二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

霊夢の過去〜その5〜
日時: 2019/12/08 15:21
名前: 岩林 美杏 (ID: f7aWX8AY)

グサァッ
針「フフッ…愚か者ね」
霊「う…嘘………」
霊「心………」
針「刺されそうになったアイツをおして自分を身代わり……ねぇ……」
私は心に声をかけれなかった。
自分のせいで…自分で逃げていれば…心「れ……霊夢……逃げ……ね…?」
霊「出来ないわよ!!!!」
霊「逃げたらアンタを見殺しにすることになるじゃないの!」
心「霊夢…私は博…麗の…巫女よ?」
霊「私もよ!今は博麗の巫女!幻想郷だって心だって守ってみせる!」
その時、後ろからずっと黙っていた針華の笑い声が聞こえた。
針「バッカじゃないの?心がその台詞を言うならまだ分かる。でもアンタよ?未熟すぎて私を倒せないわよ(笑)」
私は札を手にして
霊「夢想封印!!!」
これは心が使っていた技。あの時と同じ。すごい量の弾幕が出てくる。
針「まだまだだなぁ!こんな弾幕全てよけれる!」
霊「これなら! 夢想天生!」
針「なっ?!おまっ………」
針華は灰となって消えてしまった。
夢想天生が成功したことに少しの間、ぽかーんとしていた。
霊「あっ……心!!!大丈夫?」
心「霊夢…『大丈夫?』はこっちの台詞よ?…よかった…大丈夫そうで…」
霊「……だよ……やだよっ……また…一人になっちゃうよ……」
心「大丈夫だって……霊夢は……」
心はだんだん気が遠くなっていくようだった。
霊「やめてよ……一人はもう……無理だよ……」
心「霊夢……大丈夫だっ……て」
霊「心は…私にとっての…お母さんなんだから…!」
心「霊夢……お母さんって……もう……」
心はその先喋らなかった。
霊「あ……あああっっ!!うあぁぁぁぁぁっ!!!!」
私は心の手をずっと握っていた。親が死んだ時にはこんな感情にはならなかったのに…心だと…こんなに辛いなんて……
私にとって、本当のお母さんのような存在だった。実の親より……


小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。