二次創作小説(紙ほか)

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東方小人異変(コラボ企画)
日時: 2019/02/15 10:13
名前: 一人の世界 (ID: MXUQ8YoR)

注意です

1、私、コラボ様含めて失踪(頓挫)可能性あり。
2、コラボ様となので性格の違い等が出ても気にしない
3、投稿が遅い

今回のコラボ相手様
・マシュ&マロ 様
・燈火 様

投稿順番
私 → マシュ&マロ 様 → 燈火 様

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・・・目が覚めたら体が縮んでました・・・
さて・・・ここで慌てるのは博霊の巫女失格・・・
ここで慌てず状況整理しましょう。
大体の原因は魔理沙って考えると・・・ふむ
・・・大体魔法で失敗してこうなった・・・が正しいかしら?もしくは私を実験台にしたか・・・のどちらか・・・
それとも異変?だとしたら住民全員が縮んでるって事よね?
・・・一度人里へ向かいましょう・・・
私はそう思って踵を蹴り上げ能力を発動させる。

〜40分後〜
・・・・・・まだ着かないの?
ってあれ?どういう訳か少しずつ地面が近づいていって無い?
仕方が無い一度ここで休みましょう・・・その場にゆっくり降りていく。

この体不便ねほんとに・・・

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・・・・・・これで良いですかね?
いや割と慣れてないので続きが書きやすそうな終わりにしました・・・
次はマシュ&マロ 様ですね よろしく御願いします

Re: 東方小人異変(コラボ企画) ( No.1 )
日時: 2019/02/16 00:30
名前: マシュ&マロ (ID: R9GAA8IU)



 「ハァ ハァ ハァ ハァ あーもー暑いわね、このまま溶けちゃったりして?」


 とにかく暑苦しい。


 そんな心の呟きが表情に滲み出てきており、バテ気味に手で顔を扇ぐ仕草をすると辺りを見回す。


 しかし、見えるとしたら生い茂った雑草に自分の頭と同じぐらいの石ころだった。
 ここで疲れを吐き出すように溜め息を漏らす霊夢、これからどうすれば良いのかも分からず雑草の隙間から見える青空を見上げる。


 「はぁーーー、それにしても今回はどういった異変なのかしら?、体が縮んじゃう異変なんて聞いた事ないわよ」


 どっと肩を落とすと頬もそれに釣れたかのように落ち込んだ、それに心まで落ち込んできてしまった。


 ハッ、と我に返ったように目を見開いた霊夢、パチパチと気合いを入れ直すように頬を叩いて自身を鼓舞した霊夢は自身の座っていた小石から降りて地面を踏みしめる。


 「何こんな程度で狼狽えてんのよ私、まずは助けてくれる人を探すのが優先ね」


 そう言い残して霊夢は大きく跳躍すると自分に秘められた霊力を使って空中を大きく旋回するように飛行し、その途中で深呼吸を一回挟むと何処かの方角へ息もつかぬ間に飛び去っていった。




ーーーーーーーーーーーーー




 「ハァ ハァ ハァ この体になってから体力が落ちちゃってるみたいね」


 何日も血を吸えていない蚊のように弱々しく飛んでいる霊夢、そろそろ息も荒くなりながらの飛行にも限界が訪れたように眼下に見える地面へと自由落下して行った。


 「ハア ハア ハア ハア、【[霊符]夢想封印】......。」


 地面にぶつかる直前、そうスペルを宣言した霊夢の体から七色に輝く弾幕が複数出現したかと思うと目にも止まらぬ速さで眼下へ落下していき霊夢と地面との間に爆発にも似た爆風を発生させ大幅の落下速度を軽減した。


 ーードスン....っ!...


 「ふぅー、ギリギリセーフね。ところで何処まで来れたのかしら?」


 普段から飛び慣れた飛行ルートではあるのだが体のサイズが変わったせいなのか違和感が生じて正確な場所までは分からないのだ。


 「困ったわね、このままじゃ夜になっても着く気がしないわね」


 「おう霊夢っ!、そんなに慌てて何処に行くつもりだよ?」


 「だから永鈴に体を元に戻せるか尋ねに行くのよ魔理・・・・・・えっ!?」


 「どうやら私と霊夢の考える事は合致してたみたいだな」


 声の主がいる方へ向けている霊夢の顔には驚きの表情だけがあった。そしてその声の主というのが霊夢の親友でもある霧雨魔理沙という“自称.普通の魔法使い”である。


 「アンタまで巻き込まれてたとわね、魔理沙」


 「いやー、まさか研究中の試作品を試したのが原因なのかと思ってたが予想は大反れだったみたいだな」


 「これは益々不可解な異変ね。もし誰かが起こしたとしたならば影響を受けている人は人為的に選ばれている?、それともただ無差別に生じているのかしら?」


 口元に自身の親指を当てて考える霊夢、今は情報が少なすぎて不明な点も多いのだが巫女としての勘が告げていた。


 “これは何者かが絡んでいると・・・・・”

