二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ボカロ解釈小説
日時: 2018/10/18 22:39
名前: 柊。 (ID: SiB1Ygca)

  ~注意~
*ボカロを個人的解釈で小説にしたものです。
*語彙力は期待しないで下さい。

リクエスト等あれば、お願いします。


1.世界寿命と最後の一日

Re: ボカロ解釈小説 ( No.1 )
日時: 2018/10/18 22:49
名前: 柊。 (ID: SiB1Ygca)

1.世界寿命と最後の一日



「一週間前、世界の滅亡が告げられた。それはあまりにも唐突で、残酷な...」

そこで僕は思い出したかのように筆を進める手を止めた。

「それじゃあ、世界が寿命を迎える一日前の話をしようか。」

Re: ボカロ解釈小説 ( No.2 )
日時: 2018/10/22 15:20
名前: 柊。 (ID: SiB1Ygca)

いよいよ明日、世界が終わる。



今まで普通に日常を過ごしていたのに、突然告げられた事実に、人々は慌てた。


「嫌だ!!死にたく無い!!!」   と。    叫ぶ人



「あ”あ”あぁ”ぁぁ”あ”あ”ぁぁ”ぁ”」   と。    泣きわめく人



「最後だからこそ」   と。    楽しく終わろうとしている人



「ねぇ。これ良くない?」「うん!凄く良いよ!」   と。    いつも通りの日常を過ごそうとする人



「どうせ、終わるんだったら...」   と。    自ら命を断つ人



「あり得ない。」   と。    信じない人







その悲しい姿は、まるで踊っているようで...



でも僕は、それを見て祈ることしか出来なかった。





ただただ、こんな悲劇は終わってくれと...


嘘であってくれと...

Re: ボカロ解釈小説 ( No.3 )
日時: 2018/10/22 14:48
名前: 柊。 (ID: SiB1Ygca)

いつもの日常が終わることなんて無い

世界が終わるなんて言ってもまだまだ先で、自分が生きている内であることは無いと...



当然のように呼吸して、


悲しければ感動すれば泣いて、


楽しければ笑って、


嫌なことがあれば愚痴って、


友達と駄弁って



疲れたと、
「もう、死にたい」って
死ねたらどれだけ楽なのだろうと。






いざ、死ぬと言われ、生きたいと願う...








もし、自分が死んだとしても、この世界は、終わらないと思ってた。

「転生」「前世」なんて言葉もあるんだから。










__終わらない人生だと思ってたんだ。

Re: ボカロ解釈小説 ( No.4 )
日時: 2018/10/22 14:51
名前: 柊。 (ID: SiB1Ygca)

冗談だと願うことも、祈ることも、皆もう当たり前で...


ファッションみたいに嘆いているのが、僕にとってはパフォーマンスにしか思えなかった。






いや...そう思い込みたかっただけだ。





「世界平和」だとか「世界滅亡」だとか

急に言われたって実感なんて無くて...


どうせ、偉い人が考えたドッキリなんだろって


こんなメリットもなんも無いドッキリを大規模でやるなんて、馬鹿な話あるはず無いのに。





でも、この国は、世界は、嘘で塗り潰されているから。

あんな馬鹿げた話ですら「本当」か、「嘘」か、

知ることが出来ない。





そんな権利、僕ら庶民にないんだ...

Re: ボカロ解釈小説 ( No.5 )
日時: 2018/10/22 15:03
名前: 柊。 (ID: SiB1Ygca)

悪い夢を見た。





でも、それは現実だった。





皆、日々の建前なんて捨てて、ひたすら思うがままに行動して


その姿は、まるで動物のようで...


ただただ生きたいから

死にたく無いから


その為に行動することしか出来なかった。





僕が何か行動したところで、世界は救われないから。









__何も出来ない僕はただ、その悲しい姿を傍観しているだけだ


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。