二次創作小説(紙ほか)
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- FAIRYTAIL−Original.−
- 日時: 2018/10/20 15:58
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
ソフィア・クリーマという少女は大魔闘演武を控えたフェアリーテイルに
やってきた。彼女の魔法はとても美しい魔法だった。
- Re: FAIRYTAIL−Original.− ( No.1 )
- 日時: 2018/10/27 14:54
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
フェアリーテイルに乗り込んできた青年、リュージュは戦いに来たと
言い放った。
ナツ「その戦い俺が買った!!」
奥からナツは乗り込んできた。リュージュとナツが向かい合い
ついに開戦、盛り上がろうとしたその時、待ったの声が掛かった。
エルザ「リュージュといったな。お前と戦うのはナツではない」
ナツ「え、エルザ!?」
リュージュ「コイツじゃねえのか?ならもっと強い奴が俺を
相手してくれるってことだよな」
リュージュが笑みを浮かべる。エルザもまた笑った。
エルザ「お前の相手をするのは…ソフィアだ!」
エルザは人混みからちょうど顔を覗かせた少女ソフィアを指差す。
数秒の沈黙の後、リュージュが笑った。
リュージュ「馬鹿にしてんのか、お前。俺は滅竜魔導士、覇龍の
滅竜魔導士だぜ?ソフィアって言ったよな、コイツよりもお前の
ほうが強いだろ?妖精女王エルザ・スカーレット」
エルザは慌てることなく話を続ける。
エルザ「確かにソフィアはつい最近、入ったばかりだ。でも
彼女の強さは私が保証しよう。そうだもしお前がソフィアに
勝ったら私が手合わせする、それならどうだ?勿論お前が負ければ
お前はソフィアの言うことを聞くことになるが」
ソフィアに勝てばエルザと戦うことができる、それにリュージュは
喰いついた。
ソフィア「って、私の許可なしに話を進めないで!エルザさん、マジ
勘弁願いたいんですけど!?」
エルザ「大丈夫だ。いつも通りやればいい、私が言うんだ、自分の
力を信じろソフィア」
- Re: FAIRYTAIL−Original.− ( No.2 )
- 日時: 2018/10/28 09:32
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
エルザ「じゃあはじめ!」
真っ先に動いたのはリュージュだった。
リュージュ「覇龍の咆哮!!」
ソフィアの体が宙に浮く中、彼女は唱える。
ソフィア「炎よりも熱く、情愛に燃えろ!ルビールーン!」
リュージュの周りに赤い光を放つ小さな粒が舞い始める。
突然のことでリュージュは足を止め辺りを見回す。
バチバチと音を立て赤い炎がリュージュを包み込んだ。
ソフィア「よ、よし…?」
ナツ「いやまだ終わってねえ!」
ソフィア「勇気に震え上がれ!ルビー「させるか!」
ソフィアが唱え終わるより先にリュージュの蹴りが彼女の細い体に
入る。全員が息を呑んだ。
地面を転がりソフィアは蹴られた箇所を抱え蹲る。
リュージュもまた片腕を回す。どうやらさっきの攻撃から完全に
自身を守ることはできなかったらしい。
リュージュ「宝石魔法か。…少し力入れ過ぎたか?オイ気絶か」
蹲って動かないソフィアにリュージュが一歩近づく。
ソフィア「勇気に震え上がれ…ルビールーン!!」
地面から火柱が上がった。
ソフィア「沈着の記憶を馳せろ!アクアマリンルーン!」
水色の文字がリュージュの体を固く拘束する。
リュージュ「これぐらいなら…」
ソフィア「それは無理なはずだよ。やられたらやり返す倍返しだ!」
リュージュが血の混じった唾を吐く。何かに殴られたときのように。
リュージュ「なるほど…これは俺の攻撃だな…」
ソフィア「さっきの痛みを二倍に返す!高貴な者の力を見せろ!
アメジストルーン!」
リュージュを紫の光が貫いた。大きな爆発、それが収まり
掠れた声で降参という単語が聞こえた。喜んだのは…。
ナツ「おっしゃ!ソフィアの勝ち!」
- Re: FAIRYTAIL−Original.− ( No.3 )
- 日時: 2018/10/28 10:13
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
ミラ「はい、終わり」
リュージュの脇腹には暗い赤色の紋章がつけられた。
ソフィアが言ったのはフェアリーテイルに入ること、だったのだ。
リュージュ「おぉ、ありがとなミラちゃん」
ミラ「ち、ちゃん///」
ミラはカァッと顔を赤く染める。
ルーシィ「(ミラジェーン、もしかしてリュージュに惚れてる!?)」
ソフィア「(完璧ストライクしてる!あの顔、絶対惚れてる!)」
リュージュは立ち上がりソフィアの前に立った。そして片手を出す。
リュージュ「勝者には従う、そやって俺は生きてきたからな。本当は
不本意なんだがな…」
ソフィア「…うん、これからよろしくね」
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