二次創作小説(紙ほか)

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BORUTO甘露寺伝
日時: 2020/01/19 18:35
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

<注意>
・ちょっぴりにわか、かも。
・オリキャラ多数。

甘露寺ミロクもまた忍である。彼女が主軸となって物語は動き出す。

1.シノブの初恋>>01
2.甘露寺一家>>02
3.森に住まう老人>>03
4.美弦を知る人>>04
5.ミロク所属、第八班>>05
6.養子のナガト>>06
7.鈴を奪え1>>07
8.鈴を奪え2>>08
9.鈴を奪え3>>09
(鈴を奪え1、2、3 >>07-09)

Re: BORUTO甘露寺伝 ( No.1 )
日時: 2019/11/24 19:05
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

上忍の父親、甘露寺美弦と一般人の母親、シノブの間に生まれたのがミロクである。

「で?お母さんっていつお父さんに恋したの?」
「そうねぇ…///」

そう、あれは春の頃。森に迷ってしまった私は悪い忍者さんに襲われていたの。

「なんか…随分と明るい口調だけどさ。明るくないよね?」
「ほら、ちゃんと話聞いてあげなよ」

お泊りで来ていたサラダが小声で注意する。
数人に囲まれてしまっては何の術も持たない私にとってはもう死を待つしかなかった。
そう覚悟したときに美弦さんに会ったのよ!あっという間に全員倒してね。

「もう!あの時のお父さんに一目惚れしちゃったのよ〜///」

シノブは両頬に手を添える。
藍色の髪をした美弦は足を怪我したシノブを抱いて木々の間をすり抜けていたという。
そしてシノブも怪我をした美弦の介護をしたりしていつの間にか相思相愛となった。そして
プロポーズしたのは美弦だという。

「わぁ…憧れちゃうなぁシノブさんみたいな恋」
「サラダちゃん、恋バナが好きなのね」
「はい!あのその美弦さんは?お仕事ですか?」
「えぇ。忍者のお仕事が忙しいのよ。だけどもうあの人ったら毎日、手紙をくれるのよ」

Re: BORUTO甘露寺伝 ( No.2 )
日時: 2019/12/16 17:15
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

甘露寺一族
深い歴史は無く近い昔に作られた一族。輪廻眼や写輪眼の幻術は全く効かない。さらに
白眼の透視能力すらも効かない体質の者が生まれる。ある意味、瞳術キラーと言える。
術も祖先から今に至るまで様々な特殊な術が創られ、それは子孫に受け継がれていく。
幾つかの術は印を結ばずに発動することが出来る者もいる。


甘露寺美弦
性別「男」
年齢「30歳」
身長「189㎝」
現在は七代目火影であるナルトの元で働いている。昔は暗部に所属しており追い忍としても
動いていた。その時に仕事中に出会ったシノブに惚れ彼女にプロポーズ。その後、彼の
性格に変化が現れた。仕事のために冷酷無情だったのが明るく人当たりが良い性格に変わった。
仕事で忙しくともシノブに手紙を送ったりお土産を持ってきたりしてラブラブである。
娘であるミロクの事も溺愛している。

甘露寺シノブ
性別「女」
年齢「30歳」
身長「169㎝」
穏やかな性格。一般市民であり忍についてはあまり詳しくない。多少は勉強しているらしい。
忍に襲われているところを美弦に助けてもらい彼を意識するようになった。美弦の事への
愛情は強くラブラブ夫婦である。娘のミロクに関しては勿論、大切にしており危険が伴う
事では無理をしないようにと何度も言いつけている。

甘露寺ミロク
性別「女」
年齢「14歳」
身長「156㎝」
美弦と同じく藍色の髪をしている。中性的な容姿。寛大で器も広く、優しい性格に惹かれる
者が少なくない。運動神経は悪いとは言わないが良いとも言えない。術に関してはセンスが
良い。

Re: BORUTO甘露寺伝 ( No.3 )
日時: 2019/12/08 18:44
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

