二次創作小説(紙ほか)

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銀魂オリジナルver.
日時: 2019/03/03 15:33
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

中澤琴音、彼女はかぶき町に住む住人の一人だ。幼い頃に両親を亡くし今では周りに
支えられながら普通に生活して町で賑やかな日常を過ごしている。
【銀魂二次小説】

チャンバラごっこは遊びの範囲内で >>01-02
女遊びは程々に >>03-06
悪戯の仕返しは怖い >>07
絶対いる怪しい奴 >>08
謝罪の気持ちで一杯になると拒否できない >>09

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.1 )
日時: 2019/02/28 18:44
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

万事屋銀ちゃんのすぐ隣の家には一人の少女が住んでいた。それが中澤琴音。
彼女の親はもういない。戦で死んでしまった。その親と手合わせをした男が今は琴音のことを
世話している。琴音は女としては高い170近い身長。琴音を世話している桜庭八郎という男は
琴音と背丈はあまり変わらない中性的な人物だ。
銀時「琴音、八郎いるか〜」
琴音「いませーん」
銀時「よしいるな。入るぞ」
琴音「…」
いない、それは嘘だ。だがノックも無しに入ってくる銀時も悪い。お互い様だ。
八郎「銀時、それに神楽ちゃんに新八君まで来てたんだね」
新八「あ、八郎さん。お邪魔しますね」
神楽「お邪魔するアル!」
二人は靴を脱ぎ中に上がった。新八は足を止め八郎のほうを見た。その視線に気づいた。
首を傾げた。
八郎「…どうしました?」
新八「い、いえその…片腕が無いので不自由なことは無いのかなって」
八郎は自身の左腕に目を向けた。肘から下が無い。それは幼い琴音を守るために斬られた。
八郎「大丈夫、もう慣れましたから。それに今は琴音もいますから」
新八「困ったら何でも言ってください」
八郎「えぇ有難うございます」

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.2 )
日時: 2019/02/28 21:00
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

銀時「八郎…この眼鏡を鍛えてやってくれないか?」
八郎「話が急だよ」
新八「そうですよ!ってか僕はただ八郎さんに憧れてるって言っただけであって」
八郎「でも俺あまり教えるのは…」
琴音「手合わせだけっていうことにすればいいんじゃね」
神楽「八郎ってどのくらい剣術強いアルか?銀ちゃんよりも強いの」
銀時「さぁ?八郎のほうが強いだろ。それに剣術ならあのドSとかマヨラーとかいるだろ」
ドS=沖田マヨラー=土方
沖田「何の話ですか?旦那」
琴音「沖田さん、土方さん…二人もノック無しで堂々と入ってくるの?」
神楽「八郎の強さは悟○並なのかって話ネ」
新八「間違ってはいないけどその人と比べてないよ!?八郎さんはどのくらい強いんだろうって
話です」
八郎「あのもうそろそろこの話やめにしませんか」
沖田「それじゃ八郎の旦那、これから手合わせしやしょう」
八郎「え、えーでもこんなところじゃ」
沖田「大丈夫ですって旦那が俺たちのところに来ればいいから」
その笑顔は黒い。八郎は強制的に連れていかれた。
家の鍵を閉めると何かが上を通る。
???「試合の観戦、俺にもさせてくれよ琴音」
緑の番傘を差した長い黒髪の夜兎、ひびきだった。数十メートルの高さから彼は
軽々飛び降りる。
響「んじゃ勝手についていくから」
響も加え一同は真選組の屯所へ向かった。
道場で沖田と八郎は互いに竹刀を構えて向かい合った。審判は局長の近藤が担当し他は
観戦。
沖田「八郎の旦那、隻腕だからって手加減しませんから」
八郎「手加減の必要はないよ」
近藤「では…始め!」
八郎が先に床を蹴り上げ竹刀を突き出す。

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.3 )
日時: 2019/03/01 22:30
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

結果は八郎の勝利、そのすぐ後一人の男が銀時に声を掛けた。山南秀助、土方と同じ
副長の座についている人物だ。彼は携帯をいじりながら銀時に話す。
山南「銀時さん、アンタ仕事で吉原に行く予定あります?」
銀時「なんで分かったんだ」
山南「勘です。んで頼みたいことがあるんですけど明理っていう花魁が無事か確かめてくれません?
その子、俺の幼馴染なので」
携帯の写真を見せる。そこには黄色の和服を着た眩しい笑顔の女性が映っていた。
新八「ん、あ、あれ?響さんは?」
神楽「ついさっき何処かに行ったアル」
銀時は面倒くさそうに八郎と琴音の襟を掴む。
銀時「じゃあ仕事に行くとするか」
琴音「あれ私たち関係なくね?」

