二次創作小説(紙ほか)
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- BLEACH【死神代行の血縁者】
- 日時: 2019/03/31 16:08
- 名前: 枢 (ID: s00TEuml)
前の奴をかなりしまくったリメイク版です、すみません…。
時間軸が原作とはかなり違います、黒崎一護に孫がいます。その孫が主人公です。
黒崎心愛…死神代行!
始解・卍解会得編 >>01-08
- Re: BLEACH【死神代行の血縁者】 ( No.1 )
- 日時: 2019/03/28 12:06
- 名前: 枢 (ID: s00TEuml)
父や祖父と同じく死神代行だがまだまだ未熟で始解すら出来ていない心愛。
そんな彼女の家族構成は母に父そして義弟。義弟の名前は黒崎蓮という。戦闘・回復どちらも
出来る能力者。
蓮「姉さん」
心愛「何?」
蓮「姉さんのことを呼んでる人がいるんだけど…服装見る辺り死神っぽい」
蓮に連れられ下の階に降りると既に玄関にはルキアがいた。
ルキア「一護の孫か」
心愛「あ、はい黒崎心愛です。こんにちはルキアさん。もしかして私を呼んだのって」
ルキア「あぁ様子を見たくて来たんだ。そういえば一護は…」
心愛「去年ぽっくり…まぁでも100生きましたからね!めでたいです」
ルキア「人間の寿命はやはりとても短いな…ん?見たことない顔だな」
蓮「黒崎蓮、義弟だ」
心愛「私にも弟が出来たんですよ!!」
心愛は嬉しそうに話す。その様子を見てルキアも微笑んだ。
ルキア「今度、尸魂界に来ると良い。一護は割と有名でな、その孫となれば皆も歓迎してくれる
だろう。唯一、現世から尸魂界を自由に行き来できる存在だ」
心愛「は、はい。時間があったら」
帰ろうとしたルキアだったが一つ話そうと思っていたことを思い出した。
ルキア「心愛、斬魄刀の名は分かっているか?」
心愛「それ…実はまだ分かってなくて…すみません」
ルキア「気にしなくていい。それに心配もいらない、お前ならきっと出来る」
心愛「は、はい!」
心愛はルキアを見送った。
蓮「ルキアって人…姉さんより何倍も生きてるんだよな?言葉には力があるけどさ身長は
姉さんのほうが高いよなぁ…」
心愛「それルキアさんに行ったら怒られるんだけど…」
- Re: BLEACH【死神代行の血縁者】 ( No.2 )
- 日時: 2019/03/28 12:59
- 名前: 枢 (ID: s00TEuml)
ルキアに言われて浦原の伝手を使って尸魂界にやってきた。門番は心愛の名前を聞くなり
驚いて門を開けた。
心愛「(まさかお爺ちゃんの名前でここまでとは…)」
中に入ったのはいいがここからルキアのいる場所へ行くにはどうしたらいいのだろう。地図も
持っていない、道も分からない。彼女が普段何処にいるかも知らない。
???「ややっ?これは珍客ですかィ?」
心愛「うわぁっ!!?」
上から綺麗に着地した背の低い男は心愛を興味深そうにまじまじと見る。
十一番隊第四席、東雲千種
東雲「自分は東雲千種。お前さんは?」
心愛「黒崎心愛です初めまして千種さん」
東雲「ややッ!?黒崎ですかィ?本当に」
心愛を彼は疑った。本当に心愛の祖父、黒崎一護は有名人らしい。
恋次「おぉ、やっぱり迷ってたか心愛」
心愛「あ、恋次さん!」
東雲「阿散井副隊長とも知り合いとは…ですが本当に黒崎って…」
東雲の疑いは中々消えない。証明書などを持っているわけでも無い。
ルキア「彼女は本当に黒崎一護の孫だ、東雲」
東雲「ルキア隊長!?」
彼女が来たからには東雲も納得したらしく軽く謝罪した。現在の隊長は昔と同じところと
新しく隊長になった人物がいる。
心愛「なんでお爺ちゃんってそんなにここで有名なの?」
ルキア「前にユーハバッハという男が侵攻してきて何百もの犠牲者が出た。前総隊長なども
その戦いで戦死するほどだ。ユーハバッハを一護は倒した。それに裏切り者の藍染も彼は
討ち取ったんだ」
成程…納得した。
- Re: BLEACH【死神代行の血縁者】 ( No.3 )
- 日時: 2019/03/28 13:35
- 名前: 枢 (ID: s00TEuml)
心愛「ここが瀞霊廷っていうんですね。でも入って良いんですかね?部外者なのに…」
ルキア「今の総隊長には許可は取っているから問題ない」
キョロキョロしながらルキアの後を心愛は歩いていた。
???「ルキア連れているのは誰だ?」
青髪の女死神はルキアに声を掛けた。二番隊隊長、氷上皐月。
皐月「もしかして前に言っていた黒崎一護の孫か」
ルキア「あぁ心愛という」
心愛に皐月は視線を移した。心愛は軽く会釈する。皐月もそれを見て微笑んだ。
皐月「初めまして、氷上皐月だ。よろしく頼むよ黒崎」
心愛「あ、いや、こちらこそ」
皐月「じゃあ私はまだ仕事が残ってるから」
ルキア「あぁ」
皐月と別れてから再び廊下を歩いた。
心愛「ルキアさんルキアさん、お爺ちゃんはどうやって始解とか手に入れたんですかね?
