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二次創作小説(紙ほか)
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- ぬらりひょんの孫* 空咲成世
- 日時: 2018/10/25 21:20
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
空咲成世という少女は奴良家にいる純粋な人間だが
霊力がずば抜けて高い。そんな少女も含めての物語だ。
- Re: ぬらりひょんの孫* 空咲成世 ( No.1 )
- 日時: 2018/10/25 21:32
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
真っ黒いセーラー服を着た女、羽衣狐の前には一人の黒髪の青年が
ソファに腰掛けていた。
月橋夜見という妖怪の青年だ。
羽衣狐「ほぉ?鏖地蔵、夜見をわらわの護衛人にするのか?」
鏖地蔵「勿論、彼の力があればぬらりひょんなど敵ではないでしょう」
不気味な笑みを浮かべながら言う彼を余所に夜見は小さく息を吐く。
夜見「ぬらりひょん、ねぇ…興味はあるけどそれ以上に気になる人間が
いるんだよね俺」
狂骨「夜見様が人間に興味を!?」
狂骨は目を見開く。彼女にとって夜見は羽衣狐と同等の存在だ。
夜見「その人間、成世って女には手を出すなよ?俺の獲物だからな?」
夜見の目には殺意が籠っていた。その殺意には羽衣狐以外の全員が
息を呑んだ。
****
成世「月橋夜見?って誰?」
成世は隣に座る赤髪の青年に聞いた。鬼、木ノ葉紅珠という男だ。
紅珠「厄介な奴さ。理由は知らないが奴はお前を突け狙ってるって
話だ。気を付けろよ」
成世「それだけ?」
「それだけだ」と紅珠は言う。
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