には万斉とやりあったときにできた傷が生々しく残っており、万斉の楽器の糸が傷に食い込んだままだった。銀時の足元には大きな血だまりがあった。
「銀さんだけでも手当てしてから帰りましょう」
「大したことねぇよ、俺はもう行くぜ」
ふらふらと銀時は歩き出す。歩く銀時の腕をつかんだのは土方だった。
「んぁ?どうした大串君、俺に用事があんのか?」
「大串君じゃねぇ、お前深手負ってるだろ手当させろ」
「いいっていいってそんな深手じゃねぇし、お前らも大変だろ」
「いいから手当させろ、俺たちの仲間の反乱に何の関係もねぇてめぇらを巻き込んじまった」
「悪いと思うなら、その分金積んで振り込んどけ、じゃあな」
それだけ言うと銀時は去って行ってしまった。新八と神楽は慌てて追いかける。
「旦那・・・・・・・大丈夫ですかねぃ・・・・・あんなケガしてるのに顔色一つ変えねぇで、よくいられるもんでさぁ」
「何だお前、サディスティック星の王子のくせに心配してんのか?」
「俺だって心配しまさぁ、そういう土方さんこそ何で引き留めたんですかい?」
「俺たちだけで済ませなきゃいけねぇ問題に巻き込んじまった詫びだ」
「土方さんも詫びなんてするんですねぃ、意外だな」
「俺を何だと思ってんだ」
「犬の餌を食う今すぐ死んでほしい人ナンバーワン、土方死ねコノヤロー」
「総悟ぉぉぉ!!!!」
そのころ万事屋一行は人々の目を気にせず歩いていた。銀時の後ろを歩きながら、神楽は新八に話しかける。
「新八、銀ちゃんフラフラヨ。私心配ネどうすればいいアルか?」
「あぁいう風に言う銀さんは頑固だ。僕たちが何か言ったところで万事屋に帰るまでって言われて済まされちゃうよ」
「でも今にも倒れそうアル。また無理して倒れて死んでしまうかもしれないアル。私そんなの嫌アル。でも聞いてくれないネ」
「神楽ちゃん・・・・・・・・」
神楽の言う通り銀時は今にも倒れそうだった。ふらふらとよろめきながら歩いている。
(この糸・・・・・どうやって外せばいいんだ・・・?食い込んでるからな・・・・・放っておくのも・・・・・・)
ぐにゃりと銀時の視界がゆがんだ。立ち止まると眩暈は治まった。だが新八と神楽に異変を察知させるには十分だった。新八と神楽は銀時の腕を肩に回した。
「全く・・・・本当に無理しすぎですよ、銀さん」
「もう私見てられないアル。そんなフラフラな銀ちゃん・・・・」
「お前ら・・・・・」
「さぁ!帰りましょう!」
「一緒に!」
「・・・・・ふっ・・・」
「俺(僕、私)達の万事屋に!」
終
あとがき
いかがでしたでしょうか?満足していただけましたか?
次回、お楽しみに