二次創作小説(紙ほか)

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かぶき町を歩こう【銀魂二次創作】
日時: 2018/11/23 16:07
名前: 虹原虹 (ID: s00TEuml)

小桜椿は幼い頃に両親を亡くした少女だ。

そんな彼女のかぶき町での生活話〜。

Re: かぶき町を歩こう【銀魂二次創作】 ( No.1 )
日時: 2018/11/23 17:17
名前: 虹原虹 (ID: s00TEuml)

ドサドサッと音を立て一人の少年の前に死体が転がる。
暗い青髪に白い肌をした夜兎の少年は我に返り心を痛めた。

物陰に隠れる小さな少女を見て…。

『あの子だけは…私たちが守らなければいけないの!』

 ****
椿「ねぇ夜兎って完璧に日光を克服できないの?」

椿は隣にいる水色の番傘を持つ青年に聞いた。彼は蒼炎といい、
純血の夜兎である。

蒼炎「そこまでなったら無敵になっちまうだろうよ。そんなのは
つまらねえし…少し慣れる程度で丁度いい」
椿「なんか戦闘狂みたいに聞こえる」
蒼炎「戦闘狂ってことは認めとく」
椿「私の両親、殺してるし…」
蒼炎「…」
そこをつかれると痛い。蒼炎が椿の両親を殺したのは事実、その
償いとして彼は彼女の世話をすることにした。
椿「まぁでも過去は過去だからね」
蒼炎「大人だな」
椿「ということは蒼炎は大人じゃないと?」
蒼炎「お前よりも年上だぞ俺は」

Re: かぶき町を歩こう【銀魂二次創作】 ( No.2 )
日時: 2018/11/23 19:25
名前: 虹原虹 (ID: s00TEuml)

今の天気は曇りのため蒼炎は番傘を肩に担いでいた。

椿「そういえば蒼炎っていつも番傘持ち歩いてるよね。邪魔に
ならないの?」
蒼炎「これか…一応、武器だからな。それに突然日が出てきたら
どうするんだよ…」
???「アンタか。償うとか言って人間を守ってるって夜兎は」

椿の背後からスッと手が伸びる。その手が彼女の首に触れる前に
蒼炎がその手を掴んだ。

蒼炎「お前…骨折り龍真、か」
龍真「知ってんのか?そりゃ嬉しいぜ。でも少し凹むな」
蒼炎「椿の首を折れなかったことか?それなら安心しろ、次は
お前が折られる番だからな」
背筋が凍る。蒼炎から放たれているのは紛れもない殺意だ。
恐怖と共に龍真は高揚し素早く屈み蒼炎の右腕を捻り上げる。
龍真「…あぁ?鳴らねえ」
蒼炎「…悪い、今は少し機嫌が悪いんだ」

龍真の耳元で楽しかったと囁く。そのまま龍真は白目を剥いて
気を失った。

蒼炎「…さてと、帰るぞ椿」
椿「え?でもあの人は?あんなところにいたら寒そうだよ」
蒼炎「あのぐらいどうにかなるだろ」


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