二次創作小説(紙ほか)
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- 児童向け色々 ss
- 日時: 2018/11/16 13:30
- 名前: サクマドロップス (ID: 4gmoED8F)
初めましての方は初めまして。そうでない方はどうもこんにちわ。糖分は麻薬、サクマです。
「黒魔女さんが通る」「ウソツキ!ゴクオーくん」「怪盗レッド」等のssまとめです。
文字制限に掛かったら前後半分ける場合もあります。
更新は信じられないレベルで遅いです。
注意事項や気になったことがあれば作家プロフィールを参照してください。
それではどうぞ、生暖かい目でお楽しみください。
- Re: 黒魔女さんが通る ss ( No.2 )
- 日時: 2018/11/16 13:33
- 名前: サクマドロップス (ID: 4gmoED8F)
今日の二人はなにしてる?
という診断メーカーからのお題で書いています。
今日の京チョコ
スキップができるかどうかで大論争。実演することになり二人でスキップしてるところを第三者に目撃され変な噂がたつ。
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「黒鳥さん。。。?もしかしてスキップ出来ない人なのかねぇ」
僕がボソッと呟くと、僕の未来のお后様は。くりくりの目を見開いて、そして。
「そ、、、そんなわけないじゃないですかあああああああああああああああ!」
カラスが二羽ほど、朝の青空に吸い込まれていった。
いつも通り、学校に行く途中に会う大形君と、監視兼登校をしていた朝のこと。桃ちゃんは草太朗くんと登校するとのことで。二人で、ゆっくり登校していたんですけど。
「みんな、元気ですねぇ。。。」
低学年の子たちが、可愛らしくピョンピョン、とスキップをしていきます。よくあんなにスキップできますね。。。運動ウンチのあたしには難しいかもしれません。と、大形君が。
「黒鳥さん。。。?」
そして、冒頭に戻るわけです、はい。
、、、もう一回飛行魔法試してみるかねぇ、なんて声が隣からします。むかむかむかっ!いつもの「おっくれってるぅ!」が無くてもむかむかします!あたしだってその気になれば、自転車も、スキップもできるんです!ただ、やる気にならないってだけでして。。。はい。。。
「じゃあ、試してみたらいいねぇ」
ええと、いや、でも。あたしは運動ウンチですし、、、やったことないですし、、、とうだうだしていても、魔界の王様になろうというお方は、どうやら、許す気がないようで。
「あ、でも、大形君はできるんですか、スキップ。。。」
「できるねぇ」
すると大形君、ゆるふわのウェーブがかかった前髪を揺らしながら、軽快なリズムで、完璧なスキップを見せてくれました。。。
「上手ですねぇ。。。」
「僕もやったし、黒鳥さんもやるねぇ」
いやいやいや!無理ですってホントに!
「ほら、せーのっ、だねぇ」
あ、あれぇ?足が、いつの間にか、軽快なリズムを踏んでます。もしかして。。。。もしかしてですけど。。。
「ルギウゲ・ルギウゲ・コントラーレ、ってやつだねぇ」
ヒェッ、もしかして、ですけど。。。
「この後魔法を解いたら、一体どうなるんだろうねぇ」
「楽しみだねぇ」
ぬ、ぬいぐるみさんとお話ししてないでっ、早く解いてください〜!
結果、あたしは、朝の通学路で躓く羽目になりました。それはそうですよねぇ、だって、自転車も乗れなかった、あたしですから!でも、問題なのは、この後で。実はこの時、東海寺くんと、朝倉くんが、後ろで見ていたらしいんです。で、クラスに入った途端。
「どういうことだよ、黒鳥!大形とあんなに楽しそうに、スキップして登校してきて!」
「教えてくれよ、黒鳥!大形とはどんな仲なんだ、大形のことをどう思ってるんだ!」
「面白いことになってきたねぇ、黒鳥さん」
ああ、もうっ、お願いですから、静かにしててくださいっ!
