二次創作小説(紙ほか)

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とっとこハム太郎シリーズ第1弾リボンちゃん編
日時: 2019/05/27 23:22
名前: ミステリー (ID: Ag1rlUDl)

こんばんわ。初めまして、ミステリーです。
小説自体を書くのは今回が初めてになりますが、作者の方々、読者の方々に楽しんで読んでもらえるように頑張りますので応援をよろしくお願いします。
さて、私が今回初投稿となる作品はハム太郎シリーズ第1弾「リボンちゃん編」です。
ハム太郎という作品の名前を知っている人は今でも多いでしょうが、今回はヒロインであるリボンちゃんをメインとした作品を投稿しようと考えています。1話完結という形式になりますが、それでも読み応えは十分にありますのでご期待ください。
それから、シリーズ化ということなので他のメンバーたちについても書いていきますのでそちらの方も読んでいただければ幸いです。
今回は一応ご挨拶のみということで本作品の投稿は明日の夜を予定としています。早ければ、2話分を投稿できると思いますのでその時はよろしくお願いします。

Re: とっとこハム太郎シリーズ第1弾リボンちゃん編 ( No.1 )
日時: 2019/05/31 23:01
名前: ミステリー (ID: Ag1rlUDl)

こんばんわ、ミステリーです。
更新が遅れてしまって申し訳ありませんでした。
日付が変わってしまいましたが、初投稿となるシリーズ第1弾「リボンちゃん編」を掲載したいと思います。
ちなみに、時間軸に関しては第2シリーズである「はむはむぱらだいちゅ」が終わった後の出来事になりますのでよろしくお願いします。

—STORY—

ある日のこと。自分の部屋でいつものようにおめかしをしているリボンちゃんはご機嫌だった。何故なら、いつも皆が集まっている地下ハウスへ行けば、皆と会うことができるし、遊んだりもできる。しかし、それだけが理由ではなかった。そう、それは大好きなハム太郎に会うことがリボンちゃんにとって一番の楽しみだった。

—リボンちゃんの部屋—

リボンちゃん「・・・・・」
リボンちゃん「うん、今日もバッチリ出来まちたわ♪」

リボンちゃんは毛並みを整え、トレードマークである青いリボンを身に着け、皆が集まる地下ハウスへ向かう準備をしていた。

リボンちゃん「今日は皆と何をして遊びまちょうか?」
リボンちゃん「考えただけでも楽しみでちゅわ♪」
リボンちゃん「・・・・・・・」

そう考えていたリボンちゃん。ところが、リボンちゃんはある人物のことを考えていた。
そう、それはリボンちゃんが大好きなハム太郎のことだった。

リボンちゃん「ハム太郎君、今日も来ているかしら?」
リボンちゃん「早く、会いたいでちゅわ♪」

ハム太郎のことを考えていたリボンちゃんは頬を赤く染まらせていた。

リボンちゃん「さて、準備が出来まちたわ」
リボンちゃん「早く、皆のところに行きまちょう♪」

スタ スタ

リボンちゃん「えいっ」

ピョ——ン!

リボンちゃん「・・・・・・・」スタン
リボンちゃん「それじゃあ、行ってきまちゅわ♪」

タタタタ

準備を終えたリボンちゃんは開いた窓から近くの大きな木にジャンプで飛び移り、「行ってきます」の挨拶を済ませてから皆が待つ地下ハウスへと向かって行った。

—公園—

スタ スタ

リボンちゃん「・・・・・・」
リボンちゃん「今日も気持ちの良いお天気でちゅわ♪」

リボンちゃんはそう言いながらいつもの公園を歩いていた。地下ハウスに行くときには必ずこの場所を通るのが当たり前である。

スタ スタ

リボンちゃん「もう、皆集まっているでちょうか?」

???「おーい、リボンちゃーん!」

リボンちゃん「あら?」

ハム太郎「おーい!」

リボンちゃんが地下ハウスへ向かっていると、後ろから誰かが呼ぶ声が聞こえた。リボンちゃんは後ろを振り返ると、そこにはハム太郎の姿があった。

リボンちゃん「あ、ハム太郎君!」

タタタ

ハム太郎「やあ、おはようなのだ、リボンちゃん!」

リボンちゃん「おはようでちゅわ、ハム太郎君♪」

ハム太郎「リボンちゃんもこれから地下ハウスに行くところ?」

リボンちゃん「ええ、ハム太郎君もでちゅか?」

ハム太郎「うん、ボクもこれから行くところだよ」

リボンちゃん「そうでちゅか♪」
リボンちゃん「それじゃあ、一緒に行きまちょう♪」

ハム太郎「うん、一緒に行こうなのだ!」

ハム太郎と合流したリボンちゃんは一緒に地下ハウスに向かって歩いて行った。

リボンちゃん「今日も良いお天気でちゅね」

ハム太郎「うん、とっても良い天気なのだ」

リボンちゃん「今日は何をして遊びまちょうか?」

ハム太郎「うーん、何をして遊ぼうか?」
ハム太郎「リボンちゃんは何をして遊びたいのだ?」

リボンちゃん「私は皆で遊べることなら何でも良いでちゅわ♪」

ハム太郎「ボクも皆で楽しく遊べることなら何でも良いのだ!」

リボンちゃん「・・・・・・」
リボンちゃん「(今なら、ハム太郎君に告白するチャンスでちゅわ!)」
リボンちゃん「(今日こそ、彼に私の思いを伝えなくてわ!!)」

ハム太郎と一緒に地下ハウスへ向かうリボンちゃん。そんなリボンちゃんは今日こそ、ハム太郎に自分の思いを伝えようとしていた。

リボンちゃん「あ、あの・・・・・ハム太郎君!!」

ハム太郎「ん、どうしたのだリボンちゃん?」

リボンちゃん「え・・・・・えっと・・・・」
リボンちゃん「じ、実は私・・・・・!!」

ハム太郎「?」

リボンちゃん「私・・・・・ハム太郎君のことが!!」

ハム太郎「あ、リボンちゃん!」
ハム太郎「地下ハウスが見えてきたのだ!」

リボンちゃん「え?」

ハム太郎に思いを伝えようとしていたリボンちゃん。しかし、リボンちゃんが思いを伝え切る前に目的地である地下ハウスに到着してしまった。

リボンちゃん「ほ、本当でちゅわ・・・・」

ハム太郎「もう皆集まっているかもしれないのだ」
ハム太郎「行こう、リボンちゃん!」

リボンちゃん「!」ガシ

ハム太郎「・・・・・・・」

リボンちゃん「ハ、ハム太郎君!?」

タタタ

リボンちゃん「・・・・・・」
リボンちゃん「(はぁ・・・・・また言えなかったでちゅわ)」
リボンちゃん「(もう、肝心なときにハム太郎君は・・・・)」
リボンちゃん「(・・・・・・でも)」

ハム太郎「・・・・・・」

リボンちゃん「(今こうしているときが私にとっては幸せなこと・・・・)
リボンちゃん「(ハム太郎君と一緒にいることこそが・・・・・)
リボンちゃん「(でも、次こそは必ず・・・・ハム太郎君に私の思いを伝えまちゅわ!!)」

ハム太郎に思いを伝えきれなかったリボンちゃんだったが、ハム太郎と一緒にいるときが一番幸せであることを感じていた。次こそは必ず、ハム太郎に思いを伝えようとリボンちゃんは決意した。
それから、二人はこのまま地下ハウスへと向かって走って行ったのだった。

Fin


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