知りませんか?」
ルキア「確か…一度兄さまに負けて死神の力を失ったが再び力を取り戻した時に手に入れたはずだ」
心愛「あれルキアさん、お兄さんがいるんですか?見てみたいです!」
ルキア「兄さまにも心愛のことを話したことがある。是非会ってみたいと言っていた。
後で紹介してやろう」
どんな人なんだろう?
- Re: BLEACH【死神代行の血縁者】 ( No.4 )
- 日時: 2019/03/28 18:12
- 名前: 枢 (ID: s00TEuml)
ルキアの住む邸宅に心愛は泊まり込む。そこで眠りについた時だ。
目を開けると星空が目に映る。心愛は身体を起こし辺りを見回す。—花畑、かな?
???「あの二人の孫か」
???「あぁ、正真正銘な。お、本人が起きたぜ」
心愛の視界に二人の男の姿が入った。一人は青白い肌をした青年でもう一人は真っ白な白髪の
青年だ。
???「さてここで問題だ、ここは何処かそして俺たちは誰か…」
心愛「ち、ちょっと待ってよ!ちょっ「さ〜ん」えぇ!?カウントダウンするの?「に〜」
待って待って!か、考えるから!「い〜ち」」
???「時間切れだ。ここは精神世界で俺たちはお前の斬魄刀本体とでもいうか。始解するには
名前を知らないといけねえ、面白そうだし教えてやるよ色々」
心愛「およ?いいの?」
???「二度は言わないぜ。コイツはな、お前の祖父さんに負けた破面ウルキオラと呼ぶ。
長いから俺はウルって呼んでるけどな。んで、俺は御影。斬魄刀の力の解放は二段階ある
始解と卍解だ。始解には本体つまり俺たちとの対話と同調、本体の存在を認識し名前を知ること。
俺たちは二人揃って【昼夜ノ華】って名前さ。んで卍解には本体の具現化と
屈服が必要になる残念ながら卍解はまた後回しだな」
心愛「そっか…具現化、本体をここ精神世界から引っ張り出さないといけないってことだね」
御影「理解が早くて助かるぜ、あ、もう時間だし…死神の姉ちゃんに報告しとけよ。
夜、本体が具現化するってな」
ルキア「…ろ…きろ…起きろ心愛、朝だぞ」
ルキアの声で目が覚めた。
- Re: BLEACH【死神代行の血縁者】 ( No.5 )
- 日時: 2019/03/28 18:50
- 名前: 枢 (ID: s00TEuml)
ルキア「眠ってるときに本体と対話したのか?」
心愛「うん何かね一人は御影って言う人でもう一人は破面だったよう…ウル…」
ルキア「ウルキオラ、か?」
心愛「そうだ!そう言う名前だよ。お祖父ちゃんが倒した破面だって聞いたから。夜に
具現化するんだって」
心愛は嬉しそうに話す。
???「聞いたことない声を聞いたから誰かと思ったら、その子が噂になってる子ですか」
首に包帯を巻いた赤髪の男が声を掛けてきた。
ルキア「鈴谷か」
十番隊副隊長、鈴谷流。
鈴谷「十番隊副隊長、鈴谷流だ。よろしく」
心愛「黒崎心愛です、よろしくお願いします」
ルキア「鈴谷どうしてここにいたんだ?」
鈴谷「面白い噂を聞いたんです黒崎一護の孫がいるって。話を聞く辺り死神代行初心者か?」
ルキア「ついさっき本体と対話したと報告されてな。本体の具現化まで時間はあるし
まだ瀞霊廷を案内していないから色々回るつもりだ」
鈴谷「隊長さんがねぇ…じゃあ俺はこれで」
鈴谷と別れ数分歩いた。
ルキア「兄さま、こんにちは」
心愛「(あれがルキアさんのお兄さん…)」
六番隊隊長、朽木白哉。初対面の女の人でも一目惚れするだろうと確信できるほど美形の男だ。
白哉「黒崎一護の孫か?」
心愛「あ、はい黒崎心愛です」
白哉「そうか」
別の場所に移動して心愛は溜息を吐いた。
心愛「私、嫌われちゃいましたかね?」
ルキア「いや逆だと思う。感情を表に出さないから」
心愛「あ、ポーカーフェイスって奴ですね!」
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