二次創作小説(紙ほか)

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この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート2
日時: 2019/05/01 15:48
名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)

第2話 

「好きだ。付き合ってくれ」
 俺はアクアに告白した。
 好きだと伝えた。
 ついに告白をしたのだ。
 アクアは俯いていた顔を上げ
「・・・・カズマさん・・・・」
 驚いていた。
 返事は・・・・・。
「そ、そう・・・。わかったわ」
 アクアは俺の顔を真剣に見つめ
「返事は・・・。明日言うからっ」
「アクア・・・・」
 アクアは俺にぎこちなく微笑して、屋敷のほうへ走っていってしまった。
「アクア」
 と言っても返事はない。
「アクア」
 もう一度言っても返事はない。
 やがてアクアが見えなくなった。
 俺は屋敷の外で突っ立っていた。
 アクアは俺のことが好きなのかそうではないのか。
 俺はわからなかった。
 返事は明日言うから・・・・。
 俺の告白は・・。失敗したのかもしれない。


 朝、目を覚ました。
 それからどうなったのか覚えていない。
 屋敷に帰ったのだろう。
 俺は起き上がる。
 ・・・・でもやっぱり昨日のことは鮮明に覚えている。
 記憶に残っている。
 夢ではない。
 俺はアクアに告白した。
 返事は明日言うから・・・・。
 アクアはそう言った。
「アクア・・・・・」
 返事は聞かなければいけない。
 俺は自分の部屋から出た。
 そして
「アクアっ・・・・・」
 走ってアクアの部屋へ向かった。
「アクアっ・・・・・」
 俺はアクアの部屋に入った。
「アクア」
 俺が呼んだが返事はない。
 誰もいなかった。
 アクアはどこだ・・・。
 俺は走ってリビングへ向かう。
「めぐみん・・・っ」
「カズマですか。おはようございます」
「アクアはどこだ」
「アクアですか。先ほど行き先も言わず屋敷から出ていきましたよ」
「そうか。ありがとう」
 一刻も早くアクアのところへ行かなければ・・・。
「待ってください」
 めぐみんに呼び止められて俺は立ち止まった。
「アクアからカズマが言ってもこさせないで。と言われました。何があったのかは知りませんが行かないほうがいいでしょう」
 アクア・・・。
「カズマがアクアのことを心配しているのならばなおさらです。アクアはすぐ帰ってくるでしょう」
「わかったよ」
 でも、アクアに会いたくて。
「ご飯が冷めますよ。早く食べてください」
 アクアに会いたいっ・・・。
「わかったよ」
 俺は冷めきったご飯を食べながら、会いたいと思っていた。

 それから憂鬱な気分だった。
 アクアがいない。
 屋敷でゴロゴロしながら悲しい気分だった。
「カズマ」
 めぐみんに声をかけられて立ち上がる。
「なんだ・・」
「爆裂魔法を撃ちに行きます。ついてきてください」
「わかったよ」
 アクアがいないと寂しい。


「『エクスプロージョン』ッッ」
 バーーーーーーーーーーンンンッ
 と爆音が響く。
 やっぱり爆裂魔法は迫力があって凄い。
「おんぶはいるか」
「お願いします・・・・」
 めぐみんは地面に倒れながら言う。
「よいしょっと」
 めぐみんをおんぶしながら思う。
 アクアをおんぶしたらどうなるのかなぁと。
 きっとすごく気持ちいいんだろう。
 だが俺はアクアをおんぶ出来るのか。
 めぐみんは小さいが、アクアは俺と同じくらいだ。
 でも挑戦してみたいなぁ・・・。
「カズマ顔がにやけてます。気持ち悪いです」
「お、おいっ。お前おいて帰るぞ」
「や、やめてください。ごめんなさい」
「別にお前のことを考えたんじゃないからな。貧乳っ子」
「なっ、何言っているんですかっ。変態ですよ!」
 おい。
「やめろ・・。めぐみん。ちょっ、首を絞めるな・・・っ頭のおかしい自称紅魔族随一の天才やめろぉ!」
「うるさいですねっ」
 めぐみんがさらに首を絞めてくる。
 もう本当において帰ろうか。
「この頭のおかしい自称紅魔族随一の天才やめろぉ!」
「いい加減にしてくださいっ」


 やがて夜になった。
 アクアはまだ帰ってこない。
 めぐみんとダクネスはアクアを探しに屋敷の外へ行った。
 俺は屋敷でアクアを待っている。
 まだだろうか。
「アクア」
 俺は愛する人の名前を呼んだ。
「アクア」
 返事はない。
「アクア」
 誰もいない。
 俺は自分の部屋に入った。
 もう夜遅い。
 でもアクアを待っている。
「あ・・・・」
 ベッドの中に入ろうとして俺は気づいた。
「手紙・・・」
 机の上には手紙があった。
「アクアっ・・・・・」


 カズマさんへ
 
 
 昨日のこと覚えていますか。
 夜カズマさんは私のことをお姫様抱っこして屋敷の外まで運びましたね。
 そしてあなたはこう言いましたね。
「好きだ。付き合ってくれ」
 一瞬意味がわかりませんでした。
 でもカズマさんは私のことが好きなんですよね。
 全く気づきませんでした。
 告白ありがとうございました。
 私は出かけに行きます。
 いつ帰るのかわかりませんがしばらくたったら帰ります。
 迷惑かもしれませんが行ってきます。
 最後に。
 カズマさん私はあなたのことが好きです。





「アクアあああああああああああああああああああああああああああっっっっ」










 カズマさん私はあなたのことが好きです。






 アクア。


 俺もお前のことが好きだ。




 



Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート2 ( No.10 )
日時: 2019/04/28 17:28
名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)


 ただいまアクアが2票です。皆さん何回でも投票してください。よろしくお願いいたします。

Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート2 ( No.11 )
日時: 2019/04/29 12:01
名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)


 皆さんこんにちは!京都花漣澪です。
 これからもぼちぼちと小説を書いていきます。
 この素晴らしい世界に祝福を! アクアルートが終わりましたら新シリーズを始めたいと思います。
 皆さん応援宜しくお願い致します。
 

Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート2 ( No.12 )
日時: 2019/05/01 15:47
名前: 鹿島アントラーズっ子 (ID: LmekyLqy)

二回目の投票です。アクアです。理由は全部。アクアは全部可愛いのです。アクア本当好きです可愛すぎでしょ・・・。可愛い!大好きぃ。

Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート2 ( No.13 )
日時: 2019/05/01 15:52
名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)


 鹿島アントラーズっ子さん二回目の投票ありがとうございます。アクアは全部可愛いですよねぇ。共感出来ます。本編も頑張ります!見てくださいね。宜しくお願い致します。頼みます。よろしくお願いします。

Re: この素晴らしい世界に祝福を! アクアルート2 ( No.14 )
日時: 2019/05/18 13:15
名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)


 いぇーーーーーいっ。京都花漣澪です。
 皆さん宜しくお願い致します。


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