二次創作小説(紙ほか)
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- 探偵と異能力【2】
- 日時: 2018/10/20 22:18
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
流石に良くないと思って謝罪、移動…。
一仕事終えた探偵社…。(ダーク・ファンタジー小説版の探偵と異能力の
後から)
- Re: 探偵と異能力【2】 ( No.1 )
- 日時: 2018/10/20 22:39
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
遼香は大きく伸びをする。
賢治「遼香ちゃん疲れ気味だね」
晶恵「まぁあれが普通ね。新人であそこまでやったんだから
疲れが溜まっていても可笑しくないわ」
二人が小声でそう言葉を交わした。奈緒はそれを耳にして
社長室へ向かった。
福田「遼香の有休か…確かに彼女は最近、頑張っていたからな。
許可しよう。明日から一週間」
****
と、いうことで遼香は社長の福田諭吉に休みを貰い部屋でゴロゴロと
していた。たまたま机に出ていたスケッチブックを目にする。
それには様々な絵が描かれている、風景画だけでなく、それはもう
色々と…。
遼香「(なんか…懐かしいな〜)」
自分では上手ではないと思っていても相手からすればこれらの絵は
かなり上手く描けているのだろう…。
****
太宰「遼香ちゃんは一週間お休みか…いいね〜お休み」
独歩「太宰、流石にお前は働け。助けに行ったのは遼香だぞ」
乱歩「そうだよ。彼女に助けてもらった分、この一週間ぐらいは
君も真面目に仕事をこなさなくてはならない」
乱歩が少し厳しめに言った。
晶恵「それに報告書も頼んだわよ」
太宰「うぐ、報告書も…!」
嫌々だが彼は仕事を黙々とこなしていくのだった。
- Re: 探偵と異能力【2】 ( No.2 )
- 日時: 2018/10/21 11:34
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
遼香「じゃあ今日からまた仕事を頑張らせてもらいますか」
遼香の腰には水色のバンダナが巻かれていた。部屋にあったもの、
このバンダナは遼香が友人から誕生日プレゼントで貰った物だ。
「それで…」遼香が話し出す。左頬辺りから首筋にかけて残っている傷が特徴的な青年が
ソファに座っている。
遼香「ど、どなた?」
晶恵「黎 龍、中国の異能力者ね」
ロンと呼ばれた青年が遼香のほうを向いた。
ロン「こいつが…司馬遼香か。俺は黎 龍、ロンで構わないからよろしく」
黎 龍、異能力【絶代双驕】という能力を持つ。
賢治「おー僕たちとあまり変わらない!」
ロン「同じアジア人だ、俺は日本語ペラペラだが仲間の中には片言の奴もいる」
潤一郎「あのそろそろ本題に入りませんか?」
彼の一言でロンの顔から笑顔が消え真面目な顔になる。
ロン「日本の異能力者との協力を頼みたい」
福田「協力だと?」
全員の顔が引き攣る中、川端幸成はロンの話に耳を傾けている。
幸成「中国で何か事件でも起きたのか?」
ロン「ヨーロッパの異能力者共がアジアの異能力者を捕まえようとしている。理由は知らないが
異能力と能力者を集め何かを企んでいるらしい。そのうち日本にも攻め込んでくる、すでに
中国の異能力者のほとんどが捕まっている。…俺たちは戦力になれるはずだ、互いにな」
そう言ってロンは腰を上げ、扉から外へ出た。
- Re: 探偵と異能力【2】 ( No.3 )
- 日時: 2018/10/21 18:21
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
ロン「リーファ、すまない待たせたな」
ロンは扉の前で立っていた少女に声を掛けた。
簫 麗花(ショウ リーファ)異能力【蓮花池】テレパシー能力を
使う少女でロンは彼女に救われた。
リーファ「そ、そんな。私は…これぐらいしかできないから…」
ロン「そっか。んじゃ、帰るとするか。伝えることは伝えたからな」
リーファ「は、はい…」
****
ある食堂で店員たちは一人の青年を見て唖然としていた。
「あの量を…たった数十分で!?」
???「お前、よくあの量を食ったな…優鈴」
古 優鈴(クゥ ヨウリン)と小 凛樹(シャオ リンシュ)という
二人だ。店を出て古ぼけた建物の地下。
ロン「よぉ、悪いな日本を楽しんでるのに」
ヨウリン「気にしないでくれ。半分くらいは楽しめた」
リンシュ「お前、あの山盛りよくその腹に入るよな」
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淡い金髪の男ダンテ・アルギエールはパソコン越しに牢屋を
見ていた。
ダンテ「強力な能力者も集められた…後は残り火を消すのみだ」
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