二次創作小説(紙ほか)
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- 王族に転生してしまったのは何故でしょうか。
- 日時: 2019/12/18 20:50
- 名前: sushi (ID: m3TMUfpp)
今は0時10分。俺は残りに残った仕事を片付けている。今月で会社に入って2か月目。もう「慣れただろう」と言って部長は俺に残業をさせている。同僚はもう先に仕事を片付けて帰っていた。
俺はまあ帰ってもあまりすることがないし、仕事してお金でも貯めておけばいいかな、なんて思って仕事に疲れた俺の精神を癒す。あんまり癒せていないけども。
それから数十分して、俺は与えられた仕事をすべてし終えて家に帰るべく会社を出た。
この時間はもう電車はないので歩いて家まで帰る。ここから家まではどのくらい時間がかかるのだろうか。そんなことを考えながら家に帰る。俺は早く家に帰って寝床につきたかった。
ふと上を見上げると、ネオンに消されながらも頑張って光っている星があった。その星を見ながら明日もまた頑張ろう、そう思っていた矢先だった。
急に鳴り響くクラクションと甲高いブレーキ音が聞こえてから俺は記憶がない。
- Re: 王族に転生してしまったのは何故でしょうか。 ( No.1 )
- 日時: 2019/12/22 10:19
- 名前: sushi (ID: m3TMUfpp)
ひょんなことでこの世界に転生してからもう早くも10年がたつ。俺は10歳になった。(まあ当たり前なんだけど)俺は王族の家系に転生したみたいだ。
名前はカイ・メッツバーグ・ルクセイン、という。この国の王族の皇太子になった俺は日本に住んでいた時までとはいかないが、中々大変な生活をしている。まあこれも将来役に立つことなのだろう。
前世の記憶は何故思いだしたのかは知らないが、物心がついたときにはもう転生したことを知っていたので、精神年齢は10歳の子供よりもはるかに高いはずだ。
なんせ前世の記憶がありますから。この世界には来てよかったと思うことがある。それは、
この世界には魔法があるのだ。魔法があるのにもかかわらず、この世界には「なぜ火がついているのか」などの疑問を持つ人が少ないという。なので、魔法のイメージが乏しく、詠唱をしないとイメージできないらしい。俺は詠唱なんていらないけどね。
魔法を使うなんて日本にいるときは絶対無理なような体験ができている。最高だ。
俺は前世の記憶を駆使して10歳とは思えないような話し方や考え方、魔法の発想力をしている。父上からは「何年に一度の逸材だろうか・・・」と言われている。あ、父上はルクセイン王国の国王で、
名前はワデル・メッツバーグ・ルクセインという。 この世界でもさすがに父上には敬った態度をとらないといけないらしい。
あれから早くも5年がたった。俺は15歳になり、成人した。この学校は15歳から学校があり、優秀な人はここに集められる。当然俺も呼ばれた。その中で4つほどクラスが分けられており、俺はおそらくSクラスだろう、と言われている。明日はついにその試験の日。試験と言っても落ちたりするのではないので、気楽に受けることができる。(優秀じゃない人もいける学校がある。)
俺は試験対策として活用していたノートを復習として一度見返して、1日を終えた。
今日はついに試験の日。俺は朝食も早々に、試験会場へと向かう。もうすでに人がたくさんいた。俺は王族だから、貴族にはしっかりあいさつされたが、他の平民は俺と目を合わせようともしなかった。
まずは筆記試験だ。俺は席について、昨日復習したことを思い出し、テストにすべてをぶつけた。
次は・・・魔法の試験だ。他の人はどんな魔法を放つのか、気になっているので、楽しみにしていたのだ。
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