二次創作小説(紙ほか)
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- めざせ★ラッキーガール
- 日時: 2020/01/21 22:32
- 名前: 実玲花心 (ID: 8TaBVFdu)
第一話 ラッキーじゃない!
シュルルルルル ドンッ こんなの…
「ラッキーじゃない〜っ!!」
ハァはぁはぁ、ん?え…と、こんにちは?あたし、赤城莉子。現役バリバリのJTです。今、学校の廊下を歩いているところに野球のボールが飛んできました。あたし目掛けて。
「お、俺のボールを受け止めれる奴がいるなんて…」
この人は確か、野球部のキャプテンのはずだ。
「君、野球部に入部しないか」
「しませんよ。」
何考えてんだ、この人。フツー、廊下にボール飛んでこないよね!?まぁ、これには訳がある。あの日、始まったのだ。アイツとの因縁の関係が…
カラン! カラン! カラン!
「おめでとうございます!!!!」
ここは、家の近所にある普通の神社。そこで、ちょっと気分転換におみくじをひいた。だが、それが間違いだった。
「へ?」
神主「大当たりぃ。ラッキーなお嬢さんお名前をどーぞ!!」
「あ、赤城…莉子…ですけど…」
「大当たりを当てたあなたにはこれから、ラッキーがついてまわります。」
「ホントですか!?」
「ええ。ただし、…ボソッラッキーですけどね。」
「はい?ラッキーの前なんて言いました?」
「なんでも、ありまっせーん!」
神主さんがなんて言ったのかはわからないけどま、いっか。でも、ラッキーがついてまわるなんてラッキーじゃん!!!今日からあたし、ラッキーガールだね!そして、鼻歌交じりに神社を出ると‥
ドンっ
「キャッ ごめんなさい!」
「ンダァ、コラァ」
げっ。明らかなヤンキーの怖いお兄さんが出てきたよ!どうしよう!?
「なぁ〜んだ、一緒に遊ぼうよ。」
「ヤです!」
ヤ!このままじゃ連れて行かれちゃう!こんな大きな体に効く訳ないと思うけど‥…何もせずに捕まるより
マシだ!!
「せいやァッ」
「ぐほぉっ」
嘘!?やった!お腹にパンチしただけなのに!?今のうちに帰ろう!そして、帰っていると、
「莉子様…莉子様…」
「またッ?!誰!?」
あたしが後ろを振り返ると、そこには、中年の、でも、ダンディーな装束姿の叔父さんが立っていた。
「私、アンラッキーを司る神でございます。」
「ん?何て!もう一回言って!」
「私、アンラッキーを司る神でございます。」
「嘘でしょ?!」
神主さんは、ラッキーがついてまわるって…ん?あの時…
〜「ただし、…ボソッラッキーですけどね。」〜
って言ったような‥まさかあの、ボソッラッキーってアンラッキーのことだだったの?!
「やっぱりあなた帰ったら?」
「残念ですが、あなたと私の関係は続きます。」
「どうやったら終わるの?」
「千回アンラッキーが続けば終わります。」
「長い!」
あたしはラッキーを望んでたのに!
こんなの、
ぜんぜん、
ちっとも、
「ラッキーじゃな〜い!」
- Re: めざせ★ラッキーガール ( No.7 )
- 日時: 2020/02/07 20:23
- 名前: 美伶花心 (ID: .MCs8sIl)
ゆきちゃん、サクラさん、美杏、読んでくださった方ありがとう!
わが家ではiPadが壊れてしまいました。ネタもつきていたのですが、無人島を舞台に莉子のはちゃメチャストーリーをかきますのでどうぞよろしく!
PS,莉子の親友も今回から参戦します
第2話 無人島でびっくりポン!?
みなさま、こんにちは!莉子でございまァ〜す!ここでクイズです。私は今どこにいるでしょう?
ヒント1 みわたすかぎり海,海,海!
ヒント2 人がいない島
ここまで言えばみんなわかるよね。
正確は…Mu・Zi・nn・to・u☆
なんのいんねんか下校中にアンラッキーパワーで吹っとんでしまいました〜!はい拍手〜。
じゃなくてっ!ハァ、青いお空に星がみえるよ〜
そのお星さまはくるくると回り…こっちに落ちてくるっ!?
ドッターンッ!!!
「ここ…は?どこかしら?」
まった砂ぼこりの中からでてきたのは日本人形を思わせる黒髪。この子はもしや…
「日火里?!」
この子は私と同じ私立中学校に通っていて理事長の孫娘で上ぐつまでフランスのオーダーメイドの超箱入り娘なのだ
「莉子様…莉子様…」
「なにぃっ?!」
私はこのアンラッキーの神様に会ってから戦闘能力が数だんアップしたのだ
「いっしょにおでんはいかがですか?」
「たべるかァ!」
「いただくわ」
「ハァ?!」
「ところでおでんの具は何がお好きですか?」
日「私はキャビア巻き。あのツブツブ感が…」
「ないわぁ!そんな具っ」
日&神「ある!!!」
「わたくしはフォアグラですかね……」
「ない!!!」
「あります!!」
金持ちと神の頭はわからん……
なんで私ばっかり怒っているんだろう
こんなの、
ちっとも、
「ラッキーじゃな〜い!!」
- Re: めざせ★ラッキーガール ( No.8 )
- 日時: 2020/02/07 21:10
- 名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)
もはや決めゼリフ?ww
こんなの、
ちっとも、
「ラッキーじゃな〜い!!」
ww
- Re: めざせ★ラッキーガール ( No.9 )
- 日時: 2020/02/07 21:19
- 名前: 祭凛 ゆき (ID: .MCs8sIl)
wwww
確かにそれなww
はぁ、フォアグラか……
食べたことねぇわ
- Re: めざせ★ラッキーガール ( No.10 )
- 日時: 2020/02/07 22:08
- 名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)
あぁそれなぁ。マジで食べた事無いわぁ…。御嬢様は食べるんでしょうねぇ。あぁ羨ましい。w
- Re: めざせ★ラッキーガール ( No.11 )
- 日時: 2020/03/12 18:27
- 名前: 実玲花心 (ID: 1QpV5ZBE)
第3話 恋のラッキーを追い求めて
「ねぇ、日火里。」
「何かしら?」
「あのサァー、最近ずっとパンをくわえて登校してるんだけど、ぜんっぜん憧れの河合君とぶつからないんだけど!!!」
「それは毎日ご苦労様。この頃ずっと校門の前でむせていたのはこういう事だったのね」
「あんな男のどこがいいのかわからないけれど」
もう!日火里は全然わかってないなぁー。
わたしが河合君に恋をしたのは一年生の2学期。お弁当に持ってきていた昆布の瓶を開けれずに困っていたときのことだった。
「赤城さん、良かったらこれをつかってくれたまえ。」
と、河合君はあたしに「瓶の開け方120種類」という本をくれた。
それからあたしはその本を読みあさった。もう、開けられない瓶は無いのではないかと思う。
その後河合君は「お前が開けてやれよ!」と総ツッコミを受けていたが。
世の中はなかなかうまく行かないものである。
こんなの、
ちっとも、
「ラッキーじゃな〜い!!」