通学路の黒魔法
- Re: 黒魔女さんが通る ss ( No.3 )
- 日時: 2018/11/16 15:56
- 名前: サクマドロップス (ID: 4gmoED8F)
カプ妄想ったーからのお題です
【京チョコ語り】2人がそれぞれ嫉妬するのはどんなときかについて語りましょう。
=======ここから妄想===========
京→チョコの場合
大形君の場合嫉妬=恋だと思ってそう。簡潔に言えば、大形京が初めて嫉妬した瞬間=恋心を自覚した瞬間。恋については必要のない物だと思ってた→気付く→一年半程にわたる猛攻(普通の女の子なら二週間で耐えられなくなるレベル)→ケコーン。みたいな。チョコちんに懲りずにアタックし続ける例の二人に絡まれてるとこを見て嫉妬→気付く、みたいな。例の二人については目下目の下のたんこぶみたいに見てたらいいです。ヴァレンタインの後に一番あたりが強くなってたらいいです。でも鈍感だから気付かない例の二人。そして全く何もわかってないし知らないし、なチョコちん。よいぞ!
どうでもいいけど、定期的に来るブラック大形君のターンがナイーブすぎるダメ男感あって好き。多分あそこで嫉妬のイライラをぶつけてるんじゃなかろうかと思うと、ヴァレンタインの時の「ごめんね。。。!」が、大形君にとっちゃどんな攻撃よりも効いたんじゃなかろうか。しんどひ。
京←チョコ
チョコちんの場合嫉妬って言う概念を知らなさそう。心がむかむかするような。。。イライラしてきたような。。。と思っても、生理とかかな〜と思ってドスルーしてそう。個人的な妄想の話をすると。定期的に来るブラック大形君のターンで、ハリ○タの最後の話みたいに、ブラック大形君が普通の世界まで支配する!とかなんとかをやらかして、最終的にチョコちゃんだけしか残らなくって、な状況下にくる、と(チョコ!お前はいいから先行ってろ!後から追いかける!ギュービットさまぁぁ!的な)。んで、ボロボロになりながら大形君の前に姿を現すわけです。すっと、大形君はもう既に計画を進めてる。チョコちゃんはもうやめてよ!何だこんな事するの?何の意味があるの?的な感じに呼びかける。けど大形君は全く話を聞かない。そんでお后様になってくれ〜っていつもの奴始めるわけです。で。
ここでチョコちゃんは、彼にとってチョコちゃんには黒魔女であるということ以外利用価値はないってこと、チョコちゃん自身を愛してくれているわけじゃないってことに気づいちゃうわけです。で。
「やっぱり。。。そうなんだ」
「。。。黒鳥さん?僕のお后様になってくれるのかい?」
黒檀のような黒髪が迷いと憎しみに揺れたのがわかる。手は固く握りしめられていて、もう真っ白になっている。彼女が愛されて生きてきた、証拠そのものであるゴシック・ロリータのスカートの裾はもうほつれてボロボロだ。けれど。
「。。。ッッツ!」
大きく見開いた美しい瞳の中には、僕への憎しみが、哀しみが、怒りが見えた。美しい、醜い、美しい!まるで別人、マクベス夫人みたいな狂気。ああ、これでこそ僕の望んだ后だ。
「どうだい?君にとっては悪い話じゃないと思うのだけど」
「ッ、大形君!」
あたしって、こんな大きい声、出たんだ。がさついた唇の感覚が、もどかしい。初めての体験でも、思ったよりも、味なんてしなかった。ただひたすらに、切れた唇の鉄の味と、涙がしょっぱいな、って思うだけ。レモンの味なんて、しない。好きな人にもう二度と逢えないかも、っていうことより、ギュービットさまが無事かどうか、ってことより、みんなを助けなくっちゃ、ってことより。濃い涙の味だけが、嗚咽を繰り返して、痛めた喉の奥に、べったり張り付いているのが、気になって、仕方なくって。
目を開ける。
少女漫画の王子様みたいな、真ん丸の目が、さっきまで、冷えた夜の暗闇の色をたたえてた瞳が、驚きの色だけで、縮まって見えた。
「大形君」
「あの時。ぬいぐるみを外しちゃったとき。」
「きれいな夜で、月が綺麗で」
「憶えてるよ。全部」
「ねぇ大形君」
大好き。
「。。。くろとりさん?」
「サタンよ、ベルゼブルよっ、そしでっ、墓の上をさまよう者よ!」
なんで、なんでよ!決めたでしょ、黒鳥千代子!
