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二次創作小説(紙ほか)
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- 小説家・希望
- 日時: 2018/10/01 20:26
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
小説家を志す少女、小町希望は友人である青年
久樹紅蓮が喰種だと知る。そこで彼女は思い付いた。
- Re: 小説家・希望 ( No.1 )
- 日時: 2018/10/01 20:53
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
水色の上着を着た黒髪の少女はノゾミ、隣に立つ長身の青年は
紅蓮。二人はかなり長い付き合いで仲が良い。
時間は夜になってしまい誰もいない。
「はっけ〜ん、それも美味そうな人間の娘だ」
ノゾミは紅蓮に近寄る。紅蓮は両目を閉じていた。
ノゾミに目を付けた男は赫眼を露わにし赫子を生やす。
この二つは喰種の特徴だ。
「ど、どうしよ〜ぐれ…ッ!?」
紅蓮の片目も赫眼になっていた。両目ではないが彼の目は
喰種の男を捉えていた。
「ぐ、紅蓮くん?…ね、ねぇ!!」
紅蓮の腰辺りから赤黒い鱗赫が現れる。
「ヒィッ!!?お、お、お前…」
「先に吹っ掛けてきたのはお前だ、死ぬ覚悟はあるんだろうな?」
悲鳴を上げる間もなく喰種の男が崩れた。
Sレート『名無し』口、鼻、赫眼ではない左目以外を
固く包帯で巻いた特徴も何もない半喰種、その正体は
ノゾミの友人、紅蓮だったのだ。ノゾミは振り返ることが
出来なかった、生々しい何かを噛み千切る音で紅蓮が何を
しているのか分かった。
「あのさ…助けてくれてありがとう」
「…気にすんな。先に帰っててくれ、少し俺は残るから」
仕方なくノゾミは一人、家へ戻った。
そこで決意を決める、ノンフィクションの小説を書こうと。
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