二次創作小説(紙ほか)

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家庭教師ヒットマンREBORN【avanti】
日時: 2019/11/02 10:19
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

ヴァリアーとの戦いを終えたボンゴレファミリー。

ツナたちの友人、同級生の少女、天草椿。彼女がなんとボンゴレの実の兄弟ファミリー

コスモファミリーの十代目ボスに選ばれていた!

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN【avanti】 ( No.1 )
日時: 2019/11/02 14:09
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

コスモファミリー、ボンゴレファミリー初代ボスの血の繋がった弟が兄に憧れて
作り出した自警団。だがしかし初代ボンゴレファミリー霧の守護者D・スペードの罠に
嵌り初代以降ボスが存在しないまま続いていた。そして今、再びコスモファミリーの
ボスが選ばれた。

「それが椿なの!?で、でも何で?今までボスはいなかったんでしょ」
「ツナの言う通りだ。選んだのは先代ボスじゃねえ、コスモファミリーの初代ボスの意志が
籠ったリング自らが選んだんだ」

椿が胸ポケットからリングを取り出した。

「これでしょ」

形やデザインはほとんどボンゴレリングに似ているが唯一違うのは橙色に輝く小さな
宝石が一つあることだ。

「そういえばリボーンさん、ボスが存在しないままって言ってましたけどそれ以外の守護者は
ずっと存在して来たんですか?」

獄寺がその疑問を投げかけた。

「そうだ。大空のリングのみ強い術を掛けられていたがそれ以外は無事だったため
大空以外の6人の守護者がコスモファミリーを守って来た。リングは既に十代目の
守護者たちに渡ってるし、もしかすると近くにいるかもな」

リボーンがフッと笑った。彼の言う通り、ボンゴレの守護者たちの近くに存在していた。

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN【avanti】 ( No.2 )
日時: 2019/11/02 17:01
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

黒曜ランドに一人の男が何の前触れも無くやって来た。彼は右手の指にリングを
嵌めている。黒曜中の制服であるカーキ色のジャケットを腰に巻いた背の高い男は
黒野枢くろのかなめと名乗った。

「君がクロームちゃんだよね。よろしく」
「…よ、よろしく」
「聞きたいことがあるんだけどいいかしら?貴方、なんでこのメス豚の名前なんて知ってるわけ?」

M・Mの言葉に枢は反応した。

「六道骸から雇われたんだよ。クローム髑髏の護衛役を…同時にコスモファミリーの
霧の守護者にも選ばれたわけだし丁度いいかなって」
「コスモファミリー?聞いたこともねえびょん」
「聞いたことが無いのも無理は無いさ。なんせ今の今までボスがいないまま存在し続けて来た
影の薄いファミリーだったからね。まぁ…マフィアに詳しい人なら知ってるんだろうけど」

霧の守護者、つまり彼も幻術を扱うことが分かる。そしてその腕は恐らくクローム以上だろう。
そして六道骸と同等。そして彼からクロームの護衛として雇われた辺り腕はかなり立つという
事である。

「あの私の護衛って…どうして?」
「どうしてって言われてもなぁ…六道骸に頼まれただけだし、そんなビクビクするな。別に
四六時中くっついてるわけじゃないからさ」

「だって見られたくないことだってあるだろうしな」などと冗談交じりに話す。同時刻、
並盛中。放課後、ほとんどの生徒が帰宅した後の学校。

「で、何の用?」
「挨拶ですよ。同じ雲の守護者同士、仲良くしましょう」
「群れるのは嫌いだよ」

そう言って彼、時谷千咲に背を向ける。背を向けたが興味が無いわけではない、見ただけでも
かなり強いことを雲雀は感じ取っていた。

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN【avanti】 ( No.3 )
日時: 2019/11/02 19:36
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

並盛中三年生の教室。そこには笹川了平がいる。彼の元にもコスモファミリーの守護者が
現れた。名は日暮俊樹ひぐれとしき。嵐の守護者で格闘家である。彼は笹川の事を
知っているらしく後から笹川も彼の正体を知った。

「だが晴の守護者が基本は格闘家じゃないのか?」
「そこはそのマフィアそれぞれだろう。で、お前の言う…その…ボクシングってのは?」
「なっ!?知らないのか!?」

日暮は驚いた。そして困った表情で頷く。

「なら言葉で説明するよりも実際にやって覚えた方がいいだろ」
「いや、別にやりたいって言ったんじゃなくて‥ハァ…」

ボクシング部の部室をたまたま通りかかったツナたちは笹川と日暮の姿を見た。上のベストを
脱ぎ袖を捲り笹川と話しながら何かをしていた。

「あのお兄さん、その人は…」
「おぉ、沢田か。コイツは今日転校してきた日暮俊樹だ。今、ボクシングを教えていたのだ」
「そういうことか…で、どうなんだ?覚え具合は」

リボーンに聞かれて笹川は横目で日暮を見た。ルールや基本姿勢などを知らない素人だが
覚えはかなり早く速度もパワーもあった。

「これからスパーリングをやろうと思ってるところだ」
「スパーリング…って?」

椿が首を傾げると笹川ではなく日暮が答えた。

「本格的な試合ってワケじゃないが試合形式で練習することだ」
「日暮、もう休憩はいらないのか?」

日暮が静かに頷いて椿のほうを見た。

「お前が椿か。これからよろしく」

それからリングでスパーリングが行われた。日暮の動きはスムーズで正確に笹川に攻撃を
与えていた。リボーンが目を細める。

了平の動きは決して悪くねえが俊樹の動きもプロ顔負けだな。今日初めてやった奴の
動きじゃねえ。


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