二次創作小説(紙ほか)
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- 「ベムベムハンターこてんぐテン丸」テン丸の心情
- 日時: 2019/03/02 07:37
- 名前: A.I (ID: tOQn8xnp)
テン丸は、キョンシーブームがきてから、毎日みた後の処理や、みんなの世話やき状態の仕事が続いた。
テン丸も、テン丸で、ストレスがたまると、窓を開けると「まさか、おいらをこ〜こまでてこずらせやがって!キョンシーのバ〜カやろう〜!キョンシーなんて大嫌いだ〜!キョンシーブームなんて、ど〜っかにいきやがれ〜!」と思いっきり叫ぶことで、ストレスを思いきり発散していた。
クロは、「あ〜!親分!ちょっと!しっかり〜!まさかのキョンシーが親分にとって、強敵になってしまったでガンス!」
と止めに入ろうとしますが、「いくら、おいらだって、おいらだって!こういう時くらい!クソッ!」と必死に涙をこらえる。
おばあちゃんは、テン丸の様子を見ては、「おぬしも、忙しい男じゃのう!可哀想に。泣くにもなけれんか。泣きたいなら、泣いてもいいんじゃぞ。辛い時には無理せずにそうせんか。」となぐさめる。
ヨーコは、「テン丸くん、大変。あのテン丸くんが、キョンシーに追い詰められているなんて。」と心配しています。
悪ガキトリオも、「俺達が、夜の生活が、情けないばっかりにゴメンな!テン丸!」と謝る始末だ。
テン丸は、しばらく一人にしてくれとみんなに話しました。みんなは、了解すると部屋から出ていきました。
テン丸は、一人になると、これからどうしようかと考えています。
一方、ヨーコちゃんは、「私、様子を見てくるから、後は、よろしくね。」と言うとテン丸のいる部屋に行った。
ヨーコは、ノックすると、中に入りました。
ヨーコは、「ごめんね。テン丸くん。ちょっと、あなた、大丈夫?しっかりしてよ!」と心配します。
テン丸は、「おいらなら、平気だい!」と猛烈に強がっています。
ヨーコは、側に来ると、正座します。
「あなた、泣きたいんなら泣きなさいよ。膝貸してあげる。時には、男泣きも大事なんだよ!」と言い出しました。
テン丸は、「まさかのそんなカッコ悪いこと出来るか!」
と泣こうとしない。
ヨーコは、「いいの!誰もいないんだから!時には、泣くことも覚えなさいよ。」と誘いました。
テン丸は、我慢の限界が、きたのか、座りこむと、ヨーコに抱きついては、この時、史上初で、初めての男泣きをすることになりました。
涙をこぼし、顔をふせては、泣いてる状態だ。
ヨーコは、「大丈夫よ。大王様だって、許してくれるわ。大丈夫よ。初めての強敵ですもの。」とテン丸の頭を優しく撫でました。
テン丸は、「ごめん。みっともね〜姿を見せちまた。まさかのこんなこと、とんでもね〜や!かたじけない!今後は、おいら、もう泣かね〜。ヨーコちゃん、あんがと。」
と涙を拭くと、立ち上がりました。
ヨーコは、「さあ!みんなが、あなたを待ってるわ!行きましょう!キョンシーブーム終了するまで、日々がんばろう!」
と笑顔でテン丸の手をひくと、みんなと行動を共にすることになったのでした。
テン丸に笑顔が戻る。
あれから、テン丸は、いつも通り泣かなくなったということです。
(終わり)