響がいるのは銀時たちが向かっている吉原だった。
響「おーなんだぁ夜桜もいるのか」
夜桜と呼ばれた暗い青髪の男が胡坐を掻いたまま振り返った。
夜桜「別に…腕試しをするために来ただけだし夜王の手伝いをする気はない」
神威「でも珍しいじゃん、こっち側に来るなんてさ」
夜桜「うるせぇ…俺は好きにさせてもらう」
響「じゃあ俺は夜桜についていくとしますか…あ、後さ夜王さん?あまり他人を下に
見すぎると足元、取られるから」
そう言い残して彼は部屋を出た。

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.4 )
日時: 2019/03/02 13:36
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

別ルートで八郎と琴音は明理と出会った。
明理「八郎さんと琴音ちゃん…わざわざ山南に言われてここまで来たんだね。でも私は
大丈夫」
琴音「そういえば他の花魁は?他にもいるでしょ」
明理「そうなんだけど…捕らわれたままよ」
八郎「じゃあ僕たちも行きましょう。銀時さんたちと合流することを約束してますから」
琴音は頷いた。

そして中に潜入していく。裏口を発見したのだ。中にも人はいないように感じる。
ふと八郎が足を止め刀を抜いた。
???「流石は隻腕の剣士、響の言ってた通りじゃねえか」
黒い番傘を肩に担いだ青年が笑みを浮かべる。八郎は琴音を庇うように前に立つ。
八郎「響さんが…ならば自己紹介はいりませんね」
???「あぁ俺は雷騎、骨折りの雷騎なんて呼ばれたりするんだ」
雷騎は番傘を前に突き出し発砲した。その弾を八郎は全て切り落とした。
琴音「うわっこっちにも」
雷騎「そっちも二人いるんだ。こっちも俺と夜桜がいる…二対二だ」
八郎「琴音ちゃん…一人で頑張れるかい?」
琴音は刀を抜いて頷く。それを確認し八郎も頷いた。
雷騎「じゃあ…残念だがそっちはやるよ」
夜桜「…仕方ない」

それぞれが同時に動いた。琴音は攻撃を躱しながら廊下を走っていく。そして
ある程度八郎たちから離れた場所で足を止め刀を構える。
夜桜「やっとやる気になったか…お前のことも強いとアイツは言ってたがどうも
しっくり来ねえな」
琴音「そりゃあ私より八郎さんとかのほうが腕は立つからね」

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.5 )
日時: 2019/03/02 18:09
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

夜桜の重い番傘のスイングを琴音は剣で受け流す。その衝撃で一瞬の隙が生じる。
それを逃すような相手ではなかった。
夜桜「隙だらけだな」
琴音「ッ!!?」
蹴られた箇所を抑え暫く蹲る、と言う夜桜の予想は外れる。彼の右肩を弾丸が貫通する。
懐に仕込ませていたクッション替わりの厚い本を投げ捨てる。銃をホルダーに仕舞い
再び刀を構えた。琴音の体力は少ない。相手は戦闘種族の夜兎族。少々相性は悪いように感じる。

一方、八郎も雷騎相手に奮闘していた。隻腕でありながら利き手ではない左手で器用に
刀を扱う。それが出来るのは元二刀流だったから。
雷騎「自慢じゃないけど気配を消すのと身軽さは夜兎の中じゃ負ける気がしないけど…
こうもあっさり見抜かれるとはね。片腕しか無い癖に良くやる方だよアンタ」
八郎「元々は二刀流の剣士だったからね。一刀流だったらここまで上手く行っていない。
僕は少し用事で急いでるんだ」
雷騎「その用事ってのはさっきの女の子のことか?だったら急ぐ必要は無いさ。もうそろそろ
死んでるだろうしね!」
八郎「彼女を甘く見ない方が良いよ」
八郎の刀を躱しその刃に雷騎は飛び乗り更に跳躍する。雷騎は彼の左腕を…。
八郎「驚いた。気付かなかったのかィ?」
左腕の袖を捲り刃を見せた。
八郎「僕は隻腕だとさっき言ったばかりだろ?」
雷騎「ッ、武器腕って奴か…ますます面白ェ!!」

琴音の体がくの字に曲がる。蹴られた。その体が壁にぶつかる直前、誰かが彼女を抱き留めた。
琴音「ッ…あ、明理さん!!」
明理「さん付けじゃなくていいの。あまり年は変わらないんだから…私は戦えないけど
こういうことは出来るから」
琴音は頷いた。夜桜は首を傾げる。
夜桜「どういう意味だァ?花魁は全員閉じ込めたはず…まさか!」


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