「。。。ッはは」
「われのいけにえを受げ取りっ、ヒック」
大形君を!魔界史上最悪の犯罪者を!あたしの。。。初恋の人を!
「やっぱり、黒鳥さんは優しいね」
「ッ」
、、、、殺すのッ!
「っぁ、ああああああああああああああああああああああああああああ!」
サタン様、ベルゼブル様、先代の黒魔女様、どうか、嫉妬に狂える、愚かな、哀れな、ポンコツな、愛の黒魔女さんに、どうか、黒い力を与えてください。
「っぁ、っえ、ぅああ、っ」
愛するあの人を。殺める力を。どうか。
どうか。
っていう風になると思ってます。。。しんどひ。
- Re: 児童向け色々 ss ( No.4 )
- 日時: 2018/11/16 13:41
- 名前: サクマドロップス (ID: 4gmoED8F)
中学生の天子ちゃんです
個人的な設定が付け足されています
どうぞ
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「ねえ、ギリシャ神話の本ってあるかな?」
「ギリシャ神話。。。?」
「うん!。。。あ、他にも神話の本ってないかな?キリスト神話とか、地獄絵図とか」
「あるけど。。。どうして急に?天子ちゃん、そんなに本読める?」
「う、うん!ただ、、、気になっちゃっただけ」
あの人はわたしの前から姿を消したけど、その前にお話ししてくれたことは多かった。今思えば彼は、おばあちゃんがいなくなってしまって、寂しくなってしまった心の傷を埋める為。その為に神様が用意してくれた出会いだったのかもしれない。ただ、彼がいなくなったことで心の穴がまた広がってしまったのだとしたら。それはひどく皮肉じみた、滑稽なお話だ。
「ギリシャ神話ならこれかな」
文ちゃんが差し出してくれた本を、必死になって抱きかかえる。と、わたしがセーラー服を翻して本を抱える姿がおかしく見えたのか、文ちゃんはふ、とほほ笑んだ。彼女は、むぅ、とほっぺたを膨らませて見せるわたしに、クスクス、という笑いで返す。と、わたしの腕に抱えられている本たちが、雪崩を起こし始めた。わたしは慌てて、本を抱きかかえ直す。
「きっ、キリスト神話は。。。?」
「それなら。。。分かりやすいのはこれだと思う」
「ありがとう!」
お礼を言ってよっこらせ、と貸してもらった本を広げて、読んでみる。図書室の机をどさどさっ、という大きな音が揺らして人の目を集めたので、ごめんなさい、と会釈をしてから。特に目に入ったお話は、一番偉い死神さんが、春の女神様をさらって結婚するお話だった。
「。。。はぁ」
この後、彼らはどうなったんだろう。祝福されて、幸せに暮らして、赤ちゃんが生まれて。羨ましいと同時に気になってしまう。人間にも悪魔様にも天使様にも、そして彼にも、善と悪が存在して。だからウソがある。そう彼は地獄で説いた。だから、ねえ。わたしにだって。
「ザクロって。。。なんだろ?」
好奇心は猫を殺す、というけど、好奇心はわたしに彼をくれた。でも彼がいなくなっちゃったんだから、もう殺されちゃってるのかも。いつもの好奇心で調べてみよう。彼は隣に居ないけど。
「へぇ、果物なんだ、美味しいのかな。あ、酸っぱいんだ」
初めて知った。何だかグロテスクで、地獄で見たお花みたいだ。
「これ食べたら、ゴクオーくんのこと、忘れないでいられるかなぁ」
ひとり呟いた声は、ぽた、と出来たページのシミに吸い込まれていった。
ハデスの告白
ゴク天
- Re: 児童向け色々 ss ( No.5 )
- 日時: 2018/11/16 08:30
- 名前: サクマドロップス (ID: w/bUrDOd)
全然来ない。。。まあしょうがねぇか。
試験的に導入、、、ッツーか、試験的に立ててるスレですが。
亀のように遅いですけどどうぞ宜しくお願い致します。
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