二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 一橋広太郎は日常を望む
- 日時: 2019/04/07 11:32
- 名前: ハーモニー (ID: .1oO/8Qg)
僕の名前は一橋広太郎。僕は今日転校してきたばかりだ。これから話すことは僕の望む日常ではない出来事ばかりだ。
まずはあの日のことから話そう。
- Re: 一橋広太郎は日常を望む ( No.1 )
- 日時: 2019/04/07 11:34
- 名前: ハーモニー (ID: .1oO/8Qg)
第1話 奇妙な男たち>>2
- Re: 一橋広太郎は日常を望む ( No.2 )
- 日時: 2019/04/07 12:14
- 名前: ハーモニー (ID: .1oO/8Qg)
「・・・というわけで転校生がうちのクラスに来ます。みなさん仲良くね」
まだ二年生になった実感がわかないある晴れの日のこと。まだ春休みがあけて間もない。そして始業式を終え、各々のクラスに戻ると、担任の先生から告げられた転校生。
「なあ康一。この時期に転校生なんてかわってると思わねぇか?」
この伸長の高い怖そうな見た目の人は
東方仗助君。この町を吉良吉影の魔の手から救ったうちの一人だ。
「だけどよぅ仗助。こういうのがあった方が楽しくねぇか?」
彼の名前は虹村億泰君。ちょっと楽観的というか間が抜けてるというか・・・でも根は優しい僕の友達だ。
え?僕?僕の名前は広瀬康一。別に覚えてもらう必要はないけど。
「えーでは入ってもらいます。一橋君どうぞ」
ガラララ・・・クラスの視線が集まる。少し緊張してきた。
「えー自己紹介をお願いします」
自己紹介で第一印象が決まる。だが取り立てて言うこともない。・・・この能力以外は・・・
「僕の名前は一橋広太郎。趣味は野鳥観察です。これからよろしく」
これくらいかな・・・
「えーそれでは・・・康一君の隣の席に座ってください」
康一?誰だ?
「僕です。広瀬康一です。これからよろしく」
良さそうな人だが・・・そのうしろとその横の席に・・・まぁいいか。
「えーそれではHRを終わります。みなさん今日も1日頑張りましょう」
「なあ康一・・・あの一橋とかいう奴こっちジロジロ見てきやがるぜ・・・気味が悪ぃ」
「おい億泰・・・そういうの偏見っていうんだぜ?」
仗助君のいう通りだ。一橋君はたまに仗助君たちを見るけどそれはそんなにおかしいことじゃないしね。伸長デカイなぁとか思ってるんだと・・・
「康一君・・・ちょっといいかな」
一橋君?昼休みになってやっと会話できた気がする。
「どうしたの?一橋君」
すると一橋君は仗助君たちを指さし、
「彼らが・・・吉良吉影を倒した人たちですか?」
この時僕はものすごいイヤな予感がした
「おい・・・なんでてめーがそのことを知ってやがる?吉良吉影のことは事故死って発表されたのによぉ」
にらみ会う一橋君と仗助君・・・
「変な頭をした高校生が吉良吉影がフっとんだときにいた・・・と聞いたのでね」
僕はこのときあれを思い出した。仗助君は髪の毛をバカにされると・・・
「ああぁ?」
怒っちゃうんだ!
「おいてめー・・・今俺のこの頭のことなんつった!?」
どうなっちゃうんだ!?この二人は!?
Page:1