Re: 東方小人異変(コラボ企画) ( No.2 )
日時: 2019/02/17 14:17
名前: 燈火  ◆flGHwFrcyA (ID: xJUVU4Zw)

 魔理沙と合流して、元月人である上位神八意永琳を頼ろうと迷いの竹林へと飛び始めて都合5回目の休憩が挟まれていた。永琳が薬局を営業する永遠亭と博麗神社はそれなりの距離があるとはいえ、本来なら休憩など挟む必要はない。霊夢の身長が160程度だとすれば今のサイズは5㎝にもみたない。単純に30分の1以上の縮尺だ。ならばそれに比例して30倍遅いし、体力も30分の1なのだろう。そう魔女——幻想郷でいう学者——である魔理沙は分析を霊夢に語ったりした。
 他にも1回目の休憩で彼女からもたらされた情報は多い。改めて霊夢はそれを反芻する。魔法の森の生物に関しては、サイズは普通とのこと。妖精や妖怪にも何度か遭遇したが、皆縮小されていること。身内であるアリスや霖之助には連絡がつかなかったことまで
 一度に空を飛べる時間は体感で大体20分くらい。小さくなっている場合時間間隔が早くなるとされるが、今回の異変にはそれは適用されないらしく日の傾きから見ても20分飛んで10分休憩を繰り返しているとして、魔理沙と合流してから2時間半程度だろう。迷いの竹林はほとんど見えない。

「はぁ、どんだけ時間かかるのよ。これじゃぁ、永遠亭に今日中につかないわよ」

 霊夢は玉のように浮かぶ額の汗を拭いながら、愚痴る。妖怪や妖精に一度も遭遇せずここまでこれたのは運が良かったといえるだろうか。上位の妖怪たちところか、小鳥や昆虫にすら負けかねない。それにしても朝昼と惰眠をむさぼる者が多い妖怪はともかく、どこにでもいる妖精たちや小鳥たちにまで遭遇しないのは違和感を感じる。

「魔法の森は暗いから、日中でも妖怪の動きが活発だから妖怪と遭遇できたと仮定するとして……何でいつでもいるはずの小鳥や虫、しかも普通サイズに一度も遭遇しないのかしら?」
「それに関しては私も違和感覚えてたな。楽だから良いと思っていたけど……ここまで誰にも会わないのはちょっとな」

 妖怪は暗闇に巣食うとすら言われる。暗澹とした環境を好む。しかし妖精——一部例外あり——や鳥類などはそんなことはない。特にサイズが通常で変わらないだろう鳥類や昆虫などに飛行中遭遇しないのは異常だ。会敵したら腹の膨らんだ蚊の如くふらふらと舞う、餌同然の彼女たちを狙わないはずもない。特に鳥類の視覚は鋭いのだから、遠距離からでも猛然と向かってくるはずなのだ。

「あぁ、やっと追いついた」

 休憩がてら思案していた時、後ろから少しのんびりした感じの声が響く。良く聞いた声だ。何度か異変解決のおり共闘したこともある。2人は声質を操作する能力や返送能力などを懸念し、念ためにスペルカードを構えながら振り向く。そこにはウサギ耳を生やした薄紫色の流麗な長髪をした、幻想行では珍しいブレザー姿の女が立っていた。永遠亭の従者、鈴仙優曇華イナバだ。

「貴方たちの波長をソナーキャッチの要領で逐一確認しながら、あんたらやあたしに降りかかる動物たちやら何やらを妨害音波で」
「あぁ、そっか。私らに敵が現れなかったのはお前のお陰か。ありがとな」
 
 優曇華の言葉を遮るように魔理沙が礼を言う。彼女の説明口調を聞くのが面倒になったようだ。学者肌の魔理沙は一度同じ説明を聞けばあまり忘れない。そもそも優曇華は、かなり万能な能力を持っているため、結構な頻度で能力自慢をしている。

「……相変わらずさっぱりした奴ね。まぁ、良いわ。こっちもちょうどあんたたちを探してたの。永遠亭に来てもらうわ」

 魔理沙の普段通りな反応に優曇華ははにかむ。どうやら心底安堵しているようだ。小人の状態で1人飛び続けていたのだから、それなりの不安もあったのだろう。彼女自身相当の実力派とはいえ、地の性格もあるし異変解決の専門家というわけでもない。その割には自身の運のなさと主のせいもあってか、色々なことに巻き込まれたりしているが。

