二次創作小説(紙ほか)

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ぬらりひょんの孫 影からの刺客 前編
日時: 2018/10/02 12:45
名前: 白銀 (ID: vlinVEaO)

皆さんこんにちは。白銀です。
ぬらりひょんの孫に最近はまり、漫画全巻揃えました。とても面白いです。
これを機に皆さんにも読んでいただきたいです。
↓どうぞご覧ください。





「ぐっ・・・・・・・がはっ・・・・・・」
鴆一派頭領の鴆は自らの屋敷の蔵で何者かの手によって倒れた。
普段蔵に出入りするのは鴆のみ。部下も蔵で探し物をしている鴆の邪魔をしないように近づかないようにしていた。その事実を知っていた刺客は隙をついて鴆を殺そうとしたのだ。
いつまでたっても帰ってこない鴆を不思議に思った部下が蔵に近づき入っていった。
「鴆様?いかがなさいましたか?」
蔵の中は暗く中がはっきり見えない。ろうそくに火をともし中に一歩踏み出した途端、部下の鼻を血液のにおいが満たした。
「これは・・・・・・・鴆様!!!」
血のにおいを辿って行くとその先には胸を貫かれ血の海に倒れている鴆を見つけた。
「鴆様!!しっかりしてください!鴆様!!」
抱き起こし揺さぶるとかすかに瞼が動いた。体が冷たくなってきている、もう少し見つけるのが遅ければおそらく助からなかっただろう。
「・・・あ・・・・・・に・・・・・った・・・・・・」
蔵の裏口のほうを指さし意識を失った。
「誰かいないか!!鴆様が何者かの襲撃に遭った!すぐに本家に伝令を遣わせろ!!!」
屋敷内が騒がしくなった。刺客はそんなことを気にも留めず静かに屋敷から去っていった。
伝令はすぐに本家に伝えに行った。本家に着いた頃にはあたりはすっかり真っ暗になっていた。
「伝令!伝令!奴良組総大将並びに若頭に伝令!!」
入口からその声とともに飛び込んできた伝令に本家の者たちが集まった。
「何事じゃ」
「僕にも伝令?」
「奴良組薬師一派頭領鴆様が何者かの凶刃に倒れました!!」
その言葉に場に居合わせた全員が凍り付いた。
「そ、それで・・・・・鴆君は?大、丈夫なんだよね・・・・・?」
リクオの中で刺客に対する怒りと妖怪の血が込み上げてきた。
「ほかの者が懸命に処置しておりますが意識は不明胸からの大量出血で危険な状態です!」
「どこでそのようなことになったんじゃ?」
ぬらりひょんが冷静に聞く。
「鴆様の屋敷敷地内にある蔵です・・・・・普段鴆様しか出入りしないことを恐らく下手人は知っていたのでしょう・・・・・・」
「奴良組幹部をいくら敷地内とはいえ一人きりにしていたのか?」
首無が蔑んだ目つきで部下を見る。
「はい・・・・・・・・申し訳ありません・・・・・・」
「よくそれで今まで部下が務まったものだな」
冷めた声音で呟く。
リクオは外に向かって歩き出した。
「すぐに鴆のところに向かう。下手人はまだ遠くには逃げていないはずだ。鴆の仇を取ってやる。氷麗、首無、青田坊、黒田坊!てめぇらついてこい!!」
「はっ!」
リクオ達五人はすぐに本家から出発した。夜の闇を駆けていくリクオの姿はまさに妖怪ぬらりひょんの姿であった。
(頼む・・・・・・!死なないでくれ・・・・!鴆!!)

















あとがき
いかがでしたでしょうか?続きは早めにかけるようにしますね。
次回、お楽しみに


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