二次創作小説(紙ほか)
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- この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート
- 日時: 2019/04/27 16:34
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
第一話
「カズマ・・・。朝ですよ!」
誰かの声がした。
「あと5分・・・。まってくれ・・。」
「あと5分ではないですよっ」
めぐみんに布団を奪われ俺は起き上がる。
「いつまで寝てるんですか。いい加減に起きてください・・・」
「あと5分・・」
「あっっ。いい加減にしてください。朝ご飯カズマの分までたべますよ」
「わ、わかったから俺のご飯食べないで」
早くも俺のご飯を食べようとしているめぐみんを止めながら
「アクアとダクネスはまだなのか」
「アクアならまだ寝てます。ダクネスは洗濯物をほしてますよ」
「じゃあアクアを起こしてくるよ」
めぐみんにそう言うと俺はアクアの部屋へ向かった。
「おーい。アクア起きろよーー」
俺はアクアの部屋に入るとアクアの隣に座る。
「カズマさぁん・・・・あと5分・・・」
こいつ俺と同じだわ。
「アクアの分たべるからなぁ・・」
「・・あっ駄目よ。私の分食べたら許さないわよ」
「じゃ起きろよ」
「歩けないの・・」
歩けよ・・。
「カズマ持ってきてよ・・」
おい。
「わかったよ。待ってろよ」
「はーい・・。よろしくね・・・」
いきなり寝るな。と言いたいところだがまぁいいだろう・・。
次は許さないからな。
まったくこいつは・・・。
でも俺はアクアに恋している。
俺をこの異世界に来させてくれた女神。
バカで間抜けなところもあるけど可愛い女神。
アクアが好きなんだ・・。
もちろん秘密にしている。誰にも言っていない。
でも告白しようと思う。
アクアが好きだって。
めぐみんとダクネスには申し訳ないけど、告白しよう。
アクアが好きって・・・・。
「ちょっとカズマさん何してるの。早く持ってきてよーー」
「はいはい。わかってるよ」
まったくこいつは・・・。
「おいアクア。持ってきたぞ・・。って寝るなよ。起きろよ」
「はぁい・・・。置いといて・・・」
「一人で食べれるか・・」
「食べれるわよ。・・・でも行かないで」
っ。・・・アクア・・・。
アクアの行かないでにキュンキュンしてもう興奮してしまう。
「見てて欲しいの。行かないで」
「わかったよ。見てればいいんだろ」
「うん。ありがとう、カズマさん」
アクアの笑顔にキュンキュンし過ぎて好きだと言いたくなる。
あ・・・・。なんかいつものアクアとは違う。元気がないのか・・・。
俺はアクアを心配した。熱でもあるのか。
「アクア・・・」
「・・・っカズマさん・・・」
俺はアクアのおでこに触れた。
「・・・熱はないようだな。大丈夫か、アクア」
「うん・・。大丈夫よ。心配してくれてありがとう」
アクア・・・。今日のアクアは優しかった。
ほっとした。
「カズマさん・・・本当にありがとう。行くわよ。めぐみん達が待ってるわ」
「うん。行こうか」
やっぱり俺にはアクアしかいない。
「もう。カズマ遅かったじゃないですか。・・・アクアも来ましたか。カズマ、ご飯が冷えますよ。早く食べてください」
「ああ」
俺はすっかり冷えたご飯を食べながら
「今日は何かするのか」
「ダクネスが戻ってきたら決めましょう」
「了解」
「わかったわ」
とその時
「おいカズマ、アクア起きたかー」
ダクネスの声がした。
「おはよう・・・ダクネス・・・」
アクアが机に突っ伏して言う。
まだ眠そうだ。
「じゃあどこに行きますか」
「家でゴロゴロする」
「なにいってるんですか。これだからニートは」
めぐみんにニートと言われた。
間違いではない。本当です。
「とりあえずウィズのところに行くのはどうだ」
「いいですね」
「いいわよ」
アクアは行ってもウィズに意地悪するか、バニルと喧嘩するだけなんじゃないのか。
そう思っていたら・・・
「誰か来ましたね・・」
めぐみんがドアを開けると・・・
「・・・なぜゆんゆんがいるのですか」
「あ、めぐみん。久しぶりね」
来たのはゆんゆんだった。
「あ、カズマさん、アクアさん、ダクネスさんこんにちは」
「ゆんゆんか。何の用だ」
ダクネスが言うと
「あの・・・。暇ですので・・・。来ました」
「これだからぼっち少女は」
おいめぐみん。
「め、めぐみん・・・。言っちゃいけないこと言ったわねっ」
「しょうもないことで来ないでください。帰って下さい」
「な、何よ」
まったく二人は・・。
「ま、まあ落ち着けゆんゆん。空いている部屋にでも止まっていけばいいさ」
「カズマさん・・」
「そ、そうだ。大切な友達なんだ。なぁ、カズマ」
「ダクネスさん・・」
「そうだよな。ダクネス。アクア・・・・・・・・」
「うーんそうねー」
まったく会話に参加していなかったアクアはお茶を飲んでいた。
おい。
「そうですね。いいですよ」
めぐみんも納得してくれたことだし一件落着。
「じゃあとっとと部屋に行ってください」
「おいっ」
「めぐみん・・・・・・・・」
どうやら二件目があるようだ。
そしてなんとかめぐみんを説得し、5人で散歩したりご飯食べたりして・・・
いよいよ夜になった。
アクアに告白する・・・・・・。
俺は皆が寝たことを確認して潜伏スキルを使い、アクアの部屋まで来た。
ノックはせずにアクアの部屋に入る。
「おーい・・・。アクア・・・」
俺はアクアの耳元で囁く。
「かっ、カズマさん・・・何しにきたの・・・」
息を吸って。
「話があるんだがちょっといいか」
「うん」
俺はアクアをお姫様抱っこした。
「きゃっ」
そして潜伏スキルを使い、屋敷の外まできた。
「カズマさん・・。話って何・・・」
アクアが俯いて言う。
「アクア」
俺は言う。
「好きだ。付き合ってくれ」
- Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート ( No.2 )
- 日時: 2019/04/28 13:32
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
鹿島アントラーズっ子さんありがとうございました。本編はまだ続きます。まもなく新シリーズも書こうかと思っております。次はオリジナル作品にしようかなぁと思っております。これからも応援宜しくお願い致します。
- Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート ( No.3 )
- 日時: 2019/04/29 12:03
- 名前: あいりん (ID: LmekyLqy)
面白かったです。応援しています。新シリーズ楽しみにしています。頑張って下さい。
- Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート ( No.4 )
- 日時: 2019/04/29 12:05
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
あいりんさんありがとうございます!新シリーズ楽しみに待っていてください。
- Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート ( No.5 )
- 日時: 2019/05/01 15:55
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
応援頼みます。宜しくお願い致します。
- Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート ( No.6 )
- 日時: 2019/05/11 13:50
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
どうも。皆さん第1話も読んでくださいませ。
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