二次創作小説(紙ほか)
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- インモータルフィロソフィー
- 日時: 2020/02/09 14:59
- 名前: 岩林 美杏 (ID: f7aWX8AY)
ハイ!
「何この題名」って思いませんでしたか?
これは〜……曲名なんです!
東方アレンジ 原曲 華狭間のバトルフィーバー
茨華仙こと茨木華扇の曲なんですよ!
さぁ!初歌詞解釈した小説、楽しんでね!まず歌詞からね♪
嫌気がさすくらいの鈍色の空へと
伸ばした右手は虚空を掴んだ
世界を羨んだ この世の片隅で 彼女だけが私を見つけてくれた
凛とした唄声だけが響いてる
いつも いつまでも
無くした心を 塗りつぶすように
私は唄を返す
当たり前を受け入れて
沈んでたはずの
私の心すら満たされて
この世界の 端っこだとしても
確かにつながっていたんだ
小説いくよ♪
…私の腕には、邪気が籠められていた。
私のその腕は切られ、封印された…
私が…その事実をしっかり受け入れられるまでに時間がかかった……
「華扇〜…華扇てば〜」
「……何?」
「もー!元気出しなって…」
すっ
「すぐに元気になるわけないでしょ?!ふざけないで!」
「かしぇん〜〜〜っ」
「フラれたな」
「う…勇…いで!殴るなよ!急に!」
「華扇もすぐにゃぁ立ち直れないよ…アンタ、早く元気になれって言ってるんだもん。キレてもおかしくない」
「………」
なんなのよ…
私だって…好きで落ち込んでいるわけじゃないのに…
「ねぇ、それ飾り?鬼の角なんて縁起が悪いよ?」
「………は?」
話しかけてきたのは、青い髪の少女。
「関係ないでしょ」
「あっ…」
私はその場を去った。
…私は腕を握りしめた…
なんで…こうなっちゃったのよ…!
ほー ほー
日が暮れてヤバイと思った。
こんな角つけた(本当は生えてるよ)人(鬼)が旅館なんかに行ったら…大パニックになりそう…
そう…
泊まるところがない!
「ううううん…」
「あれ?また居た。」
……また出た
青髪少女………
「泊まるとこないの?家に来る?」
「え?」
「私、魅愛!れっきとした仙人よ(えっへん)!」
「は…はぁ…私は華扇…」
「ねーねーその角、何処で売ってたの?」
「売ってないわよ…」
「え?じゃあ……」
「生えてるの」
言っちゃった…
まぁ…いいわ。
「生えてるって…鬼…本当に?」
「えぇ。まぁね。これは本来の姿じゃ無いけどね…」
魅愛は、何かひらめいたあと、何かをとりだした。
「……何それ」
「え?角隠すためのハンカチ〜(てってっれれ〜)」
魅愛は白いハンカチを私に差し出す。
「えいしょ、えいしょっと!」
魅愛は一生懸命角を隠す手伝い(……になるのか?)をしてくれた。
「あ、そうそう。なにか悩みがあるなら話してよ」
「ここらへんだったよ!」
「鬼がね!」
外がザワザワしてる…
そして寒気が走った。
「華扇…」
鬼って…
私のこと…よね…
「華扇!外に出ないでよ!」
「……う…」
「魅愛!鬼知らない?!」
外から声がする。
(こ…殺されてしまうのかしら…)
「し…知らないよ…?」
「もう良いよ…魅愛…」
皆の顔が凍りつく。
魅愛が角を隠すために結んでくれたハンカチをはずす。
「お…お前!!!」
「華扇!!」
「お前らグルなのか?!」
「魅愛ちゃん!鬼の味方なんてしちゃダメ!」
ぎゃぁぎゃあ喋る人間たち。
「華扇は悪い鬼じゃない!」
「じゃあ!お前も共犯って事で…こっちに来なさい。」
「み…魅愛!」
「鬼は黙ってろ!」
「華扇…またね…」
彼女はそう言葉を残した。
……恐らく殺されてしまうだろう。
「……ごめんなさい……」
「ごめんなさい…魅愛…」
あやまっても済む話じゃない…
けれど……
魅愛はこっちを振り替えって、
にっこりと笑う。
その笑顔は私に「大丈夫だよ」と、言ってくれているように思えた。
二日後には、私も魅愛が連れて行かれた所へ行かさた。
そこで彼女と出会う事はなかった。
人A「おい、彼奴、本当に鬼なのか?」
人B「そうだよ!角生えてんだよ!」
人A「でも鬼の割には大人し過ぎるし、罪を犯して無いんだろ?」
人B「暴走してからじゃ遅いんだよ!」
人A「ねぇ、お前」
人B「あ!殺されるぞ!」
「……そんなことしませんから」
人A「お前、なんか罪とか犯した?」
「……え?してないけれど…」
人A「お前あっちいってろ」
人B「はぁ?!」
……バタン!
戸が閉まる。
人A「特別だぞ」
「………は?」
その人は私を外に出してくれた。
「あの…魅愛は…どうなったんですか…?」
人A「あぁ…その子…死刑になるはずだったけど、急な病で亡くなっちゃって…」
「っ?!」
……そんな…
どうして…
人A「あ!思い出した!あの子に伝えて欲しいって言われたこと!」
私はさっぱりわからない。
魅愛が伝言を残した理由が…
人A「「またいつか私と会った場所で会おうね」って言ってたよ…あ!そろそろ帰らなきゃ…じゃね!」
…魅愛は、生まれ変わるつもりなのかしら…
私は、この約束が実行されるかわからないけれど、会った場所には行こうと思う。
それが…彼女の願いなら…
華扇がなんで仙人になったかは、私も考えてないけど…
魅愛の影響を受けたから…かな!
って思ってます!
感想&リクエスト待ってます!