二次創作小説(紙ほか)
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- 日本のエクソシスト
- 日時: 2018/10/07 16:32
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
日本生まれの黒髪少女、小町誉が黒の教団に
入団しエクソシストとして奮闘する話。
Dグレ二次小説!
- Re: 日本のエクソシスト ( No.1 )
- 日時: 2018/10/07 22:53
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
ホマレ、彼女は黒い髪をしている。首には紅白の御守りを
下げている。
「アルヴィンさん、私はもうここのエクソシスト扱いなんですよね?」
椅子に座る亜麻色の短髪の男、アルヴィン・サーチェスは
室長である。ホマレの問いに彼は顔を上げ「勿論」と答えた。
「まぁ少し待っててくれ。基本、何人かのグループで動くからさ。
その仲間、ちゃんと呼んであるから」
ホマレは窓を見た。すでに夜、月が姿を現している。
「それって何ていうの?」
アルヴィンはホマレが持つ御守りを指差す。彼はオランダ人、
日本のことはあまり知らない。
「御守りっていうんです。人の願いを象った縁起物です。ほら
チャームとかタリスマンってあるじゃないですか?それと同じです」
「へぇ…ということはこれにも何か願いが?」
「はい。これには長寿祈願、長生きしますようにという願いが
あるんですよ。危ないから少しでも長く生きられるようにって
これをくれた両親が言ってました」
話し終わるとドアをノックする音が聞こえてきた。
「入れ」とアルヴィンが言うとドアが開き同い年ぐらいの男たちが
入って来た。
「お!?見た感じアジア系か!!俺もアジア人なんだぜ!!」
ホマレを見て栗色の髪をした青年がそう嬉しそうに言った。
細身だが相当鍛えているらしい。
「ロンレイ、いきなり話しかけたら相手が驚くだろうが」
ロンレイと呼ばれた青年は水色の瞳をした青年に言われ引っ込む。
「日本人なんですね。初めて聞いたときは驚きましたよ」
銀髪の青年はホマレにそう言った。
王龍麗、水色の瞳をしているユリウス・リンジュ、
銀髪のレオン・シュトローム、この三人が小町誉の最初の仲間だ。
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