「そもそも、永遠亭に行く予定だったがな」「そうね。あんたのお師匠様に用があるのよ」
「話が早くて何よりだわ」

 幻想郷最高クラスの知性と力を兼ね備える優曇華の師匠八意永琳。彼女なら何かしら解決案を提示してくれる可能性もある。あらゆる薬を作る能力でこの小人化を解くこともできるかもしれない。2人はこれで一歩異変解決に近づくかもしれないと息を吐く。無論、それだけで完全に異変が終わるとは思っていない。この異変の裏には確実に黒幕がいるはずだからだ。

『さて、黒幕がいるとしてそいつの目的は何かしらね? まぁ、どんな理由だろうとぶっ飛ばすには変わりないか』

 迷いの竹林案内役の先導に素直に従いながら、霊夢は思う。

Re: 東方小人異変(コラボ企画) ( No.3 )
日時: 2019/02/17 12:35
名前: 一人の世界 (ID: MXUQ8YoR)

「簡単に言うと、私では無理ね」
永遠亭に着いていた霊夢達は、元月の民で色んな薬を作る八意永琳に話を聞いていた。
勿論と言うか言わずもがなと言うか・・・縮んでた。

「はぁ!?こちとら多分3,4時間かけてここに来たのよ?もう少しマシな言葉をかけないの?」

「いや 殆ど休憩だっただろう・・・」

「魔理沙ちょっと黙って・・・」


「・・・厳密には作れない事も無いけど出来ても10分間だけって形ね」

霊夢と魔理沙の会話を少し待って永琳は話し始める。

「まあ材料が無いから出来ないけど・・・」

巫女の勘が何かを言ったのか霊夢は口を開く

「・・・絶対完成しないって事?」

さっきより少し安心した様子の魔理沙が聞く。

「おい!霊夢なんでそう思うんだ!」
「えぇ・・・そうね絶対に出来ないわ」

「同時に喋らないで・・・ 分からないから・・・」

二呼吸ほど置き永琳が話す。

「絶対に出来ない・・・幻想郷では・・・ね」

「・・・そう・・・ ・・・・・・お邪魔したわ 帰るわね」

「分かったわ・・・ 鈴仙・・・ 案内してあげて」

「分かりました お師匠様」

数分後〜まだまだ迷いの竹林〜

「おー魔理沙と霊夢とウドンじゃねえか」

「おー・・・もこたんじゃねえか」
「妹紅 居たのね」
「妹紅さん どうも」

「これ 異変なんだろ? 縮んでるっぽいし」

「そうよ」

「情報は何処まで?」

「一つも無いわ・・・ 全員が縮む異変って以外は 永琳の薬でも治せないっぽいし」

「霊夢さん それ少し違います 一時的に治せる薬は出来るけど材料が無いんです」

「・・・・・・まあ 異変で私も困るし協力するよ」

「あら それはありがとう 妹紅」

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Re: 東方小人異変(コラボ企画) ( No.4 )
日時: 2019/02/19 22:14
名前: マシュ&マロ (ID: R9GAA8IU)




 霊夢たちは今、夕日が暮れていく様子を背景にある場所へと向かっていた。



 「おいおい霊夢、まだお前んちに着かねぇのかよ?」


 「仕方ないでしょ魔理沙、あんまり速くは飛べないんだし体力だって続かないんだから」


 「そりゃあ分かってるよ、だけど体力的に限界が近いようだぜ」


 「分かったわよ、皆もここら辺で少し休憩しましょ」



 体力を限界ギリギリまで使い尽くしてまた休むの繰り返し、一度に飛べる距離も短いうえに飛んだ分の半分の時間を費やして休憩する必要があり考えずとも非効率だろう。

 でも歩いたは歩いたで体力の温存という面では良いのだろうが、飛んだ時の比べものにならないぐらいに更なる時間が必要になってしまうのだ。



 「はぁー、どうしたら良いんだろ私.....。」


 「博霊の巫女が何を悩む必要があんだよ、こんな時は勘に限るだろ勘に」


 「妹紅....そうね、考えるよりそっちの方が私には向いてるかもね」



 そう言って勢いよく霊夢は立ち上がると軽いストレッチをして息を吸う、少しの間が空いて霊夢は分かったような表情をしたので妹紅は問いかけてみた。



 「でっ、これから何処に行くつもりだ?」


 「まぁ、まずは私の家に行くとして。今日はもう体力の温存に費やして、明日にでも他の皆の安否を確かめに行くつもりよ」


 「そうか、まぁ霊夢の事だから私や魔理沙とウドンはお前に付き従うまでさ」



 そう言い残して奥の日陰で休んでいる二人の元へと去っていく妹紅、その背をじっと見ながら見送った霊夢の視線は次に夕日が沈みゆく方角へと睨みを効かせつつ向けられた。



 (気のせいかしら......?、まぁ今は放っておいても大丈夫そうね)



 この異変の主犯格かは分からないが少し気にかかった霊夢、だが気にしても仕方がないと思い直したように欠伸をし三人のいる場所へと足を進めて行った。


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