「なぁ美弦さん、こんな森の中に誰がいるんだよ?」

ボルトは辺りを見回しながら言った。シノブは誰がいるのか知っているらしい。

「焦るなよ…オイ、何処にいるんだよ。折角だから挨拶に来てやったぞジジイ」
「相変わらずの減らず口じゃな美弦。少しは老人を敬え小僧」

長い髭を生やした年老いた男が現れた。シノブはスッと頭を下げた。彼女の元に彼が
近付く。

「ほぅ、中々美人じゃな。儂は金剛巌という…よろしく頼むぞ坊主共」
「ぼ、坊主って…ボルト君はまだしもサラダちゃんとうちは坊主じゃないけど」
「巌おじいさんってば、元気そうですね。とても100歳越えとは思えませんよ」

それに驚いた。確かに老人なのだがそこまで年老いているのにかなり元気だ。

「金剛一族は肉体が朽ちる速度が遅く長命だ。更に力を籠めれば刃も通さないと
されている。だけど忍術は扱えない…だったか」
「聞いたことも無い一族だってばさ」
「そうかもしれんな…じゃがお前たちの親よりも長生きしとる。それに…若造には
まだまだ負けんぞ」

Re: BORUTO甘露寺伝 ( No.4 )
日時: 2019/12/15 18:59
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

別の日、ミロクは自身の母シノブの手作り弁当を持って森へとやって来た。そこではとある
二人が修行している。

「お、ミロク!こっちだってばさ!」

ボルトが大きく手を振るのでミロクも手を振り返した。ボルトの師匠はサラダの父サスケ、
彼もミロクの方を見ていた。包みを外し弁当を見せるとボルトが目を輝かせる。

「美味しそうだな…!本当に食べていいのか!?」
「うん、そのために作ってたみたいだし。あ、サスケさんもどうぞ」
「すまない。そういえば美弦は家に帰っているのか?」

ミロクの父、美弦はどうやらサスケとも繋がりがあったようだ。

「帰ることは少ないけど…うちのお父さんは家族愛が激しいですから。手紙が山のように
届くことが度々」
「確かに俺も父ちゃんからミロクの父ちゃんの事、聞いたことあるなぁ」
「孤児で追い忍の仕事だけしかしてなかったからな…アイツは」
「え?そうなの?」

ミロクはサスケを見た。

「初めて出来た恋人と自分の子どもが俺の一番の宝だ…前にそう言っていた」

初めて知った。孤児、母親も父親も死にたった一人で任務に自分の居場所を見出していた。
そこにシノブという女性との出会いがあり彼をがらりと変えたのだろう。もう一つ、ミロクと
いう子が出来て更に愛着がわいたのだろう。愛を知らずに育ち、愛され、そして最後には
愛す側になったということだ。

「あの面白いミロクの父ちゃんも色々苦労してんだな」

Re: BORUTO甘露寺伝 ( No.5 )
日時: 2019/12/16 17:13
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

第八班。ミロクが所属する班。担当上忍であるコタローは体術、忍術、共にトップレベル。
ナガト、ヤヒコは若干体術よりだが彼らに欠けている術の部分をミロクが大幅にカバーし
バランスの取れた班となっている。

<担当上忍>うちはコタロー
ミロクたち第八班の担当上忍。サスケとは従弟であり同じように万華鏡写輪眼を持つ。
彼同様に火遁、雷遁の術を得意としている。親分肌で年上として、同じ班の仲間として
三人に接している。


日向ナガト
日向の分家出身だが今の日向家は差別がほとんどない。同名の人物と何か繋がりを持っている
ようだが…。天才肌であるが慢心はせず努力を惜しまない。ヒナタとハナビを尊敬している。
両親が早くに他界し甘露寺家に居候している。


夜桜ヤヒコ
ナガト同様、過去の同名の人物と何か繋がりがあるらしい。チャクラ操作が苦手だったが
ミロクのおかげで並々に出来るようになった。木ノ葉流体術の奥義である八門遁甲を自分の
使いやすいように、そしてリスクを最小限に抑えるように自力で編み出したオリジナル体術
「夜桜遁甲」を扱う。


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