二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

異世界転生物語
日時: 2019/09/14 19:59
名前: 橙さん (ID: aiwVW5fp)

ふう・・・今日の勉強はこれで終わりにしようかな。そう思いながらふと時計を見てみると、もうすでに日付が変わっていた。

「もうこんな時間か。早く寝なきゃ。」

寝る支度をしながら、今日も頑張って勉強したなと、思っている自分がいた。そんな自己満足のために俺は勉強をしているんじゃない。そういえば、自分の部屋に行くときに通ったお父さんとお母さんの部屋の電気、まだついたまんまだったな。

なにをしているのか確認をしようか迷ったが、睡魔に負けてしまい、ベッドに入った。
2分ほどですぐに寝息を立て始めた。家には不法侵入と、殺人を犯した凶悪人がいることも知らずに。




                      
その2日後、その家で一家全員が各部屋のベッドで殺害されているのが確認された。


鋭利な刃物を喉に刺されて、即死だったという。  

Re: 異世界転生物語 ( No.1 )
日時: 2019/09/15 09:57
名前: 橙さん (ID: aiwVW5fp)

一人の男の子がベッドから起きる。
(ん?ここはどこだ?いつもの部屋と違うぞ?)

すると、部屋のドアが突然開いた。「おお、カイ様。ご回復なされましたか?お体の調子は?」
執事的な人が俺に問いかけてきた。

ここは話を合わせておかないといけない気がして、大丈夫だと答えておいた。

「それは良かったです。まあ医者からは今日は絶対安静といわれたので今日はゆっくり休んでおいてください。」

そう言って執事が部屋から出て行く。しっかりとドアが閉められたことを確認してからため息をつく。

「ここ、どこだ・・・?」

昨日地球であったことを思い出す。(あれ?昨日はお父さんもお母さんも起きていた?なのに部屋から物音は一つもしなかったはず・・・。)

(なんでこの変な世界に転生したんだ?これまさか「異世界転生」ってやつかな?)

(でもなんで執事がこの家にいるのかな。家を探索しておきたいけれど、今日は安静らしいから、下手に動くと怪しまれるからなあ・・・探索は明日からにしようかな。)


そう思って目をつぶる。20分ほどで男の子は眠りについた。





翌朝。
昨日あったすこしの体のだるさが無くなっていたから、この家の探索をしようとベッドから起きる。

すると、ドアが開いた。そこには昨日の執事が立っていた。
「カイ様。お体はもう全快しましたか?」

「うん。もう大丈夫。ありがと。」

「それでは朝ごはんにしましょうか。」
あ、そっか。朝ごはんのことすっかり忘れてたな。では食堂に来てください。と言われたのだが食堂の場所が分かんない。どうしようかと困っていたらなぜか足がすっと動いた。

足の行くほうに身を任せておくと、食堂についた。食堂はとても広かった。そこにはすごく高級そうな服を着た男の人が食事を取っていた。

「おはよう、カイ。もう調子は大丈夫なのか?」

「はい、父上。もうすっかり元気になりました。」
なんか勝手に喋ったよ?この「カイ」っていうのは俺の名前らしい。この人はお父さんなんだな。

朝食は少しだった。(あっちの世界ならもっと食べてたんだけどね・・・)

少ししか食べていないけど、満腹だ。この人は小食なのかな?


朝食を食べ終わると執事について来いと言われたから、家を探索したい気持ちを抑えてついていった。

そこは射撃場のような所だった。

「今日も魔法の練習をしていきましょう。あの的を打ちぬくようにしてください。」

魔法ってこの世界は魔法が使えるのか。なんか適当に火をイメージして的に向かって手を振った。

すると、手からは青白い炎が飛び出し、的を打ち砕いた。

練習場に轟音が鳴り響いた。すると、兵士が飛び出してきた。
「カイ様!!大丈夫ですか?」

「私はいたって大丈夫だが?」

執事を見ると、呆然としていた。どうしたのだろうか?
そう思って読んでみた。この人の名前はなんていうのかな?
「おい、ビル。どうしたのだ?」

「ハッ。失礼いたしました。なんせカイ様があんなにすごい魔法を使うのですから。」

あ、だからか。なぜか呆然としてたからなあ・・・

「え?あの大きな音はカイ様の魔法によって出されたのですか?」
兵士が執事に聞く。
「そうだ。カイ様は優れた魔法の持ち主だったようだ。カイ様、この兵士にも先ほどの魔法を見せてやってくれませんか?」

「わかった。」

そう答えてからさっきと同じイメージで的に手を振った。
ゴアアアアアアアアアアアアアン!!!

「な・・・これが・・・カイ様の力なのか。国王様より・・・すごい。」

まさかの父は国王でした。で、自分は王子でした。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。