二次創作小説(紙ほか)
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- クロニクル【ポケモン擬人化】
- 日時: 2019/02/09 12:50
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
少女カヤが異世界へやってきてしまった。彼女の持つ白い鍵を使って…。
彼女は一人の長い青髪の女性ルネアに彼女をサポートする役職についてほしいと頼まれた。
- Re: クロニクル【ポケモン擬人化】 ( No.1 )
- 日時: 2019/02/09 14:36
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
生命と再生を司る王ルネアが治める国フェアリア。カヤが迷い込んで行きついた場所は
そこだった。そして今のカヤは城にいた。
ルネア「肩の力を抜いてカヤ、緊張しなくていいのよ」
カヤ「は、はい〜…」
扉が開き桃色のメイド服を着た少女と両目を閉じた男が部屋に入って来た。
ルネア「フィア、ラグル」
フィア「ルネア様が言ってた人はこの人だね。私はフィア、こっちはラグルさんだよ。
よろしくね!」
カヤ「カヤです、よろしくお願いします」
ルネア「フィアはここでメイドの仕事を、ラグルさんは傭兵として力を貸してもらってるの」
ルネアはパンッと手を叩いた。
ルネア「カヤにこの国を見てもらわないと」
ラグル「なら俺がここを案内する。フィアもルネアも仕事があるだろ?」
フィア「じゃあお願いします!」
城を出ていくカヤとラグルをフィアとルネアは見送った。
???「ルネアさん」
一つに束ねた緑髪の男が彼女に声を掛けた。
フィア「あ!クサビさんだ!」
クサビ「貴方宛てに手紙です。手を借りたいと…」
クサビはルネアに手紙を渡した。
【キャラ紹介】
ルネア…ゼルネアス擬人化
フィア…ニンフィア擬人化
ラグル…バシャーモ擬人化
クサビ…ジャローダ擬人化
- Re: クロニクル【ポケモン擬人化】 ( No.2 )
- 日時: 2019/02/09 16:34
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
???「あら?誰かと思ったら有名な武闘家さんじゃない」
水色の服を着たおっとりした女性が声を掛けてきた。
ラグル「アリア」
アリア「そっちの子は初めましてね。私はアリアよ、どうぞよろしくカヤちゃん」
カヤ「私の事もう広まってるんですか?」
カヤが尋ねるとアリアは頷いた。この国の歌姫は彼女だという。
アリア「ラグルさんが彼女を案内してるのね。てっきりボディーガードかと思ったわ。
最近、不良みたいなのがいるらしいし」
ラグル「…どういうことだ?」
アリア「私だって会ったわけじゃないから詳しくは知らないけど…実際に会った人の中には
助けられたって人がいるわ。不良みたいなのって言ったけど、貴方に宣戦布告してるみたいよ」
ラグル「俺に?」
アリア「えぇ、国内最強に勝負を挑みたいって奴は少なくないわよ?」
アリアが悪戯っぽく笑う。彼女とは一旦別れ再び人混みを掻き分けながら歩いていく。
ラグルの肩に誰かがぶつかる。
ラグル「すまないな」
???「こっちもすいませんね…武闘家さん」
ラグルは違和感を感じた。カヤも少し首を傾げる。
カヤ「(アリアさんは武闘家さんって呼んでたけど…何だろう?)」
一通り街を見終わり城へ帰ってくる。
ルネア「国内最強も大変ねラグルさん」
ルネアは微笑みながら手紙を渡した。内容は決闘の申し込みだ。
カヤ「…果たし状、かな」
フィア「いつもここにいるからね。城に届いたんだよクサビが持ってきてくれて」
ラグル「…明日の朝、ここに来るのか…」
ルネア「じゃあ城はちゃんと開けとかないとね」
【キャラ紹介】
アリア…アシレーヌ擬人化
- Re: クロニクル【ポケモン擬人化】 ( No.3 )
- 日時: 2019/02/09 16:56
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
そして翌日の朝、城の門を潜り一人の青年がやってきた。白髪に赤い鉢巻を巻いている。
門の外からは何人も国の住民が集まっていた。
ラグル「君がこの紙を送ったカズヤだね?俺は「知ってる」
カズヤは笑みを浮かべすでに構えていた。
カズヤ「そういう堅苦しいのは嫌いなんだ。早く始めようぜ?」
ルネア「そうですね。善は急げです!では…始め!」
ルネアがそう言うとカズヤが地面を蹴りラグルに殴り掛かる。カズヤの動きに周りも
少し声を上げる。
ラグル「そこら辺のごろつきやヤンキーたちとは違うな」
カズヤ「当たり前だろ。今日のためにここまで鍛えたんだからさ!で?いつになったら
アンタは攻撃するんだ?そのままで終わらないだろ」
ラグル「じゃあそうさせてもらう」
拳を引いたりすることなく突然、拳がカズヤの目前に現れ驚き反応できず直撃しカズヤが
フラフラと後退する。おぉ〜という声が周りから聞こえる。
カズヤ「〜ッ…流石に効くな、アンタのは」
鼻血を流しながらもカズヤは構えている。カズヤが顔を上げるとそこには誰もいない。周りも
何処にいるのか探し始める。だがカズヤの耳に微かな足音が聞こえた。
カズヤ「そこか!」
カズヤの拳が何かを捉えた。その拳を右頬に受けながらラグルは回し蹴りを放った。
二人が同時に後退する。近くで見ていたルネアも実際に戦っているラグルも驚く。
だが少ししてカズヤの視界が揺らぐ。その蹴りを掠ったようだ。
カズヤ「(しまった…)」
ようやく見えた頃にはすでに目前に二発ほど拳を受けて倒れていた。
彼が目を覚ますと城のベッドで寝かされていた。
【キャラ紹介】
カズヤ…ゴウカザル擬人化
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